格 | 馬名 (生年月日) [F No.] |
母の 何番仔? |
4代血統構成 | |||
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父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | |||
GI | カプリ (2014.2.7) [8-d] |
3番仔? (3連産目?) |
Galileo (Sadler’s Wells系) |
Anabaa (Danzig系) |
Linamix (Lyphard系) |
Akarad (Blenheim系) |
GII | サンダリングブルー (2013.4.26) [5-i] |
3番仔? (3連産目?) |
Exchange Rate (Danzig系) |
Forestry (Storm Cat系) |
Pass the Tab (Blenheim系) |
One for All (Northern Dancer系) |
2018年の第38回ジャパンカップに出走予定の外国馬は、カプリとサンダリングブルーという芦毛の2頭。近時、このサイトにお見えの方の検索キーワードを拾いますと「カプリ 愛ダービー,オリオンザサンクス馬,カプリ馬セントレジャー,カプリ セントレジャー,2017英セントレジャー」と、明らかにカプリに関するキーワードが揃っています。そんなキーワードの中にオリオンザサンクス(1996.4.10)が入っているところがシブい^^;
カプリ。第152回愛ダービー(GI)、第241回英セントレジャーS(GI)と愛国と英国のクラシックを制した強豪。
愛ダービーを制した際のサムネイルがカッコいいですね。At The RacesのYoutubeチャンネル、良い仕事です。カプリは今までに6勝を遂げていますが、その愛ダービーが良馬場での唯一の勝利で、その他の5勝は稍重、重、不良と馬場が湿った際に好走しています。軽快な日本の馬場への適正が問われますが、2歳時に8FのベレスフォードS(愛GII)を制し、3歳時に上述のクラシック2勝、そして4歳時の今年2018年は10FのアレッジドS(愛GIII)を勝利と、伊達や酔狂で3年連続のグループレース制覇は遂げられません。おなじみのクールモア、そして鞍上は「名手」ライアン・ムーア騎手。
サンダリングブルー。今年2018年に入って10F56yのヨークS(英GII)、2400mのストックホルムCインターナショナル(瑞GIII)とグループレース2勝。
地道に力を付けてきたサンダリングブルー。8月の第47回英インターナショナルS(GI)でRoaring Lion(2015.3.11)の3着と健闘した時点で、
「カナディアンインターナショナルは常に考えていたし、ジャパンカップに招待してほしいね。フラン(ベリー騎手)は向こうで騎乗経験が豊富だし、サンダリングブルーにもとても合うのではないかと思うんだ。1マイル半(12ハロン)にも対応できるようになると思っている」
と、管理されるダヴィッド・ムニュイジエ調教師が述べられていました。サンダリングブルー、前走の第81回カナディアンインターナショナルS(GI)は2着でしたが、近5走は左回りばかりで[2-2-1-0]。戦前、伏兵の域は出ないでしょうけれど、東京芝2400mでの快走が見られますでしょうか。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
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第38回ジャパンカップに出走予定の外国馬は2頭。これは2006年の第26回と並んで史上最少の頭数やね。

12月に香港国際競走が組まれていますので、欧州勢はどうしてもそちらに回りがちです。

まま、日本馬が本当に強くなって、外国馬がなかなか勝てなくなったという背景もあるけれど、な……。

ひと昔前は、その年の世界最速の選手権距離王者を決めるレースという趣きもありました。

トウカイテイオー(1988.4.20)さんが勝った1992年の第12回とか、ホンマに豪華メンバーやったもんね。