ロジリオン(2021.3.6)&ライトバック(2021.1.14)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.22)-

Pedigree

ロジリオン 牡 青鹿毛 2021.3.6生 平取町・坂東牧場生産 馬主・久米田 正明氏 美浦・古賀 慎明厩舎

ロジリオン(2021.3.6)の4代血統表
リオンディーズ
黒鹿毛 2013.1.29
種付け時活性値:1.75【7】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
シーザリオ
青毛 2002.3.31
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
サンデーサイレンス 1986.3.25
キャンペンガール 1987.4.19
キロフプリミエール
鹿毛 1990.4.15
Sadler’s Wells 1981.4.11
Querida 1975.3.14
ビービーバーレル
栗毛 2013.3.25
仔受胎時活性値:1.75【7】
パイロ
黒鹿毛 2005.2.19
種付け時活性値:1.75【7】
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P. Indy 1989.3.31
Preach 1989.3.26
Wild Vision
鹿毛 1998.5.16
Wild Again 1980.5.22
Carol’s Wonder 1984.3.15
ファインディンプル
栗毛 2000.3.4
仔受胎時活性値:1.00【12】
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
種付け時活性値:1.00【20】
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
ファインディッシュ
栗毛 1992.4.9
仔受胎時活性値:1.75【7】
Devil’s Bag
鹿毛 1981.2.19
種付け時活性値:0.50【10】
Connecting Link
栗毛 1985
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5、Halo5×5>

ロジリオン(2021.3.6)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
リオンディーズ
(Mr. Prospector系)
パイロ
(A.P. Indy系)
Silver Hawk
(Roberto系)
Devil’s Bag
(Halo系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
リオンディーズ 6.00
(【7】+【12】+【7】+【6】)
母がGIII勝ち馬
(No. 7)
3番仔
(3連産目)

*

レース結果 JRA
2024年のクロッカスS(L。東京芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 ロジリオン 牡3 57 三浦 皇成 1:20.9 6-5 33.2 488
[+14]
古賀 慎明 2
2 8 オーキッドロマンス 牡3 57 内田 博幸 1:20.9 アタマ 2-2 33.7 486
[0]
手塚 貴久 4
3 1 エリカカリーナ 牝3 55 戸崎 圭太 1:20.9 クビ 3-3 33.4 422
[0]
宮田 敬介 3
4 3 エイムフォーエース 牡3 57 本田 正重 1:21.0 1/2 8-8 33.0 430
[-4]
山下 貴之 9
5 4 ダノンマッキンリー 牡3 57 C.ルメール 1:21.2 1 1/4 3-3 33.7 468
[0]
藤原 英昭 1
2024年のクロッカスS(L。東京芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.5 – 11.2 – 11.5 – 11.9 – 11.3 – 11.2 – 11.3
ラップの
累計タイム
12.5 – 23.7 – 35.2 – 47.1 – 58.4 – 1:09.6 – 1:20.9
上り 4F 45.7 – 3F 33.8

東京芝1400m、晴の良馬場、10頭立て。例年第1回東京開催の初日に行われる3歳のリステッド競走であるクロッカスS。

◯ クロッカスステークス(L)
クロッカス(Crocus)は、地中海沿岸および小アジア原産のアヤメ科の球根植物。サフラ
ンに似ていることからハナサフランとも呼ばれる。花言葉は「青春の喜び」「切望」。

2024年度第1回東京競馬特別レース名解説

近年の勝ち馬にはラウダシオン(2017.2.2)の名前が見えますが、近時豪州のオンラインセールに出品されておりその去就が気になるところです。ともあれ、クロッカスSの2024年の一戦を制したのはロジリオン。「終わってみれば」ですけれど、同じ東京芝1400mで行われた2023年の京王杯2歳S(GII)でコラソンビート(2021.2.26)の2着だったロジリオンと3着だったオーキッドロマンス(2021.4.1)によるワンツー。オーキッドロマンスはカンナS(OP)の勝ち馬ですし、オープン競走で実績がある2頭が実力を見せたという結果でもありました。

