Baaeed(バーイード) 牡 鹿毛 2018.4.8生 英国・Shadwell Estate Company Limited生産 馬主・Shadwell Estate Company Ltd 英国・William Haggas厩舎
Sea The Stars 鹿毛 2006.4.6 種付け時活性値:0.75【11】 |
Cape Cross 黒鹿毛 1994.3.13 |
Green Desert 鹿毛 1983.4.16 |
Danzig 1977.2.12 |
Foreign Courier 1979.4.11 | |||
Park Appeal 黒鹿毛 1982.4.9 |
Ahonoora 1975.4.12 | ||
Balidaress 1973.4.22 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967.1.31 | ||
Anatevka 1969.2.13 | |||
Aghareed 鹿毛 2009.2.14 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 種付け時活性値:0.50【18】 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Miesque 鹿毛 1984.3.14 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
Pasadoble 1979.4.1 | |||
Lahudood 鹿毛 2003.3.2 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Singspiel 鹿毛 1992.2.25 種付け時活性値:0.50【10】 |
In the Wings 1986.1.17 | |
Glorious Song 1976.4.22 | |||
Rahayeb 鹿毛 1996.3.3 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
アラジ 栗毛 1989.3.4 種付け時活性値:1.50【6】 |
||
Bashayer 黒鹿毛 1990.1.30 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector3×4×5、Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Sea The Stars (Danzig系) |
Kingmambo (Mr. Prospector系) |
Singspiel (Sadler’s Wells系) |
アラジ (Blushing Groom系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
アラジ (Rahayeb) |
6.00 or 4.00 |
祖母が米GI2勝馬 (No. 2-f) |
5番仔? (5連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | Baaeed | 牡4 | 61.7 | Jim Crowley | 1:37.74 | William Haggas | 1 |
2 | 7 | Modern Games | 牡3 | 58.1 | William Buick | 1 3/4 | Charlie Appleby | 3 |
3 | 5 | Alcohol Free | 牝4 | 60.3 | Rob Hornby | 1 3/4 | Andrew Balding | 2 |
4 | 2 | バスラットレオン | 牡4 | 61.7 | 坂井 瑠星 | 短アタマ | 矢作 芳人 | 7 |
5 | 6 | Angel Bleu | 牡3 | 58.1 | Frankie Dettori | 3/4 | Ralph Beckett | 5 |
2022年の第136回サセックスS。日本から果敢な挑戦を見せたゴドルフィンマイル(UAE・GII)勝ち馬バスラットレオン(2018.3.25)。
Racing Postにおいてゴドルフィンマイルでは16頭立て15番人気、そして今回のサセックスSでは7頭立ての最低人気。バスラットレオン、そんな戦前の人気を跳ね返す走りを見せてくれています。今回のサセックスSは発馬直後に躓き加減となりましたが、敢然とした逃げを見せ「もしかしたら」と夢を見させてくれた、良い走りっぷりでした。鞍上の坂井瑠星騎手は3着に残せなかったのは自分の力不足と思いますが、バスラットレオンは良く頑張ってくれたと思います
と自分に厳しいコメントを残されましたが、相棒を上手にエスコートされていました。
ただ、今回は相手が悪かった。2022年現在における欧州最強マイラーが相手では、ですね^^;
Baaeed、道中後方2番手で折り合って、残り2ハロンで大外から進出してくる時の、その脚色の良さよ。そしてラスト1ハロンでビュンと抜け出す時の、その脚の速さよ。Baaeed、デビュー以来9戦9勝の負けなし。昨年2021年9月のムーラン・ド・ロンシャン賞(仏GI)、10月のクイーンエリザベス2世S(英GI)、今年2022年5月のロッキンジS(英GI)、6月のクイーンアンS(英GI)、そして7月のサセックスSとマイルGI5連勝。
GI5連勝中、クイーンエリザベス2世Sで1歳年上のこれも超強豪マイラーだったPalace Pier(2017.3.20)との一騎打ちの「クビ」差が最も僅差の勝負でしたが、それ以外はいずれも2着を1馬身以上離す勝利。特に前走のクイーンアンSは、鞍上のジム・クローリー騎手はステッキを振るっているようには見えませんでした。Baaeed、これは強い。
Baaeed、次走は英インターナショナルS(GI)になる模様。マイルのスペシャリストから中距離もこなせるゼネラリストへ。果たして父Sea The Starsとの父仔制覇かつ10連勝となりますでしょうか。欧州最強マイラーの8月の走りも楽しみにしたいと思います。
そしてまたバスラットレオンは8月にはジャック・ル・マロワ賞(仏GI)に挑戦する予定ですので、こちらも期待しています(^^)
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#矢作芳人調教師の管理馬が英国のマイルGIに挑戦する際には、歴史的マイラーが立ちはだかる構図なのでしょうか。11年前の2011年、セントジェームズパレスS(英GI)にグランプリボス(2008.3.28)がチャレンジした時にはFrankel(2008.2.11)が居ましたので^^;