Continuous(2020.3.25)-2022年のトーマスブライアン賞(仏GIII)の勝ち馬-

Result

Continuous(コンティニュアス) 牡 黒鹿毛 2020.3.25生 新冠町・Orpendale, Chelston Ire & Wynatt(パカパカファーム)生産 馬主・D Smith,Mrs J Magnier,M Tabor,Westerberg 愛国・A P O’Brien厩舎

Continuous(2020.3.25)の4代血統表
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:0.50【18】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ビユーパーダンス
鹿毛 1983.2.26
Lyphard 1969.5.10
My Bupers 1967.6.1
フラッフ
鹿毛 2012.4.14
仔受胎時活性値:1.75【7】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
種付け時活性値:1.25【13】
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Sumora
鹿毛 2002.2.23
仔受胎時活性値:0.25【9】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
種付け時活性値:1.75【15】
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rain Flower
栗毛 1997.5.11
仔受胎時活性値:1.00【4】
Indian Ridge
栗毛 1985.3.22
種付け時活性値:0.75【11】
Rose of Jericho
鹿毛 1984.3.14
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5>

Continuous(2020.3.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
デインヒル
(Danzig系)
Indian Ridge
(Clarion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
デインヒル
(Spring Adieu)
4.00
(【7】+【9】+【4】+【12】)
従兄Saxon Warrior
(No. 1-t)
3番仔
(3連産目)

*

2022年のトーマスブライアン賞(仏GIII。サンクルー芝1600m)の結果


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 4 Continuous 牡2 57 Ryan Moore 1:45.86 A P O’Brien 1
2 2 Make Me King 牡2 57 Mickael Barzalona 3/4+アタマ A Fabre 3
3 6 Times Boulevard 牝2 55.5 Maxime Guyon 7 C Ferland 2
4 7 Behind The Scenes 牝2 55.5 Cristian Demuro 8 James Tate 6
失格 1 Syros 牡2 57 Christophe Soumillon (2位入線) F-H Graffard 4
競走中止 5 Captain Wierzba 牡2 57 Rossa Ryan 落馬 Ralph Beckett 5
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「スミヨン、これはアカン」と、レースをご覧になった方は誰もが思ったでしょう。Syros(2020.2.19)に騎乗していたクリストフ・スミヨン騎手、スタートして600mのあたり、外を走っていたロッサ・ライアン騎手に対して右肘打ちを盛大に食らわせ、ライアン騎手はCaptain Wierzba(2020.3.24)から落馬。スミヨン騎手の騎乗馬Syrosはよく頑張って2位入線だったものの、鞍上のインターフェア甚だしいエルボーアタックにより失格。スミヨン騎手は10月14日から60日間の騎乗停止処分となりました。勝ちたい気持ちは大切ですし、際どい勝負を制する故に欧州を代表する名手の一角な訳ですが、今のスミヨン騎手はラフプレーの印象が先行してしまっているように思います。賞金の草刈場の気持ちでJRAの短期免許を取得されたのでしょうが、これではいかにヌルい日本でも受け入れられませんぜ、スミヨンさん(Q`^´Q)

そんな訳で騎手の行為により波紋を呼んだ一戦ですが、制したのは実はハーツクライ産駒でした。Continuous、7頭立てのサンクルー芝1600mを道中4番手追走から、最後の直線500mでは馬群ひと塊に外ラチ沿いでの勝負。逃げたMake Me King(2020.3.16)が一杯に粘ろうとするところを内から差し込んだContinuous、最後は「4分の3馬身+アタマ」差を着けたところがゴール地点。Continuous、8月のカラ芝7ハロンのメイドンに続いて、9月のトーマスブライアン賞を制し、デビュー2戦2勝でグループレース勝ちを収めました。Continuousとは英語で「連続」を意味しますが、Continuousのトーマスブライアン賞の勝利により、種牡馬ハーツクライは初年度の2008年生まれ世代からContinuousの2020年生まれ世代まで13世代連続でGレース勝ち馬を送り込むことになりました。

さて、Continuousの4代血統表を開くと「またミラクルサイアーIndian Ridgeがいるな。高祖母がRose of Jerichoということはドクターデヴィアスシンコウキングと同牝系」と奥の代から目に付いたのですが、近い代を見直しますと、

Sumora 2002.2.23 2勝
|メイビー 2009.2.9 5勝 モイグレアスタッドS(愛GI)ほか
||Saxon Warrior 2015.1.26 英2000ギニー(GI) レーシングポストT(英GI)ほか
|フラッフ 2012.4.14 1勝
||Continuous 2020.3.25 (本馬) トーマスブライアン賞(仏GIII)
|プロミストゥビートゥルー 2014.5.18 2勝 シルバーフラッシュS(愛GIII)ほか

Continuousの従兄に英2000ギニー馬Saxon Warriorがいる1号族t分枝系。Saxon Warriorの母メイビーとContinuousの母フラッフは全姉妹です。

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そうして、2022年の現時点までで紹介した欧州グループレースを制した2歳馬の4代血統構成を並べてみますと、

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
[料の遺伝]
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
第16回
ジュヴェナイルS
(愛GII。レパーズタウン芝8F)
Auguste Rodin
(2020.1.26)

[3-d]
初仔
[7.25 or 5.25 or 3.25]
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
Pivotal
(Nureyev系)
Indian Ridge
(Clarion系)
2022年
コンデ賞
(仏GIII。シャンティイ芝1800m)
Victoria Road
(2020.5.7)

[3-d]
5番仔?
[4.00 or 2.00]
Saxon Warrior
(サンデーサイレンス系)
Invincible Spirit
(Danzig系)
Indian Ridge
(Clarion系)
セクレト
(Northern Dancer系)
2022年
トーマスブライアン賞
(仏GIII。サンクルー芝1600m)
Continuous
(2020.3.25)
[1-t]
3番仔
(3連産目)
[4.00]
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
デインヒル
(Danzig系)
Indian Ridge
(Clarion系)

上段でも述べたミラクルサイアーIndian Ridgeが良い味を出しているように思います。サスガはクールモア

*

そろそろ「海外で活躍するサンデーサイレンスの子孫も良いけれど、日本の2歳馬も書きなさいよ」という声が上がりそうですが、後1頭、2歳で古馬GIを制した牝馬を記して、ひとまず海外の2歳馬は一段落しようと思います。

ともあれContinuous、デビューから連勝でグループレースを制したのですから、無敗が途切れないよう活躍を続けて欲しいと願います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。