タイトルホルダー(2018.2.10)-第165回天皇賞・春(GI)の勝ち馬-

Result

タイトルホルダー 牡 鹿毛 2018.2.10生 新ひだか町・岡田スタツド生産 馬主・山田 弘氏 美浦・栗田 徹厩舎

タイトルホルダー(2018.2.10)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:1.25【5】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
メーヴェ
黒鹿毛 2008.5.8
仔受胎時活性値:0.25【9】
Motivator
鹿毛 2002.2.22
種付け時活性値:1.25【5】
Montjeu
鹿毛 1996.4.4
Sadler’s Wells 1981.4.11
Floripedes 1985.5.11
Out West
黒鹿毛 1994.2.8
Gone West 1984.3.10
Chellingoua 1983.1.30
Top Table
鹿毛 1989.1.30
仔受胎時活性値:0.50【18】
Shirley Heights
鹿毛 1975.3.1
種付け時活性値:1.25【13】
Mill Reef 1968.2.23
Hardiemma 1969
Lora’s Guest
栗毛 1984.5.18
仔受胎時活性値:1.00【4】
Be My Guest
栗毛 1974.4.12
種付け時活性値:0.25【9】
Lora
鹿毛 1972
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5、Northern Dancer5×5(母方)>

タイトルホルダー(2018.2.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
Motivator
(Sadler’s Wells系)
Shirley Heights
(Mill Reef系)
Be My Guest
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ドゥラメンテ 2.50 母が丹頂S(OP)勝ち馬
(No. 9-c)
2番仔
(3連産目)

*

2022年の第165回天皇賞・春(GI。阪神芝3200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 16 タイトルホルダー 牡4 58 横山 和生 3:16.2 1-1-1-1 36.4 474
[-2]
栗田 徹 2
2 18 ディープボンド 牡5 58 和田 竜二 3:17.3 7 4-4-4-3 37.1 504
[-6]
大久保 龍志 1
3 7 テーオーロイヤル 牡4 58 菱田 裕二 3:17.4 1 4-4-2-2 37.4 460
[+4]
岡田 稲男 4
4 9 ヒートオンビート 牡5 58 池添 謙一 3:18.0 3 1/2 9-11-9-7 37.0 478
[-2]
友道 康夫 5
5 1 アイアンバローズ 牡5 58 石橋 脩 3:18.3 2 6-6-6-4 37.7 496
[-2]
上村 洋行 3

2022年の第165回天皇賞・春。気分良くスイスイと逃げた、タイトルホルダーと横山和生騎手。だから、関西の長距離戦で横山家を単騎で行かせるなと。そう思ってみても、後続勢は、後の祭り。終わってみれば、7馬身差の大楽勝。

……と、同じようなことをつい最近書いたような気がするのですが、7馬身差は2004年の第129回を逃げ切ったイングランディーレ(1999.5.21)と同じ着差。

イングランディーレ(1999.5.21)-カンテレ競馬【公式】さんの良い仕事に乗る(No.14)-
イングランディーレ 牡 鹿毛 1999.5.21生~2020.12.12没 千歳市・社台ファーム生産 馬主・吉田 千津氏 美浦・清水 美波厩舎

逃げた菊花賞(GI)馬にメンバー中最速の末脚で上がられては、後続は成す術なし。メンバー中唯一のGI馬が、ただただ、単純に強いところを見せてくれた天皇賞・春。そうして、関西テレビ放送のテレビ中継で岡安譲アナウンサーが語ってくださったところによると、菊花賞馬は出走機会7連勝になったということ。確認してみれば2015年の第151回ゴールドシップ(2009.3.6)2016年の第153回2017年の第155回で連覇のキタサンブラック(2012.3.10)2019年の第159回2020年の第161回で連覇のフィエールマン(2015.1.20)2021年の第163回ワールドプレミア(2016.2.1)、そして2022年の第165回のタイトルホルダー。むぅ、サスガは菊花賞馬たち。

タイトルホルダー(2018.2.10)-第82回菊花賞(GI)の勝ち馬-
タイトルホルダー 牡 鹿毛 2018.2.10生 新ひだか町・岡田スタツド生産 馬主・山田 弘氏 美浦・栗田 徹厩舎

