ノームコア 牝 芦毛 2015.2.25生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・池谷誠一氏 美浦・萩原清厩舎
★ ハービンジャー 鹿毛 2006.3.12 種付け時活性値:0.00 |
Dansili 黒鹿毛 1996.1.27 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 |
Razyana 1981.4.18 | |||
Hasili 鹿毛 1991.3.12 |
Kahyasi 1985.4.2 | ||
Kerali 1984.3.4 | |||
Penang Pearl 鹿毛 1996.3.11 |
Bering 栗毛 1983.3.20 |
Arctic Tern 1973 | |
Beaune 1974.4.10 | |||
Guapa 鹿毛 1988.5.4 |
Shareef Dancer 1980.3.3 | ||
Sauceboat 1972 | |||
クロノロジスト 芦毛 2003.5.6 仔受胎時活性値:0.75 |
クロフネ 芦毛 1998.3.31 種付け時活性値:1.00 |
フレンチデピュティ 栗毛 1992.1.30 |
Deputy Minister 1979.5.17 |
Mitterand 1981.2.19 | |||
ブルーアヴェニュー 芦毛 1990.2.15 |
Classic Go Go 1978.2.11 | ||
Eliza Blue 1983.4.11 | |||
インディスユニゾン 青鹿毛 1997.5.12 仔受胎時活性値:1.25 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:0.50 |
★Halo 1969.2.7 | |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ラスティックベル 鹿毛 1990.3.16 仔受胎時活性値:1.50 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 種付け時活性値:0.75 |
||
Ragtime Girl 栗毛 1973.3.5 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
★ハービンジャー (Danzig系) |
クロフネ (Deputy Minister系) |
サンデーサイレンス (Halo系) |
Mr. Prospector (Raise a Native系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
クロフネ (Deputy Minister) |
5.50 or 3.50 |
大伯母フサイチエアデール (No. 20-a) |
7番仔 (7連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ノームコア | 牝4 | 55 | D.レーン | 1:30.5 |
日本 レコード |
7-7 | 33.2 |
470 [+4] |
萩原 清 | 5 |
2 | 9 | プリモシーン | 牝4 | 55 | 福永 祐一 | 1:30.5 | クビ | 10-10 | 33.0 |
498 [0] |
木村 哲也 | 4 |
3 | 3 | クロコスミア | 牝6 | 55 | 戸崎 圭太 | 1:30.6 | 1/2 | 5-5 | 33.5 |
440 [-8] |
西浦 勝一 | 11 |
4 | 6 | ラッキーライラック | 牝4 | 55 | 石橋 脩 | 1:30.6 | ハナ | 5-5 | 33.5 |
506 [-4] |
松永 幹夫 | 1 |
5 | 11 | アエロリット | 牝5 | 55 | 横山 典弘 | 1:30.9 | 1 1/2 | 1-1 | 34.8 |
512 [前計不] |
菊沢 隆徳 | 2 |
2019年の第14回ヴィクトリアマイル。クロフネの仔が逃げて作り出したペースは800m通過が44秒8、1000m通過が56秒1、1200m通過が1分7秒3、1400m通過が1分18秒8。1400m通過が現行の日本レコードよりも速いペース。そうして、終わってみれば、勝ち時計は「1分30秒5」という芝1600mの日本レコード。制したのはクロフネを母父に持つノームコア。「究極の普通」が、普通ではないことを、見事にやってのけました。
ノームコアの鞍上は、勝ちまくっている「豪州の天才」ダミアン・レーン騎手。来日前の時期、このサイトに「ダミアン レーン 騎手」のキーワードで検索されてきた方もいらっしゃいました。2017年にJon Snow(2013.9.21)でオーストラリアンダービー(GI)を、トーセンスターダム(2011.3.14)でトゥーラックH(豪GI)を制した際、レーン騎手の名前を記していたのです。まま、今となってはたくさんの日本のサイトでレーン騎手の名前が出て来ますので、このサイトは後ろのほうに追いやられましたが(笑)。ともあれ、レーン騎手は第80回優駿牝馬(GI)ではコントラチェック(2016.4.1)、第86回東京優駿(GI)ではサートゥルナーリア(2016.3.21)に騎乗予定ということで、鞍上込みで更に人気が上昇しそうですね。
また、ノームコアの馬主は池谷誠一氏。池谷オーナーと言えば「くりげ君」のハンドルネームでWEBに出没され、ファンと接する機会も多いオーナーとして知られています。これまでダイナマイトダディ(1988.4.12)、ペインテドブラック(1996.5.13)、プリサイスマシーン(1999.3.13)、ユビキタス(2005.3.19)、アデイインザライフ(2011.2.11)というJRA重賞勝ち馬を持たれて来ましたが、GI勝ちは今回が初めて。おめでとうございました。
ノームコア、池谷オーナーにGI初勝利、レーン騎手に海外GI初勝利をプレゼントして、次に向かうのはどの舞台になりますでしょうか。今はひとまず、激戦の疲れを癒やしてください。出走18騎の馬人、本当にお疲れ様でした。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#余談。個人的な思い出で恐縮ですが、プリサイスマシーンが2006年のスワンS(GII)を14番人気で制した際、かっちり馬券を取らせてもらい、翌日の第134回天皇賞・秋(GI)の軍資金が増えたことを思い出します。そして、どういう訳か天皇賞・秋でもダイワメジャー(2001.4.8)とスウィフトカレント(2001.4.9)を買っていて、私の馬券人生の中では調子の良い2日間でした^^;