Broome(ブルーム) 牡 鹿毛 2016.2.8生 愛国・Epona Bloodstock Ltd生産 馬主・M Matsushima & Mrs J Magnier & M Tabor & D Smith 愛国・A P O’Brien厩舎
Australia 栗毛 2011.4.8 種付け時活性値:1.00【4】 |
Galileo 鹿毛 1998.3.30 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 1978.2.22 | ||
Allegretta 1978.3.10 | |||
Ouija Board 黒鹿毛 2001.3.6 |
Cape Cross 黒鹿毛 1994.3.13 |
Green Desert 1983.4.16 | |
Park Appeal 1982.4.9 | |||
Selection Board 鹿毛 1982.4.21 |
Welsh Pageant 1966.4.3 | ||
Ouija 1971 | |||
Sweepstake 鹿毛 2005.3.10 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Acclamation 鹿毛 1999.4.26 種付け時活性値:1.25【5】 |
Royal Applause 鹿毛 1993.2.24 |
ワージブ 1983.5.20 |
Flying Melody 1979.5.17 | |||
Princess Athena 鹿毛 1985.3.30 |
Ahonoora 1975.4.12 | ||
Shopping Wise 1965 | |||
Dust Flicker 栗毛 1999.3.6 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Suave Dancer 鹿毛 1988.2.7 種付け時活性値:0.50【10】 |
Green Dancer 1972.4.14 | |
Suavite 1981.5.2 | |||
Galaxie Dust 栗毛 1982.5.4 仔受胎時活性値:2.00【16】 |
Blushing Groom 栗毛 1974.4.8 種付け時活性値:1.75【7】 |
||
High Galaxie 栗毛 1974.4.3 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス:Ahonoora5×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Australia (Galileo系) |
Acclamation (トライマイベスト系) |
Suave Dancer (Nijinsky系) |
Blushing Groom (Red God系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Blushing Groom (Galaxie Dust) |
5.50 (【10】+【5】+【16】+【7】) |
母が米GIII2着馬 (No. 1-c) |
6番仔? (5連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 2 | Broome | 牡7 | 57.5 | Ryan Moore | 3:16.83 | A P O’Brien | 3 |
2 | 9 | Siskany | せん5 | 57.5 | William Buick | クビ | Charlie Appleby | 1 |
3 | 10 | Subjectivist | 牡6 | 57.5 | Joe Fanning | 4 3/4 | Charlie Johnston | 5 |
4 | 13 | Ardakan | 牡4 | 55 | Damian Lane | 1 1/2 | Marco Botti | 6 |
5 | 14 | El Habeeb | 牡4 | 55 | Andrea Atzeni | クビ | Kevin Philippart De Foy | 7 |
日本調教馬の出走は無くとも、日本人オーナーである松島正昭氏が筆頭馬主を務める馬が勝利を収めました。松島オーナー、ドウデュース(2019.5.7)がドバイターフ(UAE・GI)を出走取消となったものの、Broomeが伊達や酔狂でサンクルー大賞(仏GI)やロイヤルアスコット開催のハードウィックS(英GII)を勝っていないというところを見せてくれました。
ゴドルフィンのSiskany(2018.3.20)をゴール地点で僅かにクビだけ差し切ったBroome、メイダン芝3200mの勝ち時計3分16秒83は、2年前の勝ち馬にして今年3着だったSubjectivist(2017.3.30)が持っていた3分17秒77を更新するトラックレコード。Broome、お見事でした。
そんなBroomeは息の長い活躍を見せており、ドバイゴールドCを制した時点での競走成績を確認しておきますと、
- サンクルー大賞(仏GI)、ハードウィックS(英GII)、ムーアズブリッジS(愛GII)、ドバイゴールドC(UAE・GII)、アレッジドS(愛GIII)、愛ダービートライアルS(GIII)、バリーサックスS(愛GIII)
- ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)、タタソールズゴールドC(愛GI)、ジャンリュックラガルデール賞(仏GI)、フォワ賞(仏GII)、ハードウィックS(英GII)、ゴールデンフリースS(愛GII)
2歳から7歳まで6年を駆けて32戦9勝、2着6回。グループレースは3歳時2勝、5歳時3勝、6歳時1勝、7歳時1勝と7勝であり、10ハロンからエクステンデッドまで幅広い距離において勝利を見せてくれています。英ダービー(GI)、愛ダービー(GI)、英インターナショナルS(GI)とGI3勝の名馬Australiaの初年度産駒Broome、産駒筆頭と言える活躍ぶりです。
そしてまた鞍上のライアン・ムーア騎手。Sibelius(2018.1.29)で制したドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI)はハナ差でしたし、
Broomeで制したドバイゴールドCはクビ差と僅差の勝利をモノにされるその技量。BroomeのドバイゴールドCを見ていたら、最内枠からスタートすると道中内ラチ沿いでムダな動きが全く見えず、馬群中程で順位の前後もほとんど無し。やっぱりですね、長距離は一定のペース、リズムで走るのが要諦なのです。むぅ、サスガは世界の名手m(_ _)m
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。