2016年3歳世代の活躍馬を確認する(其の壱)。

キョウエイギア 牡 鹿毛 2013.2.16生 青森・村上幹夫氏生産 馬主・田中晴夫氏 栗東・矢作芳人厩舎

キョウエイギア(2013.2.16)の4代血統表
ディープスカイ
栗毛 2005.4.24
種付け時活性値:1.75
アグネスタキオン
栗毛 1998.4.13
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー 1974.5.24
アグネスレディー 1976.3.25
アビ
栗毛 1995.5.5
Chief’s Crown
鹿毛 1982.4.7
Danzig 1977.2.12
Six Crowns 1976.4.21
Carmelized
鹿毛 1990.4.9
Key to the Mint 1969.3.9
Carmelize 1972.4.23
ローレルアンジュ
鹿毛 1999.5.29
仔受胎時活性値:1.25
パラダイスクリーク
黒鹿毛 1989.2.4
種付け時活性値:0.25
Irish River
栗毛 1976.4.2
Riverman 1969.3.22
Irish Star 1960.2.9
North of Eden
鹿毛 1983.6.11
Northfields 1968.3.6
ツリーオブノレッジ 1977.3.2
スマートダーリン
黒鹿毛 1982.5.19
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Alydar
栗毛 1975.3.23
種付け時活性値:1.50
Raise a Native 1961.4.18
Sweet Tooth 1965.4.17
Smartaire
黒鹿毛 1962.4.25
仔受胎時活性値:0.75
Quibu
鹿毛 1942
種付け時活性値:0.625
Art Teacher
黒鹿毛 1958.3.24
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

キョウエイギア(2013.2.16)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープスカイ
(Halo系)
パラダイスクリーク
(Riverman系)
Alydar
(Raise a Native系)
Quibu
(Fairway系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープスカイ 4.75 or 2.75 母がJpnII勝ち馬
(No.A13)
4番仔
(流産後)

3歳ダート王を決めるジャパンダートダービー(JpnI)を制したのは、青森県産馬キョウエイギア。兵庫チャンピオンシップ(JpnII)を制したケイティブレイブ(2013.5.11)、後述するゴールドドリーム(2013.4.19)という重賞勝ち馬たちを相手に4馬身差の圧勝。キョウエイギア、目下JRAリーディングをひた走る矢作芳人厩舎&戸崎圭太騎手のコンビに、矢作師と戸崎騎手にとってもゆかりの大井競馬場で、ジーワン勝利を贈りました。勝利の後、矢作師は前立腺がんの手術を7月21日に受けられることを公表。「馬から勇気をもらいました」 と述べられた矢作師。人が馬を助け、馬が人を助ける。そしてまた、レース当日の7月13日は、馬主の田中晴夫氏のお誕生日でもあったそうです。キョウエイギア、自分に関わる人たちにたくさんのプレゼントを贈ったJDD勝利でした。

キョウエイギアの最優性先祖は父ディープスカイ。ディープスカイ、全日本2歳優駿(JpnI)を制した2歳ダート王サウンドスカイ(2013.3.23)に続き、強力世代で2頭目のJpnI勝ち馬を送り込むことに成功しました。3世代目かつダートでようやく花開いた、種牡馬ディープスカイ。アグネスタキオンの血を継承するためにも、更なる巻き返しを図ってほしいものです。

*

ゴールドドリーム 牡 鹿毛 2013.4.19生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・吉田勝己氏 栗東・平田修厩舎

ゴールドドリーム(2013.4.19)の4代血統表
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28 ♀
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
モンヴェール
鹿毛 2003.5.8
仔受胎時活性値:0.25
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.50
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
スペシャルジェイド
鹿毛 1993.2.16
仔受胎時活性値:0.25
Cox’s Ridge
鹿毛 1974.4.4
種付け時活性値:0.50
Best Turn 1966.5.7
Our Martha 1961.5.7
Statistic
鹿毛 1988.5.6
仔受胎時活性値:1.00
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.25
Number
鹿毛 1979.5.5
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Special(♀)4×5、Turn-to5×5、Nijinsky5×5>

ゴールドドリーム(2013.4.19)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Cox’s Ridge
(Turn-to系)
Mr.Prospector
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ゴールドアリュール
(Nureyev)
3.50 or 1.50 母がJpnII3着馬
(No.5-h)
4番仔
(4連産目)

府中ダートマイルのユニコーンS(GIII)を制したのは、ゴールドドリーム。ストロングバローズ(2013.3.9)との叩き合いを「クビ」だけ凌いで重賞初制覇となりました。

ゴールドドリームの最優性先祖である父ゴールドアリュールは現役時代に中央地方で8勝を挙げ、その主な勝ち鞍にフェブラリーS(GI)、東京大賞典(GI)、ジャパンダートダービー(統一GI)、ダービーグランプリ(当時統一GI)、アンタレスS(GIII)と重賞5勝。種牡馬としての代表産駒には、ジーワン9勝を含め重賞12勝のエスポワールシチー(2005.4.22)、ジーワン6勝を含め重賞19勝のスマートファルコン(2005.4.4)、ジーワン7勝の現役馬コパノリッキー(2010.3.24)、ジャパンダートダービーで父仔制覇を果たした現役馬クリソライト(2010.2.2)、マイルCS南部杯(JpnI)でエスポワールシチーを破ったオーロマイスター(2005.1.31)と、現時点で5頭のダートジーワン勝ち馬を輩出しています。さながら、SS2世種牡馬軍団の砂部門の筆頭、というところでしょうか。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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