コラソンビート(2021.2.26)&カルチャーデイ(2021.5.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.14)-
コラソンビート(2021.2.26)&カルチャーデイ(2021.5.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.14)-
ヴェロキラプトル(2021.4.28)&オーキッドロマンス(2021.4.1)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.9)-
ヴェロキラプトル(2021.4.28)&オーキッドロマンス(2021.4.1)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.9)-

今回のレースは逃げたジャスパーノワール(2021.3.16)が作り出した1000m通過58秒4という淀みない流れを番手先行したオーキッドロマンス、3番手から迫ったエリカカリーナ(2021.1.31)、そして中団位置から差したロジリオンの3頭がタイム差なしの接戦を見せ、最後は内のオーキッドロマンス、外のロジリオンが僅かに出ていたところが決勝点。勝負を「アタマ」だけ先んじたロジリオン、その勝ち時計1分20秒9は東京芝1400mで開催されたクロッカスSのレースレコードタイムでした。

クロッカスSでロジリオンに初騎乗だった三浦皇成騎手。ロジリオンはデビュー戦と京王杯2歳Sで北村宏司騎手が騎乗されていましたが、落馬負傷で休養中のため、三浦騎手にお鉢が回って来たというところでしょうか。走る路線的には、もしかしたらアスコリピチェーノ(2021.2.24)と東京芝1600mのNHKマイルカップ(GI)でぶつかる可能性もありますので、ロジリオンの鞍上は三浦騎手のままということになるのかも知れません。クロッカスの花言葉に「切望」があるというのは↑で引いたレース名解説のとおりですけれど、1000勝以上を挙げている三浦騎手にとってもJRA・GI制覇は「切望」でしょう。

アスコリピチェーノ(2021.2.24)-第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬+α-
アスコリピチェーノ(2021.2.24)-第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬+α-

ロジリオン、その馬名意味は「冠名+父名より」。久米田正明オーナーは非常に分かりやすいネーミングをなされますよね(^^)

*

ライトバック 牝 黒鹿毛 2021.1.14生 洞爺湖町・レイクヴィラファーム生産 馬主・増田 和啓氏 栗東・茶木 太樹厩舎

ライトバック(2021.1.14)の4代血統表
キズナ
青鹿毛 2010.3.5
種付け時活性値:0.50【10】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
キャットクイル
鹿毛 1990.5.22
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Pacific Princess
鹿毛 1973.5.10
★Damascus 1964.4.14
Fiji 1960
インザスポットライト
鹿毛 2014.2.6
仔受胎時活性値:1.50【6】
Exceed And Excel(AUS)
鹿毛 2000.9.5
種付け時活性値:1.125【12.5】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Patrona
栗毛 1994.3.24
Lomond 1980.2.3
Gladiolus 1974.4.16
Naruko
鹿毛 2009.4.5
仔受胎時活性値:1.00【4】
Street Cry
黒鹿毛 1998.3.11
種付け時活性値:0.50【10】
Machiavellian 1987.1.31
Helen Street 1982.4.4
Lake Toya
鹿毛 2002.3.30
仔受胎時活性値:1.50【6】
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
種付け時活性値:1.00【20】
シンコウエルメス
鹿毛 1993.4.1
仔受胎時活性値:2.00【8】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5>

ライトバック(2021.1.14)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キズナ
(サンデーサイレンス系)
Exceed And Excel
(デインヒル系)
Street Cry
(Mr. Prospector系)
Darshaan
(Mill Reef系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Exceed And Excel
(デインヒル)
6.00
(【6】+【4】+【6】+【8】)
大叔母Sobetsu
(No. 4-n)
3番仔
(3連産目)

*

2024年のエルフィンS(L。京都芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 ライトバック 牝3 55 坂井 瑠星 1:35.1 5-5 33.9 472
[+2]
茶木 太樹 1
2 5 スウィープフィート 牝3 55 永島 まなみ 1:35.2 クビ 3-3 34.2 462
[-4]
庄野 靖志 3
3 3 エリカエスティーム 牝3 55 武 豊 1:35.3 1/2 3-3 34.3 512
[0]
宮田 敬介 2
4 10 モモンウールー 牝3 55 菱田 裕二 1:35.5 1 1/4 8-8 34.1 452
[-4]
池添 学 11
5 6 ナムラエデン 牝3 55 団野 大成 1:35.5 ハナ 1-1 34.9 414
[-2]
小栗 実 8
2024年のエルフィンS(L。京都芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.2 – 11.4
ラップの
累計タイム
12.8 – 24.3 – 36.4 – 48.5 – 1:00.6 – 1:12.5 – 1:23.7 – 1:35.1
上り 4F 46.6 – 3F 34.5

