Toskana Belle(2019.1.25)-第164回ディアナ賞(独GI)の勝ち馬-

Result

Toskana Belle(トスカーナベル) 牝 栗毛 2019.1.25生 仏国・Ecurie Normandie Pur Sang生産 馬主・Australian Bloodstock 独国・Andreas Wohler厩舎

Toskana Belle(2019.1.25)の4代血統表
Shamalgan
栗毛 2007.4.6
種付け時活性値:0.75【11】
Footstepsinthesand
鹿毛 2002.2.15
Giant’s Causeway
栗毛 1997.2.14
Storm Cat 1983.2.27
Mariah’s Storm 1991.4.1
Glatisant
黒鹿毛 1991.5.21
Rainbow Quest 1981.5.15
Dancing Rocks 1979.5.22
Genevale
栗毛 2001.1.30
Unfuwain
鹿毛 1985.3.5
Northern Dancer 1961.5.27
Height of Fashion 1979.4.14
Femme De Fer
黒鹿毛 1985.5.18
Iron Duke 1973.4.15
Made to Win 1980.2.27
Tristane
栗毛 2012.3.28
仔受胎時活性値:1.50【6】
Teofilo
鹿毛 2004.2.9
種付け時活性値:1.75【7】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells 1981.4.11
Urban Sea 1989.2.18
Speirbhean
鹿毛 1998.5.25
デインヒル 1986.3.26
Saviour 1987.5.17
Danse Bretonne
栗毛 1995.1.28
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【16】
Exit to Nowhere
鹿毛 1988.3.11
種付け時活性値:1.50【6】
Irish River 1976.4.2
Coup de Folie 1982.4.2
Safaroa
栗毛 1978.4.25
仔受胎時活性値:2.00【16】
サテインゴ
黒鹿毛 1970.3.9
種付け時活性値:1.75【7】
Traverse Afar
鹿毛 1967.4.6
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

Toskana Belle(2019.1.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Shamalgan
(Storm Cat系)
Teofilo
(Galileo系)
Exit to Nowhere
(Riverman系)
サテインゴ
(Fair Trial系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Teofilo
(Urban Sea)
6.00 or 4.00 伯母に仏GIII勝ち馬
(No. 14-c)
2番仔?

*

2022年の第164回ディアナ賞(独GI。デュッセルドルフ芝2200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 10 Toskana Belle 牝3 58 Kerrin McEvoy 2:11.21 A Wohler 7
2 1 Wagnis 牝3 58 Adrie de Vries アタマ Markus Klug 4
3 5 Mylady 牝3 58 Lukas Delozier 3/4 Markus Klug 5
4 3 Mountaha 牝3 58 Andrasch Starke 3 1/2 Markus Klug 3
5 4 Nachtrose 牝3 58 Bauyrzhan Murzabayev 1/2 P Schiergen 2
​トスカーナベルが独オークス逃げ切り、愛オークス2着馬トイは7着 | JRA-VAN Ver.World
 現地7日、独デュッセルドルフ競馬場にてG1独オークス(3歳牝馬、芝2200m)が行われ、地元ドイツ勢の伏兵トスカーナベルが接戦を制した。  ハナを奪って主導権を握ったトスカーナベルは、直線に入って

2022年の第164回ディアナ賞。北半球の競馬主要国における、英オークス(GI)を手本とする3歳牝馬限定のクラシックレースのオーラスは、独国のディアナ賞。近時、ディアナ賞を勝った牝馬から日本の活躍馬が多く輩出されており、注目度も上がっているのではないでしょうか。弊サイトで紹介している馬たちでも、

  1. サリオス(2017.1.23)
    →母サロミナ(2009.2.22)が2012年の第154回の勝ち馬
  2. シュネルマイスター(2018.3.23)
    →母セリエンホルデ(2013.3.23)が2016年の第158回の勝ち馬
  3. エリザベスタワー(2018.1.23)
    →母ターフドンナ(2012.5.1)が2015年の第157回の勝ち馬

等の母がディアナ賞を制しています。欧州の馬場の中では独国や伊国はターフの形態が比較的平坦で日本と似ているので、子孫も適性を見せるというところでしょうか。そうして独伊のオークス馬をゴリゴリ輸入されているのは、結局、大社台な訳ですが^^;

#輸入された伊オークス(GII)の勝ち馬にはデインドリーム(2008.5.7)、チェリーコレクト(2009.3.4)、チャリティーライン(2010.4.12)、ファイナルスコア(2011.4.5)等がいます。デインドリームは言わずもがなですが、チェリーコレクト&チャリティーライン&ファイナルスコアは、母Holy Moon(2000.4.25)の3姉妹であり、愛オークス(GI)馬Sea of Class(2015.5.23)の姉たちでもあります。Sea of Classは2018年の凱旋門賞(仏GI)でもEnable(2014.2.12)から短クビ差2着の名牝でしたが、重度の疝痛による4歳時の早世が惜しまれました。

閑話休題。2022年のディアナ賞を制した馬に目を戻しますと、Toskana Belle。13頭立てのデュッセルドルフ芝2200mを敢然と逃げたToskana Belleとケリン・マカヴォイ騎手。「うん? 豪州の名手マカヴォイ騎手が独国のディアナ賞に騎乗?」と思えば、時同じくして行われたシャーガーカップの世界選抜の一員として欧州に遠征されていたのですね。そしてまたToskana Belleのオーナーは前走のディアナトライアル(独GIII)3着時からAustralian Bloodstockに移っています。ならば道理。白黒のチェック帽子、青地に蹄鉄のデザイン、そして白黒のチェック袖の勝負服をまとったマカヴォイ騎手にエスコートされた栗毛の流星Toskana Belle。ハイラップでビュンビュン飛ばして行ったものの、ホームストレッチでも脚色は鈍らず。最後はレットゲン牧場のWagnis(2019.2.20)、カールスホフ牧場のMylady(2019.3.14)というマークス・クルーク厩舎の2頭が詰め寄りましたが「アタマ」差しのいだところがゴール地点。Toskana Belle、その走破時計2分11秒21は、現行の芝2200mとなってからのディアナ賞のレースレコードタイムという快時計勝ちとなりました。

Toskana Belle、Australian Bloodstockがオーナーになったということは繁殖も視野に入れてのことでしょう。Toskana Belleのボトムラインを見れば、社台さんがお好きなことでおなじみの14号族c分枝系、つまりは「天下無双のポリー」ことPretty Polly(1901)が牝系祖。ガーサント(1949.4.5)、ハンターコム(1967)、ノーザンテースト(1971.3.15)キャロルハウス(1985.3.5)ワークフォース(2007.3.14)の輸入種牡馬、牝馬ではアドラーブル(1989.3.28)というところがこの牝系から輩出されています。むぅ、Toskana Belleのディアナ賞の勝ちっぷりからすると、もしかしたら、日本から豪州にお金が動くかも知れませんな^^;

ともあれ、ディアナ賞は速い時計での激戦でした。Toskana Belleを始めとする出走した馬人、まずは疲れを癒やしてください。お疲れ様でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

Toskana Belle (FR) 2019 | Turf-Times Deutschland