*

そしてまた、サラブレッドは血で走るように、人間も血が成せる業がありました。ゴール後のガッツポーズを見て「お父さんとそっくりです」と叫んでしまったのですが、横山家は史上初となる「父子3代で天皇賞・春優勝」と相成りました。敬称略で恐縮ですが、以下に3代それぞれの天皇賞・春優勝について示しておきますと、

  1. 横山富雄
    →1971年の第63回メジロムサシ(1967.2.22)
  2. 横山典弘
    →1996年の第113回サクラローレル(1991.5.8)、2004年の第129回イングランディーレ(上述)、2015年の第151回のゴールドシップ(上述)
  3. 横山和生
    →2022年の第165回のタイトルホルダー(本稿の主役)

タイトルホルダーと共に春の盾を手にした和生騎手は、嬉しいGI初制覇でもありました。馬上の姿を見ていると、典弘騎手の長子である和生騎手は正に「典弘騎手の子」という感じがします。和生騎手の弟で昨年2021年にGI5勝と大躍進した武史騎手は、どなたかも述べられていたように思うのですが、横山家の血に更に別のエッセンスが混じったような、ハイブリッドな感じを受けます。ともあれ、和生騎手も昨年自身最多となるJRA年間79勝を挙げられており「弟には負けられない」というところもおありでしょうし、血筋の確かさを開花させられつつあるのだと思います。お父さんも、まだまだ現役バリバリですし、いつか「横山家のGIワンツースリー・フィニッシュ」が見られるのではないかとも思っています(^^)

*

昨年の菊花賞の折にも「逃げ切り」ということもあり、横山父子が勝利を果たした菊花賞のラップを記しました。今回の天皇賞・春も「逃げ切り」「7馬身差」と共通点が見られますので、第129回のイングランディーレと第165回のタイトルホルダー、そのラップを確認しておきますと、、、

父・典弘騎手が第129回天皇賞・春(GI)を制した際の1F毎のラップタイムとラップの累計タイム
1F毎の
ラップ
13.2-12.0-12.0-12.0-12.7-
12.3-12.1-13.5-12.8-12.4-
12.7-12.4-12.2-11.6-12.1-
12.4
ラップの
累計タイム
13.2-25.2-37.2-49.2-1:01.9-
1:14.2-1:26.3-1:39.8-1:52.6-2:05.0-
2:17.7-2:30.1-2:42.3-2:53.9-3:06.0-
3:18.4
子・和生騎手が第165回天皇賞・春(GI)を制した際の1F毎のラップタイムとラップの累計タイム
1F毎の
ラップ
12.7-11.9-11.9-12.0-12.0-
11.9-12.2-12.8-13.3-12.9-
12.3-12.0-11.9-11.5-11.7-
13.2
ラップの
累計タイム
12.7-24.6-36.5-48.5-1:00.5-
1:12.4-1:24.6-1:37.4-1:50.7-2:03.6-
2:15.9-2:27.9-2:39.8-2:51.3-3:03.0-
3:16.2

コースや馬場状態が違いますので一概には言えませんけれど、1000mから2000mの5ハロンで同じ「63秒1」を刻んでいるところが、血の成せる業なのかも知れません。そしてまた、父は最初の1ハロンを13秒2で入り、子は最後の1ハロンを13秒2で締めました。

*

菊花賞、天皇賞・春と2つのGIで選手権保持者となったタイトルホルダー。その長距離適性は充分に見せてくれましたので、次に狙うは中距離のGIとなりますでしょうか。タイトルホルダーは弥生賞(GII)馬でもあり、2000m級のGIレースでもという期待を抱かせてくれます。層の厚い強力2018年生まれ世代の旗頭の1頭タイトルホルダー、和生騎手と共に往く、その進路に幸多からんことを。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

【天皇賞・春】カラ馬・シルヴァーソニック“2番手”でゴール その後転倒も「大きな怪我はなし」 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
天皇賞・春は波乱の幕開けとなった。

#横山家のお子らは「良さげな子」感が、インタビューから感じられます(^^)

##それに引き換え、馬齢を重ねたオッサンと来たら^^;