京都芝1600m、曇の良馬場、11頭立て。4年ぶりに京都競馬場の開催となった3歳牝馬のリステッド競走であるエルフィンS。

◯ エルフィンステークス(L)
エルフィン(Elfin)は、「小さい妖精のような」を意味する英語。チュートン民話におい
て、魔力をもった妖精は、森や野に住み、いたずら好きとされている。

2024年度第2回京都競馬特別レース名解説

「エルフィン(Elfin)」の綴を見直して「あ、妖精のエルフか……」と、水野良さんのファンタジー小説を読んで育ったはずの私は本当に今更ながら気付いたのですけれど、競馬のエルフィンSはクラシックを目指す3歳牝馬の出世レース。21世紀に入ってからの勝ち馬を見てみても、エアメサイア(2002.2.4)ウオッカ(2004.4.4)レッドディザイア(2006.4.19)マルセリーナ(2008.2.17)デアリングタクト(2017.4.15)と後のGI勝ち馬を送り込んでいます。まま、ウオッカは既に阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を制していましたが^^;

そんなエルフィンSの2024年の一戦を制したのは戦前1番人気に推されたライトバック。2023年8月の新潟芝1800mの新馬戦を勝ち上がった後、10月の東京芝1600mのアルテミスS(GIII)ではチェルヴィニア(2021.2.3)の4着。

ルシフェル(2021.4.8)&チェルヴィニア(2021.2.3)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.12)-
ルシフェル(2021.4.8)&チェルヴィニア(2021.2.3)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.12)-

そうして2024年の初戦となったエルフィンSでは五分に近いスタートから、半マイル通過48秒5、1000m通過1分0秒6の流れの道中を5、6番手で追走。京都芝外回りCコースの直線398.7mでは脚勢良く馬場中央を抜け出そうとしたところで逃げたナムラエデン(2021.3.13)、内のチークタイム(2021.4.18)、外のエリカエスティーム(2021.1.18)の間に挟まるような形となってやや窮屈になる場面もありましたが、馬の地力が勝っていました。ライトバック、ラスト100mで進路がクリアとなった後はエンジン全開、最内を上手く抜け出していたスウィープフィート(2021.4.5)を「クビ」だけ捉えたところが決勝点。キズナの娘が3歳牝馬戦線に名乗りを上げました。

ライトバックのボトムライン。祖母Naruko、曾祖母Lake Toya、高祖母シンコウエルメスを見て、かつて弊サイトで紹介した仏牝馬GI勝ち馬を思い出しました。

2017年のクラシック候補生を確認する(海外編・其の漆)
Sobetsu 牝 鹿毛 2014.3.1生 英国・Darley生産 馬主・Godolphin 英国・Charlie Appleby厩舎 Sobetsu(2014.3.1)の4代血統表 Dubawi 鹿毛 2002.2.7 種付け時活性値:...

2017年のサンタラリ賞(仏GI)を制したSobetsu(2014.3.1)。当時の記事から引いておきますと、

G1サンタラリ賞はソベツが快勝、次走に仏オークス浮上」という記事もありますけれど、その血統背景を確認すると、「ソウベツ」が本来の読みと思われます、Sobetsu。「ソウベツ? あれ、母レイクトーヤ、祖母シンコウエルメス。なるほど」。Sobetsu、洞爺湖の南東岸に面している壮瞥町からの想起なのでしょう。また、Sobetsuの兄姉を確認するとNaruko(2009.4.5)、Hokkaido(2010.4.23)、Lake Hamana(2013.2.16)。それぞれ鳴子、北海道、浜名湖ですよね^^

洞爺湖町・レイクヴィラファームから送り込まれたライトバック、その馬名意味は「母名の一部+後ろ」とのこと。母インザスポットライトについて述べられている、レイクヴィラファームの記事を引いておきます。

インザスポットライト | LAKE VILLA FARM

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。