ラーゴム(2018.3.2)&アカイトリノムスメ(2018.4.16)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.15)-

Pedigree

ラーゴム 牡 栗毛 2018.3.2生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・林正道氏 栗東・斉藤崇史厩舎

ラーゴム(2018.3.2)の4代血統表
オルフェーヴル
栗毛 2008.5.14
種付け時活性値:0.25【9】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
エレクトロアート
栗毛 1986.3.29
ノーザンテースト 1971.3.15
グランマステイーヴンス 1977.2.9
シュガーショック
栗毛 2011.3.22
仔受胎時活性値:1.50【6】
Candy Ride(ARG)
鹿毛 1999.9.27
種付け時活性値:0.625【10.5】
Ride the Rails
黒鹿毛 1991.3.5
Cryptoclearance 1984.4.9
Herbalesian 1969.4.29
Candy Girl
栗毛 1990.7.7
Candy Stripes 1982.4.12
City Girl 1982.7.18
Enthusiastically
栗毛 2007.3.1
仔受胎時活性値:0.75【3】
Distorted Humor
栗毛 1993.3.19
種付け時活性値:1.25【13】
フォーティナイナー 1985.5.11
Danzig’s Beauty 1987.3.7
Unbridled Hope
栗毛 1994.3.2
仔受胎時活性値:1.00【12】
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
種付け時活性値:1.50【6】
D’Youville Nurse
鹿毛 1984.4.15
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:ノーザンテースト4×5(父方)、Fappiano5×5(母方)>

ラーゴム(2018.3.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
オルフェーヴル
(サンデーサイレンス系)
Candy Ride
(Mr. Prospector系)
Distorted Humor
(Mr. Prospector系)
Unbridled
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Unbridled
(Gana Facil)
3.50 母が米GIII勝ち馬
(No. 6-f)
2番仔
(2連産目)

*

2021年の第61回きさらぎ賞(GIII。中京芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2ラーゴム 牡3 56 北村 友一 2:01.0  3-3-3-2 35.4 512
[0]
斉藤 崇史 3
2 3ヨーホーレイク 牡3 56 武 豊 2:01.0 クビ 9-9-9-9 34.9 506
[+4]
友道 康夫 2
3 9ランドオブリバティ 牡3 56 三浦 皇成 2:01.6 3 1/2 10-10-10-10 35.3 468
[-10]
鹿戸 雄一 1
4 5タガノカイ 牡3 56 泉谷 楓真 2:02.0 2 1/2 1-1-1-1 36.6 508
[-2]
宮 徹 9
5 11アランデル 牡3 56 池添 謙一 2:02.3 1 3/4 7-7-6-6 36.4 528
[+10]
大竹 正博 8

2021年の第61回きさらぎ賞。現在は例年京都競馬場で開催されている出世レースですが、元々は中京競馬場での開催から始まりました。中京競馬場での開催時にきさらぎ賞を勝った後にGI級レースを制した馬を確認すれば、ダイコーター(1962.6.8)、マーチス(1965.5.11)、ヒカルイマイ(1968.3.27)、キタノカチドキ(1971.3.27)、インターグシケン(1975.5.25)、ニホンピロウイナー(1980.4.27)等の名前が見えます。そんなきさらぎ賞の2021年のレースで勝利を収めたのはラーゴム。クロノジェネシス(2016.3.6)でも知られる斉藤崇史調教師&べっぴんさんの奥さんをもらわれた新婚さんの北村友一騎手のコンビ、2021年は牡馬クラシックで楽しみな馬が現れました。馬場が荒れて来た第1回中京12日目の芝2000m、11頭立ての一戦をかかり加減にも見えましたが先行3番手から押し切りました。ラーゴム、その馬名意味は「適度で節度あること(スウェーデン語)」ということです。

