ホクトボーイ 牡 鹿毛 1973.4.22生~1987.10.5没 浦河・日進牧場生産 馬主・森 滋氏 栗東・久保 道雄厩舎
| テスコボーイ 黒鹿毛 1963 種付け時活性値:0.25【9】 |
Princely Gift 鹿毛 1951 |
▲Nasrullah 鹿毛 1940.3.2 |
Nearco 1935.1.24 |
| Mumtaz Begum 1932 | |||
| Blue Gem 鹿毛 1943 |
Blue Peter 1936 | ||
| Sparkle 1935 | |||
| Suncourt 黒鹿毛 1952 |
Hyperion 栗毛 1930.4.18 |
Gainsborough 1915.1.24 | |
| Selene 1919 ♀ | |||
| Inquisition 黒鹿毛 1936 |
Dastur 1929 | ||
| Jury 1929 | |||
| フイリバスター 栗毛 1969 仔受胎時活性値:0.75【3】 |
Busted 鹿毛 1963.3.16 種付け時活性値:1.25【5】 |
★Crepello 栗毛 1954 |
Donatello 1934 |
| Crepuscule 1948 | |||
| Sans Le Sou 鹿毛 1957 |
ヴイミー 1952 | ||
| Martial Loan 1950 | |||
| Tugboat Annie 栗毛 1963 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
★Ballymoss 栗毛 1954 種付け時活性値:0.00【8】 |
Mossborough 1947 | |
| Indian Call 1936 | |||
| Annie Oakley 黒鹿毛 1952 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Big Game 鹿毛 1939 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
| Annetta 栗毛 1941 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
<5代血統表内のクロス:Nearco4×5、Blenheim5×5、Fairway5×5>
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| テスコボーイ (Princely Gift系) |
Busted (Blenheim系) |
★Ballymoss (Nearco系) |
Big Game (Blandford系) |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
| Busted (Martial Loan) |
3.00 (【3】+【5】+【10】+【10】) |
(No. 1-k) | 初仔 |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 | 走破 時計 |
着差 | 調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9 | ホクトボーイ | 牡4 | 久保 敏文 | 3:22.5 | 久保 道雄 | 5 | |
| 2 | 3 | クラウンピラード | 牡4 | 佐々木 昭次 | 3:22.9 | 2・1/2 | 田中 康三 | 3 |
| 3 | 12 | シタヤロープ | 牡5 | 池上 昌弘 | 3:23.2 | 1・1/2 | 保田 隆芳 | 9 |
| 4 | 5 | カシュウチカラ | 牡4 | 出口 明見 | 3:23.4 | 1・1/2 | 矢倉 玉男 | 6 |
| 5 | 10 | グリーングラス | 牡4 | 嶋田 功 | 3:23.4 | アタマ | 中野 隆良 | 2 |
1977年の天皇賞・春で悲願の八大競走初制覇を果たしたテンポイント(1973.4.19)。天皇賞が勝ち抜き制であった当時、天皇賞・秋には栗毛の流星の姿はなく、トウショウボーイ(1973.4.15)とグリーングラス(1973.4.5)の2頭が天皇賞馬の称号を得るべく人気を分け合いました。発馬直後から番手先行で堂々と受けて立つ競馬を見せた天馬、東京芝3200mの2周目のバックストレッチから相手は唯1頭とばかりに背後に迫った黒鹿毛の美男子。両雄が並び立つと自然とペースが上がり、3角から4角では既に一騎打ちかと思われました。冬枯れの東京芝の直線500m、今も昔も長い府中のホームストレッチ。内のトウショウボーイ、外のグリーングラス。意地のぶつかり合いを見せた2頭でしたが、道中のペースアップが堪えたのか、思うような伸びを見せられず。代わりに馬場中央を鋭い末脚で駆けたのが、橙の帽子に「水色、黄玉霰、袖黄縦縞」の勝負服を乗せた鹿毛の関西馬ホクトボーイ。道中最後方に構えていたホクトボーイ、両雄がやり合っている最中も落ち着いて機を伺っていた実力馬が、最内から伸びた同じ1973年生まれ世代の関西馬クラウンピラード(1973.4.5)を2馬身半差抑えたところが、栄光の秋の盾の決勝点でした。
*
TTG世代の強豪の一角であったホクトボーイ。上述の通り勝ち抜き制であった当時の天皇賞において、同一世代で4勝という世代の強力さを現した内の1頭。そんなホクトボーイは現年齢表記3歳時に阪神芝3000mの阪神大賞典、4歳時に阪神芝2000mの朝日チャレンジC、京都芝2400mの京都記念・秋、東京芝3200mの天皇賞・秋、そして6歳時に京都芝1600mのスワンSと、活躍馬が現代よりも幅広い距離で出走する時代であったにせよ、バラエティに富んだ距離で重賞勝ちを収め、デビューした1975年から引退する1979年まで5年連続で勝利を収めた本物の力量馬でした。
私が競馬を見始めた頃は同じ冠名「ホクト」のホクトベガ(1990.3.26)が活躍していましたが、ホクトベガと同い年のマイネルリマーク(1990.5.11)のブルードメアサイアーがホクトボーイであったことを思い出します。メリーナイス(1984.3.22)の仔マイネルリマーク、共同通信杯4歳S(GIII)で斤量2キロ差があったとは言え、ビワハヤヒデ(1990.3.10)を「アタマ」だけ負かしたのは、父と母父が八大競走を制した東京の舞台でその血が騒いだということだったのでしょうか。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
[ホクトボーイ(1973.4.22)の主な競走成績]
- 天皇賞・秋、スワンS、京都記念・秋、阪神大賞典、朝日チャレンジC
- 鳴尾記念、サンケイ大阪杯、日本経済新春杯
- 天皇賞・春、宝塚記念、日経新春杯、京都記念・春
通算41戦13勝、2着5回、3着6回。
#TTG世代で天皇賞を制した4頭はテンポイント、ホクトボーイ、グリーングラス、そしてカシュウチカラ(1973.5.11)です。テンポイント、グリーングラス、カシュウチカラは天皇賞・春の勝ち馬であり、天皇賞・秋の勝ち馬はホクトボーイだけです。



