Ghaiyyath(2015.4.19)-第49回英インターナショナルS(GI)の勝ち馬+α-

Result

Ghaiyyath(ガイヤース) 牡 鹿毛 2015.4.19生 愛国・Springbank Way Stud生産 馬主・Godolphin 英国・Charlie Appleby厩舎

Ghaiyyath(2015.4.19)の4代血統表
Dubawi
鹿毛 2002.2.7
種付け時活性値:1.00【12】
Dubai Millennium
鹿毛 1996.3.20
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Colorado Dancer
黒鹿毛 1986.2.13
Shareef Dancer 1980.3.3
Fall Aspen 1976.3.9
Zomaradah
鹿毛 1995.2.21
Deploy
鹿毛 1987.5.15
Shirley Heights 1975.3.1
Slightly Dangerous 1979.4.8
Jawaher
鹿毛 1989.5.13
ダンシングブレーヴ 1983.5.11
High Tern 1982.5.1
Nightime
栗毛 2003.4.5
仔受胎時活性値:0.75【11】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
種付け時活性値:1.00【4】
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Caumshinaun
栗毛 1997.1.27
仔受胎時活性値:1.25【5】
Indian Ridge
栗毛 1985.3.22
種付け時活性値:0.75【11】
Ahonoora 1975.4.12
Hillbrow 1975
Ridge Pool
栗毛 1991.5.4
仔受胎時活性値:1.25【5】
Bluebird
鹿毛 1984
種付け時活性値:1.50【6】
Casting Couch
鹿毛 1985.1.27
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5、Northern Dancer5×4>

Ghaiyyath(2015.4.19)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Dubawi
(Mr. Prospector系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
Indian Ridge
(Ahonoora系)
Bluebird
(Storm Bird系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Bluebird
(Caumshinaun)
4.50 母が愛1000ギニー馬
(No. 20-c)
3番仔?

*

2020年の第49回英インターナショナルS(GI。ヨーク芝10F56y)の結果


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 2 Ghaiyyath 牡5 59.9 William Buick 2:07.38 Charlie Appleby 1
2 4 Magical 牝5 58.5 Ryan Moore 3 A P O’Brien 2
3 3 Lord North せん4 59.9 James Doyle 1 1/4 John Gosden 3
4 5 Kameko 牡3 56.7 Oisin Murphy 3/4 Andrew Balding 4
5 6 Rose of Kildare 牝3 55.3 Franny Norton 2 3/4 Mark Johnston 5
ガイヤースがまたも余裕の逃げ切り、英インターナショナルSを制す | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地19日、英ヨーク競馬場にてG1英インターナショナルステークス(芝10ハロン56ヤード)が行われ、1番人気に推されていたW.ビュイック騎乗のガイヤースが逃げ切った。 スタート直後から単騎逃げの

Ghaiyyath、強し。2020年に入ってドバイミレニアムS(UAE・GIII)、コロネーションC(英GI)、エクリプスS(英GI)、

Ghaiyyath(2015.4.19)-第123回エクリプスS(英GI)の勝ち馬-
Ghaiyyath(ガイヤース) 牡 鹿毛 2015.4.19生 愛国・Springbank Way Stud生産 馬主・Godolphin 英国・Charlie Appleby厩舎

そして英インターナショナルSと負け無しの4連勝。GIレースは14馬身差の大圧勝だった2019年のバーデン大賞(独GI)を含めて通算4勝。逃げて自分のペースに持ち込んで、そのまま押し切る。単純に強い。

↑で引いたJRA-VAN Ver.Worldの記事におけるチャーリー・アップルビー調教師の談話によりますと、

そして昨年は10着に終わった凱旋門賞に触れ、「選択肢としてある」と再挑戦を示唆。「アイリッシュチャンピオンステークス、凱旋門賞、ブリーダーズカップ、さらに日本のレースもある。選択肢はとても多い」と日本遠征の可能性もほのめかしていた。