種牡馬オルフェーヴルの成功パターンのひとつとして、繁殖牝馬がフォーティナイナーの血を持っていることが挙げられるでしょう。初年度産駒のラッキーライラック(2015.4.3)エポカドーロ(2015.2.15)の2頭のGI勝ち馬は、前者が母父がDistorted Humor、後者が母父がフォーティナイナー。ラーゴムは祖母父にDistorted Humorを持っています。また母方のMr. Prospector(1970.1.28)系種牡馬の3段掛けということでは、2020年のプリンシパルS(L)を制したビターエンダー(2017.4.7)でも見られました。ラーゴム、種牡馬オルフェーヴルの成功パターンのさらなる体現者となれますでしょうか。今後を楽しみにしています。

*

アカイトリノムスメ 牝 黒鹿毛 2018.4.16生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス(株) 美浦・国枝栄厩舎

アカイトリノムスメ(2018.4.16)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.75【15】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
アパパネ
鹿毛 2007.4.20
仔受胎時活性値:0.50【10】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.25【5】
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
ソルティビッド
栗毛 2000.1.29
仔受胎時活性値:1.50【6】
Salt Lake
鹿毛 1989.3.21
種付け時活性値:0.50【10】
▲Deputy Minister 1979.5.17
Take Lady Anne 1979.4.16
Piper Piper
栗毛 1987.5.15
仔受胎時活性値:1.00【12】
Spectacular Bid
芦毛 1976.2.17
種付け時活性値:0.50【10】
Alvarada
栗毛 1973.4.11
仔受胎時活性値:1.25【13】

<5代血統表内のクロス:なし>

アカイトリノムスメ(2018.4.16)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
Salt Lake
(Deputy Minister系)
Spectacular Bid
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト
(サンデーサイレンス)
4.25母が三冠牝馬
(No. 9-f)
5番仔
(5連産目)

*

2021年の第56回デイリー杯クイーンC(GIII。東京芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6アカイトリノムスメ 牝3 54 戸崎 圭太 1:33.3 6-5 34.4 450
[+4]
国枝 栄 2
2 9アールドヴィーヴル 牝3 54 松山 弘平 1:33.3 クビ 10-10 34.1 428
[-18]
今野 貞一 5
3 2ククナ 牝3 54 C.ルメール 1:33.4 クビ 8-7 34.3 452
[+2]
栗田 徹 1
4 11エイシンヒテン 牝3 54 団野 大成 1:33.5 3/4 1-1 35.1 440
[-10]
渡辺 薫彦 8
5 3イズンシーラブリー 牝3 54 三浦 皇成 1:33.5 アタマ 12-11 34.2 430
[-2]
加藤 征弘 12

2021年の第56回デイリー杯クイーンC。21世紀に入ってからの勝ち馬を振り返ってみてもダイワエルシエーロ(2001.5.11)コイウタ(2003.2.24)リトルアマポーラ(2005.1.24)ホエールキャプチャ(2008.2.24)ヴィルシーナ(2009.3.5)メジャーエンブレム(2013.3.26)クロノジェネシス(2016.3.6)と後にGI勝ちを収める馬が多数見られる東京芝1600mの3歳牝馬重賞。2021年の第56回は最後の直線、馬場中央を走る赤い帽子、「黒、青袖、黄鋸歯形」の勝負服の手応えから「アパパネの娘、勝ち負け」とつぶやいてみたら、決勝点では「さながら母譲りの勝負強さっ!!」と叫んでいました^^;。アカイトリノムスメ、これは物語として2018年生まれ世代のクラシックの楽しみが増しました。言わずもがなの超良血馬アカイトリノムスメ、その馬名意味は「赤い鳥(アパパネ)の娘」というド直球勝負です。

#「同一牝系馬の連動する活躍」からは明日の京都記念(GII)に出走するジナンボー(2015.3.8)が気になりますし、勝負服からはワグネリアン(2015.2.10)もですね^^;。そしてまた今回のクイーンCは、調教師試験に合格しこの2月いっぱいでステッキを置かれる蛯名正義騎手への、アパパネからのメッセージのようにも感じられました。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。