セイウンハーデス(2019.4.8)&ウインマーベル(2019.5.8)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.28)-

セイウンハーデス 牡 黒鹿毛 2019.4.8生 浦河町・鮫川 啓一氏生産 馬主・西山 茂行氏 栗東・橋口 慎介厩舎

セイウンハーデス(2019.4.8)の4代血統表
シルバーステート
青鹿毛 2013.5.2
種付け時活性値:1.25【5】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
シルヴァースカヤ
黒鹿毛 2001.1.17
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Boubskaia
黒鹿毛 1987.4.11
Niniski 1976.2.15
Frenetique 1973.5.18
ハイノリッジ
鹿毛 2011.3.31
仔受胎時活性値:1.75【7】
マンハッタンカフェ
青鹿毛 1998.3.5
種付け時活性値:1.00【12】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society 1982.2.16
Santa Luciana 1973.4.4
ゴールドグレース
鹿毛 2002.5.1
仔受胎時活性値:2.00【8】
エリシオ
鹿毛 1993.1.24
種付け時活性値:0.00【8】
Fairy King 1982.3.4
Helice 1988.4.4
グレースウーマン
鹿毛 1985.4.20
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【16】
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:0.50【10】
ランズプロント
鹿毛 1974.4.13
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、Hail to Reason5×5×5、Nijinsky5×5>

セイウンハーデス(2019.4.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シルバーステート
(サンデーサイレンス系)
マンハッタンカフェ
(サンデーサイレンス系)
エリシオ
(Fairy King系)
マルゼンスキー
(Nijinsky系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シルバーステート 6.25 or 4.25 近親オースミハルカ
(No. 3-l フロリースカツプ系)
4番仔
(4連産目)

*

2022年のプリンシパルS(L。東京芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 8セイウンハーデス 牡3 56 幸 英明 1:59.0  4-5-3 34.5 468
[-8]
橋口 慎介 6
2 4キングズパレス 牡3 56 松岡 正海 1:59.1 1/2 15-15-15 33.8 486
[-4]
戸田 博文 9
3 9マイネルクリソーラ 牡3 56 柴田 大知 1:59.1 アタマ 6-7-7 34.3 444
[+2]
中野 栄治 14
4 2ドーブネ 牡3 56 武 豊 1:59.1 クビ 2-7-7 34.3 470
[-2]
武 幸四郎 1
5 6グランディア 牡3 56 戸崎 圭太 1:59.2 1/2 11-10-10 34.2 478
[+2]
中内田 充正 3

2022年のプリンシパルS。過去の勝ち馬を辿ればダンスインザダーク(1993.6.5)サイレンススズカ(1994.5.1)ルーラーシップ(2007.5.15)スピルバーグ(2009.5.12)等の姿が見える、現在は東京芝2000mで行われる東京優駿(GI)トライアルのリステッドレース。

そんなプリンシパルSの2022年の一戦を制したのは、戦前6番人気だったセイウンハーデス。1頭取消して15頭立て、好発から道中は先行4番手あたりを進んだセイウンハーデスと幸英明騎手。黒いブリンカーを着けた中背中肉の黒鹿毛、「身体能力お化け」という幸騎手に御されると、直線でしぶとい伸び脚を発揮。ラスト1ハロンを切ってから特に激しい攻防を見せた勝負において、連打された左ムチ、手前を替えた後の右ムチに懸命に応えたセイウンハーデス。キングズパレス(2019.4.28)、マイネルクリソーラ(2019.2.28)、ドーブネ(2019.4.3)、グランディア(2019.3.13)等とのコンマ2秒差のせめぎあいを制して、1枚しか無い東京優駿への優先出走権を蹄中に収めたのでした。

