SS以降のエクリプス賞年度代表馬を辿る(其の拾)-カリズマティック(1996.3.13)-

Pedigree

カリズマティック(Charismatic) 牡 栗毛 1996.3.13生~2017.2.19没 米国・Parrish Hill Farm & William S. Farish生産 馬主・Bob and Beverly Lewis 米国・D. Wayne Lukas厩舎

カリズマティック(1996.3.13)の4代血統表

Summer Squall
鹿毛 1987.3.12
種付け時活性値:0.00

Storm Bird
鹿毛 1978.4.19
★Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
South Ocean
鹿毛 1967.4.8
New Providence 1956.5.10
Shining Sun 1962.4.9
Weekend Surprise
鹿毛 1980.4.8
Secretariat
栗毛 1970.3.30
Bold Ruler 1954.4.6
Somethingroyal 1952 ♀
Lassie Dear
鹿毛 1974.5.2
Buckpasser 1963.4.28
Gay Missile 1967.3.27
Bali Babe
栗毛 1980.3.4
仔受胎時活性値:1.75
Drone
芦毛 1966.4.1
種付け時活性値:1.25
Sir Gaylord
黒鹿毛 1959.2.12
Turn-to 1951
Somethingroyal 1952 ♀
Cap and Bells
芦毛 1958.5.21
Tom Fool 1949.3.31
Ghazni 1942
Polynesian Charm
鹿毛 1972.4.30
仔受胎時活性値:1.75
What a Pleasure
栗毛 1965.4.24
種付け時活性値:1.50
Bold Ruler 1954.4.6
Grey Flight 1945
Grass Shack
青毛 1951
仔受胎時活性値:1.00
★Polynesian
黒鹿毛 1942
種付け時活性値:0.00
Good Example
黒鹿毛 1944
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Sir Gaylord5×3、Bold Ruler4×4、Somethingroyal(♀)4×4、Tom Fool5×4、Mahmoud5×5(母方)>

カリズマティック(1996.3.13)の0の理論的総括
母父祖母父曾祖母父
★Summer Squall
(Storm Bird系)
Drone
(Sir Gaylord系)
What a Pleasure
(Bold Ruler系)
★Polynesian
(Sickle系)
形相の遺伝料の遺伝牝系母の何番仔?
What a Pleasure
(La Chica)
6.00半弟も米GI馬
(No. 10-a)
9番仔?

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1999年の第125回ケンタッキーダービー(米GI。チャーチルダウンズ・ダート10F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
117カリズマティック牡357.2C Antley2:03.29D Wayne Lukas12
219Menifee牡357.2P DayクビW Elliott Walden4
311Cat Thief牡357.2Mike E Smith3/4D Wayne Lukas5
414Prime Timber牡357.2David Romero Flores1 1/4Bob Baffert3
56Excellent Meeting牝354.9Kent J DesormeauxハナBob Baffert1

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1999年の第124回プリークネスS(米GI。ピムリコ・ダート9.5F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
16カリズマティック牡357.2C Antley1:55.32D Wayne Lukas5
25Menifee牡357.2P Day1 1/2W Elliott Walden1
34Badge牡357.2Michael LuzziアタマJoseph Aquilino11
411Stephen Got Even牡357.2Gary Stevens2 1/2Nicholas Zito6
58Patience Game牡357.2Corey S Nakatani3A Hassinger Jr7

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1999年の第131回ベルモントS(米GI。ベルモントパーク・ダート12F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
16Lemon Drop Kid牡357.2J Santos2:27.88F Schulhofer7
22Vision And Verse牡357.2H Castillo JrアタマWilliam Mott9
34カリズマティック牡357.2C Antley1 1/2D Wayne Lukas1
412Best of Luck牡357.2J-L Samyn5 3/4H Allen Jerkens6
511Stephen Got Even牡357.2S Sellers1/2Nicholas Zito4

