ステージチャンプ(1990.5.17)-ただ単に書きたい馬を辿る(No.3)-

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ステージチャンプ 牡 黒鹿毛 1990.5.17生~2020.2.7没 千歳市・社台フアーム生産 馬主・古岡 秀人氏→吉田 和子氏 美浦・矢野 進厩舎

ステージチャンプ(1990.5.17)の4代血統表
リアルシヤダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.50【10】

Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Bramalea
黒鹿毛 1959.4.12
Nashua 1952.4.14
Rarelea 1949
Desert Vixen
黒鹿毛 1970.4.19
In Reality
鹿毛 1964.3.1
Intentionally 1956.4.2
My Dear Girl 1957.2.17
Desert Trial
栗毛 1963.5.14
Moslem Chief 1957.3.24
Scotch Verdict 1960.5.12
ダイナアクトレス
鹿毛 1983.5.4
仔受胎時活性値:1.50【6】
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.75【11】
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Lady Victoria
黒鹿毛 1962.2.20
Victoria Park 1957.5.10
Lady Angela 1944 ♀
モデルスポート
黒鹿毛 1975.2.23
仔受胎時活性値:1.75【7】
モデルフール
黒鹿毛 1963.4.2
種付け時活性値:0.75【11】
Tom Fool 1949.3.31
Model Joy 1959.4.10
マジツクゴデイス
栗毛 1968
仔受胎時活性値:1.50【6】
Red God
栗毛 1954.2.15
種付け時活性値:1.25【13】
Like Magic
栗毛 1955.2.14
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Lady Angela(♀)4×5(母方)、Nasrullah5×5>

ステージチャンプ(1990.5.17)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
リアルシヤダイ
(Roberto系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
モデルフール
(Tom Fool系)
Red God
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Red God
(マジツクゴデイス)
5.75
(【6】+【7】+【6】+【12】)
母が重賞5勝の名牝
(No. 1-s)
初仔

*

1992年12月6日の未勝利戦(中山ダート1200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 ステージチャンプ 牡2 54 蛯名正義 1:13.5 3-2 38.7 454
[-2]
矢野進 1
2 9 スティールアロン 牡2 54 柴田善臣 1:14.3 5 1-1 39.7 432
[+2]
池上昌弘 5
3 3 ラストキッス 牝2 52 江田照男 1:14.6 2 6-4 38.9 504
[+2]
田子冬樹 2
4 7 ファイブリヨン 牡2 54 蛯沢誠治 1:15.0 2.1/2 2-2 40.4 452
[0]
成宮明光 4
5 4 セントハワイアン 牡2 51 徳吉孝士 1:15.5 3 4-5 40.0 460
[+6]
鈴木清 8
1992年12月6日の未勝利戦(中山ダート1200m)の結果のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.2 – 10.8 – 11.6 – 12.3 – 12.8 – 13.8
ラップの
累計タイム
12.2 – 23.0 – 34.6 – 46.9 – 59.7 – 1:13.5
上り 4F 50.5 – 3F 38.9

*

1993年の青葉賞(OP。東京芝2400m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 ステージチャンプ 牡3 56 蛯名正義 2:27.7 3-3-3-2 36.0 448
[0]
矢野進 1
2 6 ラリーキャップ 牡3 56 河内洋 2:27.8 1/2 5-5-4-4 35.8 462
[-8]
高橋隆 2
3 8 ロイスアンドロイス 牡3 56 安田富男 2:28.1 2 9-8-7-7 36.0 484
[-2]
松山康久 6
4 17 コロニアルルース 牡3 56 藤原英幸 2:28.3 1.1/2 10-12-10-9 36.1 488
[+10]
仲住芳雄 8
5 10 メジロシャガール 牡3 56 横山典弘 2:28.3 ハナ 10-9-10-12 35.9 482
[0]
尾形充弘 9
1993年の青葉賞(OP。東京芝2400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 11.6 – 12.4 – 12.8 – 12.8 – 12.6 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 12.3
ラップの
累計タイム
12.6 – 24.2 – 36.6 – 49.4 – 1:02.2 – 1:14.8 – 1:27.2 – 1:39.5 – 1:51.6 – 2:03.6 – 2:15.4 – 2:27.7
上り 4F 48.2 – 3F 36.1

*

1994年の第42回日経賞(GII。中山芝2500m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ステージチャンプ 牡4 56 岡部幸雄 2:32.8 6-6-4-3 36.5 452
[-8]
矢野進 4
2 6 ライスシャワー 牡5 59 的場均 2:32.8 ハナ 4-4-2-1 36.8 442
[-2]
飯塚好次 2
3 4 マチカネタンホイザ 牡5 58 柴田善臣 2:32.9 1/2 9-9-6-5 36.5 490
[-4]
伊藤雄二 1
4 3 ラガーチャンピオン 牡4 57 加藤和宏 2:33.5 3.1/2 6-6-5-3 37.1 480
[-22]
山内研二 5
5 7 ホクセツギンガ 牡5 57 小屋敷昭 2:33.9 2.1/2 4-4-6-6 37.5 494
[-6]
白井寿昭 7
1994年の第42回日経賞(GII。中山芝2500m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
7.5 – 11.4 – 12.0 – 11.3 – 11.8 – 12.7 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 12.5 – 12.4 – 12.9 – 12.4
ラップの
累計タイム
7.5 – 18.9 – 30.9 – 42.2 – 54.0 – 1:06.7 – 1:18.8 – 1:30.7 – 1:42.6 – 1:55.1 – 2:07.5 – 2:20.4 – 2:32.8
上り 4F 50.2 – 3F 37.7