セイウンハーデスの生産は浦河町・鮫川啓一氏。公式サイトが慈愛に満ちていて本当に素晴らしいので、ぜひ足を運んで欲しいと思います。

鮫川啓一牧場&ポジー - 鮫川啓一牧場

という訳で↑の0の理論的総括で「近親オースミハルカ」と記載しましたが、鮫川啓一氏、そして先代の鮫川三千男氏と言えば、やはり小岩井の3号族フロリースカツプ(1904)系の第三スターリングモア(1944.3.31)分枝系。そうしてこの系統から輩出された、鮫川親子の最高の活躍馬と言いましたら、

中島国治氏関連馬(其の弐)-カツラノハイセイコ(1976.5.13)-
カツラノハイセイコ 牡 黒鹿毛 1976.5.13生~2009.10.8没 浦河・鮫川三千男氏生産 馬主・桂土地(株) 栗東・庄野穂積厩舎

カツラノハイセイコ(1976.5.13)。東京優駿、天皇賞・春、マイラーズCと根幹距離における当時の最高峰と目されるレースをすべて制した優駿。セイウンハーデス、鮫川親子にとってカツラノハイセイコ以来となる東京優駿制覇を目指して、5月29日の第89回東京優駿に臨みます。セイウンハーデス、その馬名意味は「冠名+ギリシャ神話の冥府の神」ということです。

#セイウンハーデスと同い年の叔父であるセイウンプラチナ(2019.4.7)も幸騎手で4月に阪神芝1800mのあやめ賞を制しており、同生産牧場、同馬主で同じ世代の2頭がJRAで2勝以上を挙げたことになります。これは実はなかなか難しいこと。セイウンハーデスとセイウンプラチナ、2頭共にこれからも頑張って欲しいものです。

##↑で紹介した「鮫川啓一牧場&ポジー – 鮫川啓一牧場」のサイトでも触れられていますが、ポジー(1990.3.10)も本当に懐かしい。ヤマニンスキー(1975.4.28)の娘、若き日の北沢伸也騎手を背にした姿。初期の(有)キャロットファームの代表活躍馬とも言える牝馬です。ポジー自身は、鮫川啓一氏の親戚である浦河町・鮫川牧場の生産馬ですが、もちろん第三スターリングモア分枝系の子孫です(^^)

ダービーへの最終切符 - 島田明宏 | 競馬コラム - netkeiba.com
 先週土曜日のプリンシパルステークスで、6番人気のセイウンハーデス(牡、父シルバーステート、栗東・橋口慎介厩舎)が半馬身差で優勝。5月29日に行われる第89回日本ダービーの優先出走権を獲得した。 セイ… No.1競馬情報サイト「netkeiba.com」の競馬コラム。月150本以上の競馬コラムを毎日更新中!

*

ウインマーベル 牡 栗毛 2019.5.8生 新冠町・コスモヴューファーム生産 馬主・(株)ウイン 美浦・深山 雅史厩舎

ウインマーベル(2019.5.8)の4代血統表
アイルハヴアナザー
栗毛 2009.4.1
種付け時活性値:0.25【9】
Flower Alley
栗毛 2002.5.7
★Distorted Humor
栗毛 1993.3.19
フォーティナイナー 1985.5.11
Danzig’s Beauty 1987.3.7
プリンセスオリビア
栗毛 1995.2.20
Lycius 1988.2.29
Dance Image 1990.3.16
Arch’s Gal Edith
黒鹿毛 2002.2.25
Arch
黒鹿毛 1995.1.31
▲Kris S. 1977.4.25
Aurora 1988.5.15
Force Five Gal
鹿毛 1994.3.26
Pleasant Tap 1987.5.8
Last Cause 1985.4.29
コスモマーベラス
栗毛 2002.6.7
仔受胎時活性値:2.00【16】
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:0.25【9】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux 1961.2.12
Marston’s Mill 1975.5.31
ロモーラ
鹿毛 1992.3.6
仔受胎時活性値:0.25【9】
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:0.00【24】
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Single Blade
栗毛 1984.5.14
仔受胎時活性値:1.75【7】
Hatchet Man
芦毛 1971.3.30
種付け時活性値:1.00【12】
Single Track
栗毛 1973
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5(父方)、Danzig5×5(父方)>

