ジューヌエコール 牝 鹿毛 2014.3.21生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・安田隆行厩舎
クロフネ 芦毛 1998.3.31 種付け時活性値:1.75 |
フレンチデピュティ 栗毛 1992.1.30 |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 |
Vice Regent 1967.4.29 |
Mint Copy 1970.2.24 | |||
Mitterand 鹿毛 1981.2.19 |
Hold Your Peace 1969.1.24 | ||
Laredo Lass 1971.3.19 | |||
ブルーアヴェニュー 芦毛 1990.2.15 |
Classic Go Go 鹿毛 1978.2.11 |
Pago Pago 1960 | |
Classic Perfection 1972.4.22 | |||
Eliza Blue 芦毛 1983.4.11 |
Icecapade 1969.4.4 | ||
コレラ 1978.2.18 | |||
ルミナスポイント 青鹿毛 2003.2.23 仔受胎時活性値:0.50 |
アグネスタキオン 栗毛 1998.4.13 種付け時活性値:1.00 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
アグネスフローラ 鹿毛 1987.6.18 |
ロイヤルスキー 1974.5.24 | ||
アグネスレディー 1976.3.25 | |||
ソニンク 黒鹿毛 1996.2.8 仔受胎時活性値:1.50 |
★Machiavellian 黒鹿毛 1987.1.31 種付け時活性値:0.00 |
★Mr.Prospector 1970.1.28 | |
Coup de Folie 1982.4.2 | |||
Sonic Lady 鹿毛 1983.2.15 仔受胎時活性値:1.00 |
Nureyev 鹿毛 1977.5.2 種付け時活性値:1.25 |
||
Stumped 鹿毛 1977.3.17 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
クロフネ (Deputy Minister系) |
アグネスタキオン (Halo系) |
★Machiavellian (Mr.Prospector系) |
Nureyev (Northern Dancer系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
クロフネ (フレンチデピュティ) |
4.25 |
従兄ロジユニヴァース (No.B3) |
5番仔 (5連産目) |
中京芝1400mの新馬、阪神芝1400mのききょうS(OP)、そして京都芝1600mの第51回デイリー杯2歳S(GII)と無傷の3連勝を飾りました、ジューヌエコール。その馬名の意味は「大規模艦隊に強力な小型艦で対抗する19世紀の海軍の戦略思想(仏)」ということです。詳しくはWikipedia日本語版のジューヌ・エコールの記事などをご参照ください。
ジューヌエコールの最優性先祖である父クロフネは、現役時代に6勝を挙げその主な勝ち鞍にジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ、GI)、NHKマイルカップ(GI)、武蔵野S(GIII)、毎日杯(GIII)と重賞4勝。芝でもダートでも強い馬でしたが、やはり3歳秋の武蔵野Sにおける東京ダート1600m1分33秒3、ジャパンカップダートにおける東京ダート2100m2分5秒9という、連続日本レコードの圧勝ぶりが記憶に残ります。また、3歳春の毎日杯における阪神芝2000mの1分58秒6にもビックリしました。
そんなクロフネの代表産駒には
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フサイチリシャール(2003.4.6)
→朝日杯FS(GI)、阪神C(GII)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)ほか -
スリープレスナイト(2004.2.7)
→スプリンターズS(GI)、CBC賞(GIII)、北九州記念(GIII)ほか -
カレンチャン(2007.3.31)
→スプリンターズS、高松宮記念(GI)、阪神牝馬S(GII)、函館SS(GIII)、キーンランドC(GIII)ほか -
ホエールキャプチャ(2008.2.24)
→ヴィクトリアマイル(GI)、府中牝馬S(GII)、ローズS(GII)、東京新聞杯(GIII)、クイーンC(GIII)ほか - アップトゥデイト(2010.2.18)
→中山大障害(J・GI)、中山グランドジャンプ(J・GI)、小倉サマージャンプ(J・GIII)ほか -
クラリティスカイ(2012.3.7)
→NHKマイルカップ、いちょうS(現サウジアラビアロイヤルC、GIII)ほか -
ホワイトフーガ(2012.3.28)
→JBCレディスクラシック(JpnI)2回、関東オークス(JpnII)、スパーキングレディーC(JpnIII)、TCK女王盃(JpnIII)ほか - ホワイトメロディー(2004.3.16)
→関東オークス、クイーン賞(JpnIII) - オディール(2005.2.28)
→ファンタジーS(GIII)、阪神牝馬S3着、チューリップ賞(GIII)3着 -
ブラボーデイジー(2005.3.28)
→エンプレス杯(JpnII)、福島牝馬S(GIII)、ヴィクトリアマイル2着ほか -
ユキチャン(2005.3.28)
→関東オークス、TCK女王盃、クイーン賞ほか - セイコーライコウ(2007.3.9)
→アイビスサマーダッシュ(GIII)、シルクロードS(GIII)3着ほか - ドリームセーリング(2007.2.14)
→京都ジャンプS(J・GIII) - マルモセーラ(2008.3.12)
→ファンタジーS(GIII) - アースソニック(2009.4.3)
→京阪杯(GIII)、函館SS2着、アイビスサマーダッシュ3着2回ほか - インパルスヒーロー(2010.2.27)
→ファルコンS(GIII)、NHKマイルカップ2着、ダービー卿CT(GIII)3着ほか - クロフネサプライズ(2010.2.25)