*

1995年の第29回ステイヤーズS(GIII。中山芝3600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 ステージチャンプ 牡5 58.5 蛯名正義 3:47.1 6-6-4-2 35.9 456
[+2]
矢野進 1
2 6 インターライナー 牡4 57 岡部幸雄 3:47.4 1.3/4 5-5-4-2 36.3 490
[0]
柄崎孝 2
3 8 シグナルライト 牡3 54 横山典弘 3:48.5 7 4-4-1-1 37.7 500
[+4]
奥平真治 4
4 1 ラグビーカイザー 牡4 51 橋本広喜 3:48.7 1 9-9-8-7 37.0 464
[0]
栗田博憲 7
5 5 ダイワジェームス 牡6 51 加藤和宏 3:48.7 ハナ 6-6-6-5 37.3 470
[0]
富田一幸 8
1995年の第29回ステイヤーズS(GIII。中山芝3600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.6 – 12.6 – 13.9 – 13.1 – 12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.6 – 12.4 – 12.5 – 13.7 – 12.9 – 12.5 – 12.4 – 12.2 – 12.4 – 11.6 – 12.3
ラップの
累計タイム
13.6 – 26.2 – 40.1 – 53.2 – 1:05.5 – 1:17.5 – 1:29.6 – 1:42.2 – 1:54.6 – 2:07.1 – 2:20.8 – 2:33.7 – 2:46.2 – 2:58.6 – 3:10.8 – 3:23.2 – 3:34.8 – 3:47.1
上り 4F 48.5 – 3F 36.3

*

ステージチャンプの名前を意識したのは1勝馬の身で挑んだ5戦目の弥生賞(GII)で、11番人気を跳ね返してウイニングチケット(1990.3.21)ナリタタイシン(1990.6.10)に次いで3着に入った時。ステージチャンプ、母が重賞5勝の名牝ダイナアクトレスでその初仔。お母さんは瞬発力の塊のような走りを見せる馬でしたが、競走馬というのは難しいものですね。息子は絵に書いたようなステイヤーとして成績を残しました。

結果として16cm差の「ハナ」差に泣きましたが、「淀の長距離戦はリアルシャダイ」を見せ付けた1着ライスシャワー(1989.3.5)、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキング(1990.4.14)のリアルシャダイ産駒によるワンツースリーフィニッシュも懐かしい。

1995年の第111回天皇賞・春(GI。京都芝3200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 3 ライスシャワー 牡6 的場 均 3:19.9 飯塚 好次 4
2 15 ステージチャンプ 牡5 蛯名 正義 3:19.9 ハナ 矢野 進 6
3 17 ハギノリアルキング 牡5 武 豊 3:20.0 3/4 小林 稔 3
4 13 インターライナー 牡4 横山 典弘 3:20.2 1・1/4 柄崎 孝 2
5 1 エアダブリン 牡4 岡部 幸雄 3:20.4 1・1/4 伊藤 雄二 1
1995年の第111回天皇賞・春(GI。京都芝3200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.9 – 12.9 – 11.8 – 13.0 – 13.1 –
12.6 – 12.4 – 13.3 – 12.8 – 12.4 –
11.8 – 12.7 – 12.2 – 12.0 – 11.5 –
12.5
ラップの
累計タイム
12.9 – 25.8 – 37.6 – 50.6 – 1:03.7 –
1:16.3 – 1:28.7 – 1:42.0 – 1:54.8 – 2:07.2 –
2:19.0 – 2:31.7 – 2:43.9 – 2:55.9 – 3:07.4 –
3:19.9
上り 4F 48.2 – 3F 36.0

最後の脚色からは、鞍上が思わずガッツポーズしても仕方ないです。本当に惜しかった。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

[ステージチャンプ(1990.5.17)の主な競走成績]

  1. 日経賞(GII)、ステイヤーズS(GIII)
  2. 菊花賞(GI)、天皇賞・春(GI)、アルゼンチン共和国杯(GII)、日経賞(GII)、金杯(GIII)
  3. AJCC(GII)2回、アルゼンチン共和国杯(GII)、弥生賞(GII)、ステイヤーズS(GIII)

通算32戦4勝、2着7回、3着5回。

*

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

このサイトの管理人、「ステージチャンプ、スゴイな。頑張ったなぁ」と思ったのは、現年齢表記7歳、1997年の天皇賞・春でマヤノトップガンの4着やった時だったんですって。

マイシンザン
マイシンザン

前年のエメラルドS(OP)で61kgを背負って2着から屈腱炎明けの10ヶ月ぶりのぶっつけでGI4着、か。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

はい。「良いところのお坊ちゃん然としていたけれど、根性がある馬やった」とのことです。

マイシンザン
マイシンザン

ああ、すんでのところでGIの大魚は逃したけれど、本当にいつでも頑張って走る同期生やったよ、ステージチャンプ。

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