第159回オーストラリアンダービー(GI)の勝ち馬-Quick Thinker(2016.9.7)-

Result

Quick Thinker(クイックシンカー) 牡 青鹿毛 2016.9.7生 豪州・Bowcock Bloodstock生産 馬主・O T I Racing, D Honiss Et Al 新国・Murray Baker & Andrew Forsman厩舎

Quick Thinker(2016.9.7)の4代血統表
So You Think(NZ)
黒鹿毛 2006.11.10
種付け時活性値:0.25
High Chaparral(IRE)
鹿毛 1999.3.1
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Kasora
鹿毛 1993.4.17
Darshaan 1981.4.18
Kozana 1982.2.27
Triassic
鹿毛 1990.9.24
▲Tights(USA)
鹿毛 1981.2.19
Nijinsky 1967.2.21
Dancealot 1971.4.25
Astral Row
鹿毛 1979
▲Long Row(GB) 1970
Pak Bun Bay 1970
Acouplamas(AUS)
鹿毛 2006.9.4
仔受胎時活性値:0.25
Al Maher(AUS)
鹿毛 2001.10.17
種付け時活性値:1.00
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Show Dancing
鹿毛 1993.11.10
Don’t Say Halo 1982.4.6
Dancing Show 1983.3.19
Mahira(AUS)
青鹿毛 2000.11.8
仔受胎時活性値:1.25
Canny Lad(AUS)
黒鹿毛 1987.9.1
種付け時活性値:1.00
★Bletchingly 1970
Jesmond Lass 1975.11.20
Tilly Foster(NZ)
鹿毛 1981
仔受胎時活性値:0.50
Vice Regal(NZ)
鹿毛 1973.9.1
種付け時活性値:1.75
Gentle Thoughts(NZ)
鹿毛 1971
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5、Nijinsky4×5>

Quick Thinker(2016.9.7)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
So You Think
(Sadler’s Wells系)
Al Maher
(デインヒル系)
Canny Lad
(Star Kingdom系)
Vice Regal
(Relic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Vice Regal
(Waft)
2.25 近親にヴィクトリアダービー馬
(No. 16)
4番仔?
(4連産目?)

*

2020年の第159回オーストラリアンダービー(GI。ランドウィック芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 6 Quick Thinker 牡3 56.5 Opie Bosson 2:34.24 Murray Baker & Andrew Forsman 4
2 7 Zebrowski せん3 56.5 Hugh Bowman 0.2 Michael, Wayne & John Hawkes 5
3 5 Eric The Eel せん3 56.5 Nash Rawiller 1.5 Stuart Kendrick 6
4 2 Shadow Hero せん3 56.5 Joshua Parr 7.5 Mark Newnham 3
5 12 Sacramento せん3 56.5 Adam Hyeronimus 8.5 Gai Waterhouse & Adrian Bott 8
G1オーストラリアンダービー、連闘のクイックシンカーが死闘を制す | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
G1オーストラリアンダービー(3歳、芝2400m)がランドウィック競馬場で現地4日に行われ、4番人気のクイックシンカーが序盤の2番手から中団に下げ、馬群の大外を回って直線に進入。背後から内を突いた5

11頭立てとなった2020年の第159回オーストラリアンダービー。Quick Thinker、スタート直後は2番手に付け、道中は落ち着いて5番手あたりを進み、直線は外から回して内のZebrowski(2016.10.23)との叩き合い。それぞれの鞍上のオピー・ボッソン(1980.7.24)とヒュー・ボウマン(1980.7.14)。共に日本での騎乗経験もある南半球の名手、誕生日が10日違いの同い年2人の勝負は、最後はわずかにボッソン騎手に軍配が上がりました。

今回のQuick Thinkerの勝利により、2017年の第156回のJon Snow(2013.9.21)、2018年の第157回のLevendi(2014.9.8)、2019年の第158回のAngel of Truth(2015.10.12)に続いて、4年連続となる「タロックS(豪GII)1着からの連闘馬」によるオーストラリアンダービー制覇と相成りました。結果、私がこのサイトを開設してからのこの4年間、紹介しているオーストラリアンダービーの勝ち馬は、いずれも「タロックS(豪GII)1着からの連闘馬」ということです^^;

Quick Thinkerの父So You Thinkは南北両半球で合わせてGI10勝の名馬、祖父High Chaparralは第223回英ダービー(GI)を含むGI6勝の名馬。High Chaparral、実は私の1番好きなSadler’s Wells産駒でして、近来の英ダービー馬にしては珍しく古馬になっても現役を続けたのが琴線に触れたのでした。そんなHigh Chaparralの仔孫の活躍は嬉しく、特に南半球の芝が合うのか、So You Think、Dundeel(2009.11.18)、Shoot Out(2006.8.12)とGI5勝以上の傑出馬はいずれも南半球産馬です。Quick Thinker、血統背景が加味されたのかせん馬にされず牡馬のままですので、世代継承の仕事にも期待が掛かります。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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