Eldar Eldarov(2019.2.17)-第246回英セントレジャーS(GI)の勝ち馬+α-

Result

Eldar Eldarov(エルダーエルダロフ) 牡 鹿毛 2019.2.17生 英国・Miss K. Rausing生産 馬主・KHK Racing Ltd 英国・Roger Varian厩舎

Eldar Eldarov(2019.2.17)の4代血統表

Dubawi
鹿毛 2002.2.7
種付け時活性値:0.00【16】
Dubai Millennium
鹿毛 1996.3.20
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Colorado Dancer
黒鹿毛 1986.2.13
Shareef Dancer 1980.3.3
Fall Aspen 1976.3.9
Zomaradah
鹿毛 1995.2.21
Deploy
鹿毛 1987.5.15
Shirley Heights 1975.3.1
Slightly Dangerous 1979.4.8
Jawaher
鹿毛 1989.5.13
ダンシングブレーヴ 1983.5.11
High Tern 1982.5.1
All At Sea
鹿毛 2011.3.10
仔受胎時活性値:1.75【7】
Sea The Stars
鹿毛 2006.4.6
種付け時活性値:1.00【4】
Cape Cross
鹿毛 1994.3.13
Green Desert 1983.4.16
Park Appeal 1982.4.9
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Albanova
芦毛 1999.2.16
仔受胎時活性値:0.75【11】
Alzao
鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:0.50【18】
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Alouette
芦毛 1990.4.29
仔受胎時活性値:2.00【8】
★Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
種付け時活性値:0.00【8】
Alruccaba
芦毛 1983.3.6
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5、Shirley Heights4×5、Lyphard4×5、Northern Dancer5×5>

Eldar Eldarov(2019.2.17)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★Dubawi
(Mr. Prospector系)
Sea The Stars
(Danzig系)
Alzao
(Lyphard系)
★Darshaan
(Mill Reef系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sea The Stars
(Park Appeal)
6.00 祖母が独GI3勝馬
(No. 9-c)
3番仔
(3連産目)

*

2022年の第246回英セントレジャーS(GI。ドンンカスター芝14F115y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 Eldar Eldarov 牡3 58.5 David Egan 3:08.39 Roger Varian 2
2 6 New London 牡3 58.5 William Buick 2+1/2 Charlie Appleby 1
3 4 Giavellotto 牡3 58.5 Neil Callan クビ Marco Botti 7
4 8 Haskoy 牝3 57.2 Frankie Dettori (2位降着) Ralph Beckett 2
5 7 Emily Dickinson 牝3 57.2 Sean Levey アタマ A P O’Brien 6
【英セントレジャー】今夏来日イーガン騎手が英クラシック初勝利!エルダーエルダロフが制す | JRA-VAN Ver.World
<英セントレジャー>◇11日=ドンカスター(英国)◇G1◇芝2910メートル◇3歳◇出走9頭 エリザベス女王が死去し、日程変更のために1日遅れの開催となった今年の英セントレジャーは、エルダーエルダロフ

2022年の第246回英セントレジャーS。エリザベス2世女王陛下の崩御に伴い、1日順延の9月11日に開催となった最古のクラシックレース。エリザベス2世女王陛下も英オークス(GI)馬Dunfermline(1974.4.15)により、後の凱旋門賞(仏GI)2勝馬Alleged(1974.5.4)を負かして1977年の第201回を勝利されたことで知られています。

エリザベス2世女王陛下の愛馬たち-後編-
エリザベス2世女王陛下の愛馬たち-後編- Highclere(ハイクレア)、Dunfermline(ダンファームリン)、Estimate(エスティメイト)
Alleged(1974.5.4)-凱旋門賞(仏GI)が100回を迎えるに当たり(No.5)-
Alleged(アレッジド) 牡 鹿毛 1974.5.4生~2000.6.23没 米国・Mrs. June H. McKnight生産 馬主・Robert Sangster et al. 愛国・Vincent O'Brien厩舎

Dunfermlineはオーナーブリーダーがエリザベス2世女王陛下、Allegedは鞍上がレスター・ピゴット騎手。人を思えば、2022年は英国が生み出した「宝」を、一気にお二方失ってしまったという年になってしまいました。

Lester Piggott(1935.11.5~2022.5.29)-レスター・ピゴット。英ダービー9勝の伝説の騎手、逝く-
Lester Piggott(1935.11.5~2022.5.29)-レスター・ピゴット。英ダービー9勝の伝説の騎手、逝く-

けれど、時が進む限りにおいて、血は巡り、馬と共に人は駆けて続けて行きます。

*

英セントレジャーSの第246回を制したのは、戦前2番人気だったEldar Eldarov。9頭立てを道中は5番手あたりを追走。私、レース動画を見て「黄、黒縦縞の帽子と勝負服。社台グループ!?」と思わず口走ってしまったのですが、Eldar Eldarovのオーナーは「KHK Racing Ltd」であり、袖口も黒になっていました。ともあれ、親近感を覚えるレーシングシルクを背にしたEldar Eldarov。ドンカスター競馬場の5ハロンという長い直線を外から追うと、諸々ごちゃついた内の馬たちを尻目に、最後は綺麗に抜け出していました。