近年の趨勢を思うと「こんな大物が日本のレースで走ってくれるのか」と訝しんでしまいます。今年2020年はCOVID-19の影響もありますし、なおのこと、ですね。

ともあれ、強者Ghaiyyath。いずれの路線に向かうにせよ、ただただ楽しみです。

*

Ghaiyyathの紹介は2度目でもあり、今回は英インターナショナルSで一緒に走って3着だった同じDubawi産駒も紹介しておきます。

Lord North(ロードノース) せん 鹿毛 2016.2.9生 愛国・Godolphin生産 馬主・HH Sheikh Zayed bin Mohammed Racing 英国・John Gosden厩舎

Lord North(2016.2.9)の4代血統表
Dubawi
鹿毛 2002.2.7
種付け時活性値:1.25【13】
Dubai Millennium
鹿毛 1996.3.20
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Colorado Dancer
黒鹿毛 1986.2.13
Shareef Dancer 1980.3.3
Fall Aspen 1976.3.9
Zomaradah
鹿毛 1995.2.21
Deploy
鹿毛 1987.5.15
Shirley Heights 1975.3.1
Slightly Dangerous 1979.4.8
Jawaher
鹿毛 1989.5.13
ダンシングブレーヴ 1983.5.11
High Tern 1982.5.1
Najoum
鹿毛 2008.2.16
仔受胎時活性値:1.75【7】
Giant’s Causeway
栗毛 1997.2.14
種付け時活性値:0.50【10】
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Mariah’s Storm
鹿毛 1991.4.1
Rahy 1985.2.18
イメンス 1979.3.17
Divine Dixie
黒鹿毛 1995.4.8
仔受胎時活性値:1.00【12】
Dixieland Band
鹿毛 1980.3.20
種付け時活性値:1.50【14】
Northern Dancer 1961.5.27
Mississippi Mud 1973.4.29
Hail Atlantis
鹿毛 1987.2.17
仔受胎時活性値:1.75【7】
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
種付け時活性値:1.00【12】
Flippers
栗毛 1981.4.23
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4×5、Roberto5×5>

Lord North(2016.2.9)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Dubawi
(Mr. Prospector系)
Giant’s Causeway
(Storm Cat系)
Dixieland Band
(Northern Dancer系)
Seattle Slew
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Dixieland Band
(Najoum)
5.75 伯父といとこが米GI馬
(No. 5-h)
2番仔?

*

2020年の第127回プリンスオブウェールズS(英GI。アスコット芝9F212y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 6 Lord North せん4 57.2 James Doyle 2:05.63 John Gosden 3
2 1 Addeybb せん6 57.2 Tom Marquand 3 3/4 William Haggas 2
3 3 Barney Roy せん6 57.2 William Buick 1 1/4 Charlie Appleby 4
4 5 Japan 牡4 57.2 Ryan Moore 1/2 A P O’Brien 1
5 2 Bangkok 牡4 57.2 Silvestre De Sousa ハナ Andrew Balding 7
ロードノースがG1プリンスオブウェールズSを快勝、ジャパンは4着 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地17日、英ロイヤルアスコット開催のG1プリンスオブウェールズステークス(芝10ハロン)が行われ、J.ドイル騎乗のロードノースが快勝した。 レースはバンコクが引っ張り、アデイブが2番手で追走す

2020年のロイヤルアスコット開催の中距離王者決定戦において3と4分の3馬身差の快勝を収めたのは、前走ブリガディアジェラードS(英GIII)でグループレース初勝利を果たしたばかりだったLord North。私がしっかり見切れていないのはあるのですが、英国の平地GIで上位3頭がいずれも「せん馬」であるというのは珍しいと思いました。このレース3着だったBarney Roy(2014.1.29)は2017年に引退、2018年の種牡馬入り後に繁殖能力に問題が発覚し、2019年にせん馬として競走復帰した馬として知られています。

Lord Northについて、↑で引いたJRA-VAN Ver.Worldの記事におけるジョン・ゴスデン調教師の談話によりますと、

ゴスデン調教師は「去勢してから落ち着いているが、いまだにとてもお調子者な馬。それでも以前のようにクレイジーではない」と語っていた。

とのこと。英語版WikipediaのLord Northの記事によりますと、Lord Northは3歳時、昨年2019年6月に去勢されたようですが、その1年後に見事にGI馬まで登り詰めました。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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