ウインマーベル(2019.5.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アイルハヴアナザー
(Mr. Prospector系)
フジキセキ
(サンデーサイレンス系)
Nijinsky
(Northern Dancer系)
Hatchet Man
(Blenheim系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Hatchet Man
(Single Blade)
4.50 曾祖母が米GI馬
(No. 9-a)
10番仔
(不受胎後)

*

2022年の橘S(L。中京芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10ウインマーベル 牡3 56 和田 竜二 1:19.3  3-3 33.9 466
[0]
深山 雅史 5
2 2ジャスパークローネ 牡3 56 古川 吉洋 1:19.6 1 3/4 1-1 34.6 484
[-4]
森 秀行 10
3 4リトス 牝3 54 秋山 真一郎 1:19.7 3/4 3-4 34.1 410
[+2]
高橋 裕 9
4 9ウナギノボリ 牡3 56 斎藤 新 1:19.8 クビ 10-10 33.3 466
[+2]
音無 秀孝 4
5 6カイハオン 牡3 56 浜中 俊 1:19.9 1/2 7-6 34.0 472
[-2]
松下 武士 8

2022年の橘S。過去の勝ち馬を辿れば初回の勝ち馬であるサニングデール(1999.4.1)の名前が燦然と輝く、現在では平年は京都芝1400mで行われるリステッドレース。

そんな橘Sの2022年の一戦を制したのは、戦前5番人気だったウインマーベル。10頭立ての中京芝1400m、大外枠から好発を見せると、内から二の脚を使ったドンジリ人気のジャスパークローネ(2019.3.12)を見やる形で先行3番手。直線、最内で粘り込みを図るジャスパークローネと古川吉洋騎手を外から交わしたウインマーベルと和田竜二騎手。ラスト200m「うぉ、競馬学校花の12期生の叩き合い」と思ったのも束の間、ウインマーベルの脚勢や良し。最後は1と4分の3馬身抜け出しての快勝。速い時計が出まくった第3回中京の開幕週のターフ、その勝ち時計1分19秒3は芝1400mで開催されるようになった橘Sのレースレコード、クリノガウディー(2016.3.17)が持つ1分19秒2のコースレコードまでコンマ1秒差の快時計でした。

ウインマーベルの父アイルハヴアナザーは2012年にケンタッキーダービー(米GI)、プリークネスS(米GI)を制した米国二冠馬。

第138回ケンタッキーダービー(米GI)の勝ち馬。 - 中島理論コラムの裏ページ
I'll Have Another 牡 栗毛 2009.4.1生 米国...

3歳で現役引退した後、ビッグレッドファームで2013年から2018年までの6年間供用されました。2019年生まれ世代のウインマーベルは日本供用のラストクロップ36頭の内の1頭です。ウインマーベル、アナザートゥルース(2014.3.20)に続いてアイルハヴアナザー産駒2頭目の重賞勝ち馬になれるでしょうか。今後も期待したいと思います。ウインマーベル、その馬名意味は「冠名+驚くべきこと」ということ。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

###テン乗りでウインマーベルを橘S勝ちに導いた和田騎手、同日の鞍馬S(OP)を3番人気のシゲルピンクルビー(2018.1.26)で制して、準メインとメインの連勝を果たされました。鞍馬Sでは10番人気のアスタールビー(2016.4.13)が逃げ粘りで3着でしたが鞍上は古川騎手、そして2番人気のサンライズオネスト(2017.3.2)が追い込んで4着でしたが鞍上が柴田大知騎手。競馬学校花の12期生、関東所属の柴田騎手が交わると、これはまた不思議な感じ。しかしフルキチ、2レース続けて逃げて妙味を見せてくれました(^^)