Highland Reel 牡 鹿毛 2012.2.21生 愛国・Hveger Syndicate生産 馬主・Derrick Smith & Mrs John Magnier & Michael Tabor 愛国・A P O’Brien厩舎
Galileo(IRE) 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.25 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 ♀ | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr.Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967.1.31 | ||
Anatevka 1969.2.13 | |||
Hveger(AUS) 鹿毛 2001.11.18 仔受胎時活性値:0.625 |
デインヒル(USA) 鹿毛 1986.3.26 種付け時活性値:1.625 |
★Danzig 鹿毛 1977.2.12 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Pas de Nom 1968.1.27 | |||
Razyana 鹿毛 1981.4.18 |
His Majesty 1968.4.15 | ||
Spring Adieu 1974.5.10 | |||
Circles of Gold(AUS) 栗毛 1991.11.21 仔受胎時活性値:0.25 |
Marscay(AUS) 栗毛 1979.10.20 種付け時活性値:0.75 |
Biscay 1965 | |
Heart of Market 1967.3.12 | |||
Olympic Aim(NZ) 栗毛 1983.10.15 仔受胎時活性値:1.75 |
Zamazaan(FR) 栗毛 1965.4.7 種付け時活性値:0.375 |
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Gold Vink(NZ) 栗毛 1966 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4、Natalma(♀)4×5×5、Buckpasser5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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Galileo (Sadler’s Wells系) |
デインヒル (Danzig系) |
Marscay (Star Kingdom系) |
Zamazaan (Blandford系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
デインヒル | 4.625 or 2.625 |
伯父Elvstroem (No.22-b) |
4番仔? (2連産目?) |
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http://www.breederscup.com/results/2016/longines-turf
第33回ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)。「楽逃げしているのは、今年の”キング・ジョージ”の勝ち馬ですよ」。そう思ってしまった道中6ハロンから8ハロン、バックストレッチでジェイムズ・”シーミー”・ヘファーナン騎手に促された3番人気のHighland Reelが、2ハロン23秒46の脚を使うと、2番手を進んでいた4番人気のEctot(2011.2.8)に7馬身差ほど着けてリードを広げました。
後は欧州に比べれば小回り平坦な米国の芝コース、脚を緩めずに23秒18、23秒66というラップタイムを刻んで、Highland Reel。差して来た1番人気のFlintshire(2010.4.4)、追い込んで来た2番人気の防衛女王Found(2012.3.13)を尻目に、悠々と1着でゴール。とは言うものの、楽なレースをしているように見えても、そこはサスガに世界の一流馬。勝ち時計を見れば、サンタアニタ芝12ハロンを2分23秒00による逃げ切りで、コースレコード2分22秒72に0秒28差の快時計でした。
Highland Reelは、3歳時のセクレタリアトS(米GI)、香港ヴァーズ(GI)、4歳時の“キング・ジョージ”(英GI)、ブリーダーズカップ・ターフと芝GI4勝。米国、香港、英国と、それぞれに特徴が異なる芝馬場をこなして、強者ぶりを見せていますね。そんなHighland Reelに、今年2016年のクイーンエリザベス2世C(香GI)で先着したことがある、我が国のラブリーデイ(2010.1.30)やヌーヴォレコルト(2011.2.25)も、「やっぱり大したものだなぁ」と、改めて思います。
JRAの「ジャパンカップ(GI) ~海外からの予備登録馬(1) 10月18日(火)現在~」を見れば、エイダン・パトリック・オブライエン厩舎の馬がHighland Reelを含めて10頭登録してくれていますが、恐らく、登録だけ、でしょうね。「Highland Reelのような強い芝馬が来てくれれば、ジャパンカップも盛り上がるのになぁ」と素直に思いますけれど、年末に英愛馬がアジアで走るとすれば、やっぱり香港国際競走になってしまいますよね。日本は暮れの大一番は動かせませんし、なかなかに難しいもの。
ともあれ、強い馬の強い姿は、世界の何処に居ても見られるような時世になりました。Highland Reel、この後の活躍も楽しみにしたいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。