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1999年のエクリプス賞年度代表馬、カリズマティック。2歳時のデビュー戦を6頭立て6着から始まった彼の競走馬生活。2歳時は7戦1勝で、その1勝はカリズマティックが売却対象になったクレーミング競走。3歳になってからも、2月にやはりカリズマティックが売却対象になったクレーミング競走にて2位入線で繰り上がり1着。

3歳2月までは、本当に、なんでもない、下級競走馬だったカリズマティック。ただ、名は体を表すのでしょうか。カリズマティックのカリスマ性を感じ取られた名伯楽ダレル・ウェイン・ルーカス調教師は、出走間隔を詰めつつ、なお厳しい調教を課すという手法により、繰り上がりの2勝目の後、4月のレキシントンS(米GII)ではキーンランド・ダート8.5Fを1分41秒06というレースレコードで勝利を収めるまで上昇させられたのでした。そうして、その後は、↑に示したとおり。

叩き上げにも程があるカリズマティック。バラの首飾りを蹄中に収めたケンタッキーダービーが15戦目でした。

*

カリズマティックは、いまは懐かしき8代残牡先祖数が「0/128」と、0の理論的には驚くべき高能力馬と判定される馬でした。

JRAが購入した米二冠馬のカリズマティックは八代目の牡先祖はすべて0と0化により0/128である。

-KKベストセラーズ、中島国治著「0の理論」、P307より-

思い出の女馬を辿る」の其の玖で取り上げたレッドチリペッパー(1996.4.4)は、カリズマティックと同じ1996年生まれ世代で、同じ10号族a分枝系を牝系に持つ馬ですが、彼女もまた8代残牡先祖数が「0/128」。1999年当時は洋の東西で0の理論的高素質馬が活躍を見せていたのでした。

*

カリズマティックは「JRAが購入した」の記述のとおり、種牡馬として日本で供用されました。米国供用時も併せての代表産駒を列記しますと、

  1. ワンダーアキュート(2006.3.14)
    →帝王賞(JpnI)、JBCクラシック(JpnI)、かしわ記念(JpnI)、東海S(GII)、日本テレビ盃(JpnII)、武蔵野S(GIII)、シリウスS(GIII)ほか
  2. Sun King(2002.1.31)
    →コモンウェルスBCS(米GII)、ペンシルベニアダービー(米GII)、タンパベイダービー(米GIII)、レナードリチャーズS(米GIII)ほか
  3. Gouldings Green(2001.4.28)
    →阪神HC(米GIII)、シーグラムCS(加GIII)2回、ターフウェイパークフォールチャンピオンシップS(米GIII)ほか
  4. イコールパートナー(2005.2.22)
    →東京ハイジャンプ(J・GII)
  5. ストームセイコー(2001.3.1)
    →新潟ジャンプS(J・GIII)

代表産駒筆頭のワンダーアキュート。6歳時の2012年に第12回JBCクラシックを制して鞍上の和田竜二騎手に11年ぶりのジーワンレース勝利をプレゼントしてくれたのは嬉しかったですし、8歳時の2014年に第37回帝王賞を制し、9歳時の2015年に第27回かしわ記念を制したのは、本当に立派でした。デビューの3歳から引退の9歳まで7年連続で勝利を遂げて、積み重ねた13勝。4歳時の2010年を除く6年は年に1回は必ず重賞勝ちを収めた、真の強豪でした。

願わくは、種牡馬ワンダーアキュートを通じて、カリズマティックの血が次世代につながることを祈って。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

[カリズマティック(1996.3.13)の主な競走成績]

  1. ケンタッキーダービー(米GI)、プリークネスS(米GI)、レキシントンS(米GII)
  2. エルカミノレアルダービー(米GIII)
  3. ベルモントS(米GI)

通算17戦5勝、2着2回、3着4回。

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ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

カリズマティック、3歳5月のケンタッキーダービーの時点で15戦目。使われて強くなる馬って、やっぱり居るものですね。

マイシンザン
マイシンザン

俺、ひ弱やから、生涯12戦やったわ。