オーキッドロマンス(2021.4.1)&ピューロマジック(2021.2.18)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.42)-

Pedigree

オーキッドロマンス 牡 鹿毛 2021.4.1生 浦河町・ミルファーム生産 馬主・(有)ミルファーム 美浦・手塚 貴久厩舎

オーキッドロマンス(2021.4.1)の4代血統表
ロジャーバローズ
鹿毛 2016.1.24
種付け時活性値:1.00【4】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
リトルブック
鹿毛 2008.4.22
Librettist
鹿毛 2002.4.17
Danzig 1977.2.12
Mysterial 1994.1.27
Cal Norma’s Lady
栗毛 1988.5.7
リフアーズスペシヤル 1980.2.17
June Darling 1983.4.18
エキナシア
鹿毛 2008.2.15
仔受胎時活性値:1.00【12】
スニッツェル
鹿毛 2002.8.24
種付け時活性値:1.125【4.5】
Redoute’s Choice
鹿毛 1996.8.15
デインヒル 1986.3.26
Shantha’s Choice 1992.10.28
Snippets’ Lass
鹿毛 1993.9.16
★Snippets 1984.11.1
Snow Finch 1984.4.21
ニシノマリア
鹿毛 1997.3.17
仔受胎時活性値:0.50【10】
★Take Me Out
鹿毛 1988.4.19
種付け時活性値:0.00【8】
Cure the Blues 1978.4.27
White Feather 1980.3.3
セナリオ
鹿毛 1992.2.10
仔受胎時活性値:1.00【4】
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
種付け時活性値:1.50【6】
Recital
黒鹿毛 1987.5.13
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Danzig4×5×5、Lyphard5×5(父方)>

オーキッドロマンス(2021.4.1)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロジャーバローズ
(サンデーサイレンス系)
スニッツェル
(デインヒル系)
★Take Me Out
(Hail to Reason系)
フォーティナイナー
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
フォーティナイナー
(ニシノマリア)
3.50
(【12】+【10】+【4】+【4】)
大叔母タシロスプリング
(No. 16-h)
5番仔
(流産後)

*

レース結果 JRA
2024年のウッドバイン競馬場賞パラダイスS(L。東京芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 オーキッドロマンス 牡3 53 内田 博幸 1:21.1 1-1 34.1 486
[+2]
手塚 貴久 2
2 2 メイショウチタン 牡7 57 柴田 善臣 1:21.2 1 3-3 33.9 470
[+2]
本田 優 7
3 10 フリームファクシ 牡4 57 横山 典弘 1:21.5 1 1/2 3-5 34.1 510
[-8]
須貝 尚介 8
4 13 ロジリオン 牡3 54 三浦 皇成 1:21.6 3/4 7-7 33.8 478
[-4]
古賀 慎明 1
5 1 ゴールデンシロップ 牡6 53 原 優介 1:21.6 クビ 7-7 33.8 538
[0]
鈴木 慎太郎 14
2024年のウッドバイン競馬場賞パラダイスS(L。東京芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7 – 11.4 – 11.4 – 11.5 – 11.2 – 11.3 – 11.6
ラップの
累計タイム
12.7 – 24.1 – 35.5 – 47.0 – 58.2 – 1:09.5 – 1:21.1
上り 4F 45.6 – 3F 34.1

東京芝1400m、曇の稍重馬場、16頭立て。

○ ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス(L)
本競走は、ウッドバイン競馬場との間で実施される交換競走。
ウッドバイン競馬場は、カナダのトロント郊外に位置する競馬場。同競馬場では、『カナディアンインターナショナル』などカナダの主要競走の多くが実施されている。
パラダイス(Paradise)は、「天国」「極楽」を意味する英語。

2024年度第3回東京競馬特別レース名解説

パラダイスSは2011年以降の開催時には3歳以上となっていますが、3歳馬が勝利を収めたのは初めてのことでした。そんなパラダイスSの2024年の一戦を制したのは、ハナを取り切ってそのまま逃げ粘った戦前2番人気に推されていたオーキッドロマンス。芝1400mでは京王杯2歳S(GII)でコラソンビート(2021.2.26)の3着、クロッカスS(L)でロジリオン(2021.3.6)の2着、ファルコンS(GIII)でダノンマッキンリー(2021.4.7)の2着、そしてパラダイスS1着と常に好勝負を見せています。パラダイスSのレースをテレビ観戦していた時「ロジャーバローズの仔、やりました」と思いましたけれど、まさかその2日後にロジャーバローズの8歳での早世の報せを聞くことになろうとは思いもよりませんでした。

ロジャーバローズ(2016.1.24)-自分の生まれ日に東京優駿を制した馬を辿る(No.8)-
ロジャーバローズ 牡 鹿毛 2016.1.24生~2024.6.25没 新ひだか・飛野牧場生産 馬主・猪熊広次氏 栗東・角居勝彦厩舎

*

ピューロマジック 牝 鹿毛 2021.2.18生 新冠町・村田牧場生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・安田 翔伍厩舎