→チューリップ賞、阪神JF(GI)2着 - ストークアンドレイ(2010.2.22)
→函館2歳S(GIII) - マイネルクロップ(2010.4.16)
→マーチS(GIII)、佐賀記念(JpnIII)、佐賀記念2着
等がおり、デイリー杯2歳Sでジューヌエコールが続きました。↑のリストの13番目にいるドリームセーリングはデイリー杯2歳S同日の京都ジャンプS勝ちにより重賞勝ち馬となりましたが、ホエールキャプチャの全兄でもあります。また、京都ジャンプSでドリームセーリングの2着だったニホンピロバロン(2010.3.30)はフサイチリシャールの仔であり、2016年11月12日に行われた京都の重賞は、クロフネの子孫が揃って活躍したという結果でした。
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ローズジュレップ 牡 黒鹿毛 2014.4.6生 新ひだか・岡田スタッド生産 馬主・(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング 北海道・田中淳司厩舎
ロージズインメイ 黒鹿毛 2000.2.9 種付け時活性値:1.25 |
Devil His Due 黒鹿毛 1989.4.18 |
Devil’s Bag 鹿毛 1981.2.19 |
Halo 1969.2.7 |
Ballade 1972.3.10 | |||
Plenty O’toole 黒鹿毛 1977.2.15 |
Raise a Cup 1971.2.4 | ||
Li’l Puss 1966.5.13 | |||
Tell a Secret 黒鹿毛 1977.4.25 |
Speak John 鹿毛 1958.2.7 |
Prince John 1953.4.6 | |
Nuit de Folies 1947 | |||
Secret Retreat 鹿毛 1968.5.13 |
Clandestine 1955.3.3 | ||
Retirement 1959.1.30 | |||
タニノジュレップ 栗毛 2005.4.25 仔受胎時活性値:2.00 |
コロナドズクエスト 鹿毛 1995.2.15 種付け時活性値:0.25 |
▲フォーティナイナー 栗毛 1985.5.11 |
Mr.Prospector 1970.1.28 |
File 1976.4.30 | |||
Laughing Look 鹿毛 1986.4.16 |
Damascus 1964.4.14 | ||
Laughter 1970.4.8 | |||
タニノディオーネ 栗毛 1996.5.6 仔受胎時活性値:2.00 |
ポリッシュネイビー 鹿毛 1984.5.14 種付け時活性値:0.75 |
Danzig 1977.2.12 | |
Navsup 1966.4.5 | |||
タニノクリスタル 栗毛 1988.4.4 仔受胎時活性値:1.75 |
クリスタルパレス 芦毛 1974.3.25 種付け時活性値:1.25 |
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タニノシーバード 栗毛 1972.4.27 仔受胎時活性値:1.75 |
<5代血統表内のクロス:Raise a Native5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ロージズインメイ (Halo系) |
コロナドズクエスト (Mr.Prospector系) |
ポリッシュネイビー (Danzig系) |
クリスタルパレス (フォルティノ系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ロージズインメイ | 7.50 |
大叔父タニノギムレット (No.9-c) |
3番仔 (2連産目) |
第18回兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)。勝ったのは北海道の田中淳司厩舎所属のローズジュレップ。その鞍上にはかつては笠松、今は兵庫の名手・川原正一騎手がいました。ローズジュレップと川原騎手、道中は逃げたネコワールド(2014.3.17)と武豊騎手の番手追走、最終コーナーではいち早く抜け出して後続を封じ込めました。兵庫ジュニアグランプリの地方馬の勝利は、2005年のモエレソーブラッズ(2003.3.22)、2009年のラブミーチャン(2007.3.19)、2014年のジャジャウマナラシ(2012.4.13)に次いで4頭目のことでした。
ローズジュレップの最優性先祖である父ロージズインメイは、現役時代に8勝を挙げ、その主な勝ち鞍にドバイワールドカップ(UAE・GI)、ホイットニーH(米GI)、ケンタッキーカップクラシックH(米GII)、コーンハスカーH(米GIII)と重賞4勝。勝った重賞は9ハロンから10ハロンの距離で、日本風に表すならば[8-4-0-1]という安定した成績を収めた活躍馬でした。
そんなロージズインメイの代表産駒には
- ドリームバレンチノ(2007.2.22)
→JBCスプリント(JpnI)、東京盃(JpnII)、シルクロードS(GIII)、函館スプリントS(GIII)、兵庫ゴールドT(JpnIII)ほか - サミットストーン(2008.4.28)
→浦和記念(JpnII)、浦和記念2着、白山大賞典(JpnIII)2着、東京大賞典(GI)3着、川崎記念(JpnI)3着ほか - コスモオオゾラ(2009.2.17)
→弥生賞(GII) - マイネルバイカ(2009.2.18)
→白山大賞典、東海S(GII)3着、マーキュリーC(JpnIII)3着ほか
等がいます。上級馬は高齢になってもタフに走り続けるという印象でしょうか。代表産駒の筆頭であるドリームバレンチノは、今年2016年の東京盃を9歳で制しており、老いてますます盛んというところを見せてくれています。
あと、ローズジュレップに関して、0の理論的には料的遺伝値が「7.50」という非常に大きな数値となっています。この「7.50」という数値は、私が確認した馬の中ではテイエムオーシャン(1998.4.9)と並ぶ、4世代の交代における最高数値です。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。