リスグラシュー 牝 黒鹿毛 2014.1.18生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・矢作芳人厩舎
ハーツクライ 鹿毛 2001.4.15 種付け時活性値:1.00 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.15 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
アイリッシュダンス 鹿毛 1990.3.26 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 1976.2.19 | |
Severn Bridge 1965 | |||
ビューパーダンス 黒鹿毛 1983.2.26 |
Lyphard 1969.5.10 | ||
My Bupers 1967.6.1 | |||
リリサイド 鹿毛 2007.2.23 仔受胎時活性値:1.50 |
American Post 黒鹿毛 2001.2.3 種付け時活性値:1.25 |
Bering 栗毛 1983.3.20 |
▲Arctic Tern 1973 |
Beaune 1974.4.10 | |||
Wells Fargo 鹿毛 1996.4.14 |
Sadler’s Wells 1981.4.11 | ||
Cruising Height 1987.3.29 | |||
Miller’s Lily 鹿毛 1988.5.10 仔受胎時活性値:0.50 |
ミラーズメイト 黒鹿毛 1982.3.28 種付け時活性値:1.25 |
Mill Reef 1968.2.23 | |
Primatie 1975.4.23 | |||
Lymara 鹿毛 1978.2.16 仔受胎時活性値:0.25 |
★Lyphard 鹿毛 1969.5.10 種付け時活性値:0.00 |
||
Maradadi 鹿毛 1969.4.17 仔受胎時活性値:2.00 |
<5代血統表内のクロス:Lyphard4×5×4、Northern Dancer5×5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ハーツクライ (Halo系) |
American Post (Sea-Bird系) |
ミラーズメイト (Mill Reef系) |
★Lyphard (Northern Dancer系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
American Post (リリサイド) |
4.25 | Robin of Navanと同牝系 (No. 1-l) |
3番仔+ (3連産目+) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | リスグラシュー | 牝4 | 56 | J.モレイラ | 2:13.1 | 33.8 | 462 [+2] |
矢作芳人 | 3 | |
2 | 9 | クロコスミア | 牝5 | 56 | 岩田康誠 | 2:13.1 | クビ | 34.7 | 436 [+4] |
西浦勝一 | 9 |
3 | 7 | モズカッチャン | 牝4 | 56 | M.デムーロ | 2:13.6 | 3 | 34.7 | 490 [+6] |
鮫島一歩 | 1 |
4 | 5 | レッドジェノヴァ | 牝4 | 56 | 池添謙一 | 2:13.6 | クビ | 34.5 | 492 [+6] |
小島茂之 | 4 |
5 | 13 | ノームコア | 牝3 | 54 | C.ルメール | 2:13.7 | クビ | 34.9 | 466 [+10] |
萩原清 | 2 |
2018年の第43回エリザベス女王杯。リスグラシュー、悲願のGI初制覇、成る。併せて「雷神」「マジックマン」のジョアン・モレイラ騎手のJRA・GI初制覇、成る。
リスグラシュー、モレイラ騎手の手腕はもちろんですが、4歳の天高く馬肥ゆる秋、このタイミングで完全に実が入ったというところもあったのではないでしょうか。リスグラシューを初めて紹介したのは彼女が初めて重賞を制した2歳秋のアルテミスS(GIII)の折でしたが、その時は馬体重428kgでした。そうして、2年経た今、彼女の馬体重は462kg。かつて「黒鹿毛の流星、目元涼やかなぺっぴんさんは、ナリこそ430kg前後と小柄なものの、走りはダイナミックです」と書いた彼女の走り。ナリの成長と共にリスグラシュー、ダイナミックな走りに身体が追いついて、ようやく、大輪を咲かせてくれました。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
リスグラシュー、母リリサイドが2010年の仏1000ギニー(GI)1位入線6着から8年。
星霜を経て、母仔大願のGI優勝を遂げた、というところですね。
そうやな。今回のエリザベス女王杯は、1着のリスグラシューが母からの連想もあり「優美な百合」、2着のクロコスミア(2013.5.17)が「花の名。花言葉は気品ある精神」という馬名意味。
牝馬どうし、百花繚乱の争いの決着に相応しい馬名意味を持つ馬の1着2着だったというところでしょうか。
クロコスミアは2年連続でタイム差なしの2着だけに、悔しいやろうけれど、な……。