ピューロマジック(2021.2.18)の4代血統表
アジアエクスプレス
栗毛 2011.2.9
種付け時活性値:0.25【9】
ヘニーヒューズ
栗毛 2003.4.5
▲ヘネシー
栗毛 1993.3.25
Storm Cat 1983.2.27
Island Kitty 1976.2.23
Meadow Flyer
鹿毛 1989.1.22
Meadowlake 1983.3.12
Shortley 1980.3.11
ランニングボブキャッツ
鹿毛 2002.3.8
Running Stag
鹿毛 1994.6.12
Cozzene 1980.5.8
Fruhlingstag 1975.5.29
Backatem
鹿毛 1997.3.16
Notebook 1985.3.14
Deputy’s Mistress 1990.3.15
メジェルダ
鹿毛 2013.5.1
仔受胎時活性値:1.75【7】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50【10】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
メリュジーヌ
鹿毛 2006.1.28
仔受胎時活性値:1.50【6】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:1.25【13】
Deputy Minister 1979.5.17
Mitterand 1981.2.19
メジェール
鹿毛 1997.3.27
仔受胎時活性値:2.00【8】
タバスコキャット
栗毛 1991.4.15
種付け時活性値:1.25【5】
カスパースカイゴールド
鹿毛 1992.5.7
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Storm Cat4×5、Deputy Minister4×5、Hold Your Peace5×5>

ピューロマジック(2021.2.18)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アジアエクスプレス
(Storm Cat系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
タバスコキャット
(Storm Cat系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
フレンチデピュティ
(Deputy Minister)
6.25
(【7】+【6】+【8】+【4】)
全兄がオープン特別勝ち馬
(No. 20)
3番仔
(2連産目)

*

2024年の第59回テレビ西日本賞北九州記念(GIII。小倉芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 12 ピューロマジック 牝3 53 松山 弘平 1:07.9 1-1 35.6 452
[+6]
安田 翔伍 3
2 16 ヨシノイースター 牡6 57 丸山 元気 1:08.0 1/2 3-2 35.3 484
[-4]
中尾 秀正 9
3 7 モズメイメイ 牝4 55 国分 恭介 1:08.3 1 3/4 9-5 35.1 468
[+12]
音無 秀孝 16
4 13 カンチェンジュンガ 牡4 55 田口 貫太 1:08.3 クビ 11-9 34.9 486
[+2]
庄野 靖志 10
5 15 ショウナンハクラク 牡5 56 小沢 大仁 1:08.3 ハナ 11-13 34.9 474
[0]
松下 武士 17
2024年の第59回テレビ西日本賞北九州記念(GIII。小倉芝1200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6
ラップの
累計タイム
11.4 – 21.6 – 32.3 – 43.4 – 55.3 – 1:07.9
上り 4F 46.3 – 3F 35.6

小倉芝1200m、曇の稍重馬場、18頭立て。

○ サマースプリントシリーズテレビ西日本賞北九州記念(GⅢ)
全 6 戦で実施されるサマースプリントシリーズの第 2 戦。
本競走は、1966 年に創設された重賞競走。当初は 2000m のハンデキャップ戦であったが、1969 年に距離短縮されて 1800m となり、1972 年に別定重量戦へ変更された。2006 年から 1200m のハンデキャップ戦となり、現在に至る。
テレビ西日本は、福岡市に本社を置く放送局。1958 年開局で、FNS(フジテレビ)系列。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

2024年度第3回小倉競馬特別レース解説

2024年の北九州記念を逃げ切ったのは戦前3番人気だったピューロマジック。好発から二の脚を使って先頭に立つと入りの3ハロン32秒3という速い流れに持ち込み、後続になし崩し的に脚を使わせ、小倉芝Aコースの直線293.0mではヨシノイースター(2018.3.28)が迫まりましたが、上がり3ハロン35秒6で半馬身封じたところが決勝点。見事にGIII連勝を見せたピューロマジック、つい先日葵S(GIII)の記事をアップしたのですけれど、私のアップするタイミングが遅かったため、北九州記念勝ちの記事との間隔が短くなってしまいました^^;

カシマエスパーダ(2021.3.31)&ピューロマジック(2021.2.18)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.40)-
カシマエスパーダ(2021.3.31)&ピューロマジック(2021.2.18)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.40)-

ともあれ、現行の小倉芝1200mとなった北九州記念の3歳馬による勝利は2021年のヨカヨカ(2018.5.13)以来3年ぶり2頭目のこと。そしてまた今年2024年は阪神競馬場の改修工事に伴う競馬番組の日割の入れ替えもあり6月30日の開催となったため、例年より早い時期の古馬混合重賞勝ちと相成りました。

この週末はアジアエクスプレスの仔の芝1200m勝ちを意識することになりました。土曜日はキタノエクスプレス(2018.4.11)が福島芝1200mの3勝クラスのバーデンバーデンCを1分7秒0のコースレコードタイで勝利を収め、日曜日はピューロマジックが小倉芝1200mの北九州記念勝ち。共に前走からの連勝を決めてみせました。キタノエクスプレス、ピューロマジックは共に「アジアエクスプレス×ディープインパクト牝馬」の組み合わせであり、ピューロマジックの全兄メディーヴァル(2018.4.25)も韋駄天S(OP)勝ち馬です。思えば「ディープインパクト×Storm Cat牝馬」の相性の良さは良く知られたところですので、返しニックの側面もあるのかな思いました。アジアエクスプレスの仔たち、さらなる活躍を期待したいと思います。

第65回朝日杯FS(GI)の勝ち馬。
アジアエクスプレス 牡 栗毛 2011.2.9生 米国・オカラスタッド生産 馬主・馬場幸夫氏 美浦・手塚貴久厩舎 アジアエクスプレス(2011.2.9)の4代血統表 ヘニーヒューズ 栗毛 2003.4.5 種付け時活性値:1.75 ヘネシー

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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