Eldar Eldarov、伊達や酔狂でロイヤルアスコット開催の14ハロン32ヤードのクイーンズヴァーズ(英GII)を勝ち切っていた訳ではありません。そんなEldar EldarovのGI初勝利は、鞍上のデヴィッド・イーガン騎手にとっては英国クラシック初制覇となり、管理されるロジャー・ヴァリアン調教師にとっては、2014年の第238回を制したKingston Hill(2011.1.15)に続く英セントレジャーS2勝目となりました。それぞれにおめでとうございました。

*

Eldar Eldarovは祖母Albanovaがオイロパ賞(独GI)、ドイツ賞(GI)、ラインラントポカル(独GI)と独国の芝2400mのGI3勝を挙げた名牝。さて、祖母Albanovaと言いますと、欧州において破竹の勢いで連勝を遂げている名牝と同じ。そんな訳で「同一牝系馬の連動する活躍」ということで、Eldar Eldarovの従姉も紹介しておきます。ああ、手数を増やす悪い癖が出ました^^;

Alpinista(アルピニスタ) 牝 芦毛 2017.2.16生 英国・Miss K. Rausing生産 馬主・Miss K. Rausing 英国・Sir Mark Prescott Bt厩舎

Alpinista(2017.2.16)の4代血統表

Frankel
鹿毛 2008.2.11
種付け時活性値:0.00【8】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
Alwilda
芦毛 2010.2.12
仔受胎時活性値:1.50【6】
Hernando
鹿毛 1990.2.8
種付け時活性値:0.75【19】
Niniski
鹿毛 1976.2.15
Nijinsky 1967.2.21
Virginia Hills 1971.3.15
Whakilyric
鹿毛 1984.2.17
Miswaki 1978.2.22
リリズム 1979.4.21
Albanova
芦毛 1999.2.16
仔受胎時活性値:0.50【10】
Alzao
鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:0.50【18】
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Alouette
芦毛 1990.4.29
仔受胎時活性値:2.00【8】
★Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
種付け時活性値:0.00【8】
Alruccaba
芦毛 1983.3.6
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5×5、Miswaki4×4、Lyphard4×5(母方)>

Alpinista(2017.2.16)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Frankel
(Galileo系)
Hernando
(Nijinsky系)
Alzao
(Lyphard系)
★Darshaan
(Mill Reef系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Hernando
(Whakilyric)
5.50 祖母が独GI3勝馬
(No. 9-c)
初仔

*

2022年の第161回ヨークシャーオークス(英GI。ヨーク芝11F188y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 Alpinista 牝5 61.2 Luke Morris 2:29.92 Sir Mark Prescott Bt 1
2 7Tuesday 牝3 57.2 Ryan Moore 1 A P O’Brien 2
3 2 La Petite Coco 牝4 61.2 W J Lee 1 3/4 P Twomey 3
4 3 Lilac Road 牝4 61.2 Tom Marquand 2 1/2 William Haggas 6
5 4Magical Lagoon 牝3 57.2 Shane Foley アタマ Mrs John Harrington 4

レースは直近のヨークシャーオークス(英GI)勝ちのみの紹介となりますがAlpinista、年少の英オークス馬Tuesday(2019.6.3)や愛オークス(GI)馬Magical Lagoon(2019.4.22)を向こうに回しての貫禄勝ち。欧州のグループレース勝ちということでは2021年のランカシャーオークス(英GII)を皮切りに、ベルリン大賞(独GI)、オイロパ賞、バイエルン大賞(独GI)、2022年に入ってサンクルー大賞(仏GI)、ヨークシャーオークスと12ハロン級を6連勝かつGI5連勝中。メッチャ強い牝馬です。

そうしてEldar Eldarov、Alpinista。お気付きのように4代血統表を開くと、2頭共に0の理論的良馬なんです。狙って配合されているのですか、大富豪でおなじみのキルスティン・ラウジングさん。

ラウジングさんが代表を務められているランウェイズスタッドは、かつてはNiniskiやZilzal(1986.3.31)を繋養されていたり、ヴィータローザ(2000.4.9)を導入してくださったり、現在もStudy of Man(2015.4.9)を繋養されていたりして、ミニモの遺伝馬や当地では少ない血を活用されている感もあります。

Lanwades Stud | Home
LANWADES STUD in Newmarket is home to 3 leading British stallions and one of the very few stallion studs still managed by its owner, Kirsten Rausing.

まま、ともかく「同一牝系馬の連動する活躍」ということで、Eldar Eldarov、Alpinista共に、次走以降の走りが楽しみですね(^^)

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#Eldar Eldarov、Alpinistaの4代母Alruccabaの父はクリスタルパレス(1974.3.25)、さらに母父はゼダーン(1965)という本邦輸入の芦毛種牡馬です。Alpinistaまで受け継がれた芦毛遺伝子は本邦輸入種牡馬によるもの、ということですね。

##キルスティン・ラウジングさんのお祖父様はテトラパックの創業者であるルーベン・ラウジング氏。三角錐の牛乳容器が懐かしい私は、そういう世代です^^;

###ランウェイズスタッドのStudy of Manの紹介記事の一文にOnly son of DEEP IMPACT (Japanese Super-Sire and multiple Champion) at stud in Englandとあり、希少性の大切さを改めて思います。

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 現地18日、英ヨーク競馬場にてG1ヨークシャーオークス(3歳以上牝馬、芝12ハロン)が行われ、L.モリス騎乗のアルピニスタがG1レース5連勝を果たした。  昨年は8月以降にベルリン大賞、オイロパ賞