エコロデュエル 牡 青鹿毛 2019.5.4生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・原村 正紀氏 美浦・岩戸 孝樹厩舎
キタサンブラック 鹿毛 2012.3.10 種付け時活性値:1.50【6】 |
ブラックタイド 黒鹿毛 2001.3.29 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ウインドインハーヘア 鹿毛 1991.2.20 |
Alzao 1980.2.28 | ||
Burghclere 1977.4.26 | |||
シュガーハート 鹿毛 2005.3.6 |
サクラバクシンオー 鹿毛 1989.4.14 |
サクラユタカオー 1982.4.29 | |
サクラハゴロモ 1984.4.13 | |||
オトメゴコロ 栗毛 1990.4.18 |
ジヤツジアンジエルーチ 1983.2.22 | ||
テイズリー 1981.4.27 | |||
クラリネット 鹿毛 2007.1.29 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
Giant’s Causeway 栗毛 1997.2.14 種付け時活性値:0.25【9】 |
Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 |
Storm Bird 1978.4.19 |
Terlingua 1976.2.7 | |||
Mariah’s Storm 栗毛 1991.4.1 |
Rahy 1985.2.18 | ||
イメンス 1979.3.17 | |||
Legs Lawlor 鹿毛 2002.5.3 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
Unbridled 鹿毛 1987.3.5 種付け時活性値:1.50【14】 |
Fappiano 1977.5.19 | |
Gana Facil 1981.2.9 | |||
Evil Elaine 鹿毛 1984.4.11 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
Medieval Man 栗毛 1974.3.19 種付け時活性値:0.25【9】 |
||
Distinctive Elaine 鹿毛 1972.4.29 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
<5代血統表内のクロス:Lyphard5×5(父方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
キタサンブラック (サンデーサイレンス系) |
Giant’s Causeway (Storm Cat系) |
Unbridled (Mr. Prospector系) |
Medieval Man (Star Kingdom系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
キタサンブラック | 2.75 (【11】+【4】+【17】+【11】) |
大伯父Favorite Trick (No. 9-e) |
5番仔? (3連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
平均 1F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | エコロデュエル | 牡6 | 63 | 草野 太郎 | 4:50.5 | レコード | 2-1-1-1 | 13.6 | 476 [-2] |
岩戸 孝樹 | 5 |
2 | 1 | ネビーイーム | 牡7 | 63 | 小坂 忠士 | 4:51.8 | 8 | 6-6-4-3 | 13.7 | 536 [+2] |
佐々木 晶三 | 6 |
3 | 8 | インプレス | 牡6 | 63 | 小牧 加矢太 | 4:52.2 | 2 1/2 | 5-5-3-2 | 13.7 | 524 [-2] |
佐々木 晶三 | 4 |
4 | 4 | ジューンベロシティ | 牡7 | 63 | 森 一馬 | 4:53.3 | 7 | 1-2-2-3 | 13.8 | 470 [+2] |
武 英智 | 2 |
5 | 3 | マイネルグロン | 牡7 | 63 | 石神 深一 | 4:54.0 | 4 | 9-8-5-3 | 13.8 | 516 [-6] |
青木 孝文 | 1 |
「冠名+決闘」という馬名意味のエコロデュエル。その名の通りにレース後半、2周目の向こう正面からジューンベロシティ(2018.4.10)との一騎打ちとばかりに進出。ジューンベロシティ騎乗の森一馬騎手の「そこから行ったら早いっすよ」「太郎さん、早いっすよ」の2度の声掛けをスルーして勝ちに行ったエコロデュエルと草野太郎騎手。最近はレース中に時速が表示されますから、平地で60km/h近いスピードを出して駆けたエコロデュエルのペースは確かに速く見えました。残り800mで単騎となったエコロデュエル、600mを切って「頑張れ!!辛いよな、頑張れ!!」と草野騎手の掛け声。最後の直線に入って10号障害のハードルを跳んだ時に「危ない!!」となりましたが、草野騎手が鬼の体幹で乗り切ると後はエコロデュエルと草野騎手の世界となり、フィニッシュ前の70mで「頼むっ!!頼むっ!!」。そうして決勝点では2着のネビーイーム(2018.2.19)に8馬身差、終わってみれば中山芝4260mのコースレコード4分50秒5の完勝。エコロデュエル、草野騎手、岩戸孝樹調教師、原村正紀オーナー。皆がJ・GI初勝利となった2025年の中山グランドジャンプでした。
エコロデュエルの父キタサンブラックは種牡馬としてもその能力を大いに発揮しており、種牡馬供用の初年度となった2019年生まれ世代からGI6勝の「天才」イクイノックス(2019.3.23)、JBCクラシック(JpnI)勝ち馬ウィルソンテソーロ(2019.2.25)、そして中山グランドジャンプの勝ち馬エコロデュエルを輩出。平地芝、平地ダート、そしてジャンプレースと異なるジャンルのチャンピオンホースを一気に送り出したあたり、サスガは顕彰馬キタサンブラック。



エコロデュエルは中山グランドジャンプの勝ち馬まで登り詰めたものの、ジャンプはまだまだ上手になってくれそうですし、さらなる成長が見込めるのではないでしょうか。ともあれ「相棒」草野騎手と共にJ・GIの金看板を蹄中に収めたエコロデュエル、激走の疲れを癒やして、また暮れの中山大障害(J・GI)での快走を期待しています。
それでは、これから走る馬、人すべてがどうか無事でありますように。
