サークルオブライフ(2019.3.24)-第73回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬-

Result

サークルオブライフ 牝 鹿毛 2019.3.24生 新ひだか町・千代田牧場生産 馬主・飯田 正剛氏 美浦・国枝 栄厩舎

サークルオブライフ(2019.3.24)の4代血統表

エピファネイア
鹿毛 2010.2.11
種付け時活性値:0.00【8】
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto 1969.3.16
Sharp Queen 1965.4.19
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian 1982.4.14
Tri Argo 1982.5.18
シーザリオ
青毛 2002.3.31
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
サンデーサイレンス 1986.3.25
キャンペンガール 1987.4.19
キロフプリミエール
鹿毛 1990.4.15
Sadler’s Wells 1981.4.11
Querida 1975.3.14
シーブリーズライフ
栗毛 2010.5.13
仔受胎時活性値:2.00【8】
アドマイヤジャパン
栗毛 2002.4.16
種付け時活性値:1.75【7】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ビワハイジ
青鹿毛 1993.3.7
Caerleon 1980.3.27
アグサン 1985.3.23
プレシャスライフ
芦毛 2004.4.9
仔受胎時活性値:1.25【5】
タイキシャトル
栗毛 1994.3.23
種付け時活性値:0.25【9】
Devil’s Bag 1981.2.19
ウェルシュマフィン 1987.3.15
スターマイライフ
芦毛 1994.2.3
仔受胎時活性値:0.25【9】
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
種付け時活性値:0.50【10】
Great Lady M.
芦毛 1975.3.23
仔受胎時活性値:0.50【18】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Halo4×5×5、Caerleon4×5(母方)、Hail to Reason5×5>

サークルオブライフ(2019.3.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
エピファネイア
(Roberto系)
アドマイヤジャパン
(サンデーサイレンス系)
タイキシャトル
(Halo系)
Storm Cat
(Storm Bird系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
アドマイヤジャパン
(Mignon)
4.00 高祖母の仔にLady’s Secret
(No. 22-d)
4番仔
(4連産目)

*

2021年の第73回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 サークルオブライフ 牝2 54 M.デムーロ 1:33.8   11-10 33.9 478
[0]
国枝 栄 3
2 11 ラブリイユアアイズ 牝2 54 団野 大成 1:33.9 1/2 6-6 34.2 428
[-10]
黒岩 陽一 8
3 13 ウォーターナビレラ 牝2 54 武 豊 1:34.0 1/2 3-3 34.5 470
[-2]
武 幸四郎 4
4 17 ナミュール 牝2 54 C.デムーロ 1:34.0 クビ 13-17 33.6 430
[-10]
高野 友和 1
5 1 ナムラクレア 牝2 54 浜中 俊 1:34.3 1 3/4 11-13 34.1 454
[-6]
長谷川 浩大 6

2021年の第73回阪神ジュベナイルフィリーズ。人気は弟クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗したナミュール(2019.3.2)でしたが、そのナミュールが発馬で出遅れ。兄ミルコ・デムーロ騎手が騎乗したサークルオブライフは道中中団後方で折り合い、直線外から鋭脚を見せると、先行策から抜け出しに掛かったウォーターナビレラ(2019.5.27)、諦めずに差し込んだラブリイユアアイズ(2019.3.19)をまとめて交わし切ったところが決勝点。黄色の帽子に「黄、黒蛇目散、黄袖」の勝負服をまとったミルコ騎手のエスコートに応えた鹿毛のシャドーロール、サークルオブライフ。8月の新潟芝1800mの新馬戦3着の後、9月の中山芝1600mの未勝利戦、10月の東京芝1600mのアルテミスS(GIII)、

サークルオブライフ(2019.3.24)&アイスジャイアント(2019.5.1)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.5)-
サークルオブライフ 牝 鹿毛 2019.3.24生 新ひだか町・千代田牧場生産 馬主・飯田 正剛氏 美浦・国枝 栄厩舎アイスジャイアント 牡 栗毛 2019.5.1生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・吉田 勝己氏 美浦・高柳 瑞樹厩舎

そして12月の阪神芝1600mの阪神ジュベナイルフィリーズとマイル戦3連勝を以て、2019年生まれ世代最初のJRA・GI勝ち馬に輝きました。

千代田牧場と「黄、黒蛇目散、黄袖」の勝負服ということでは、ピースオブワールド(2000.2.18)の2002年の第54回以来となる阪神ジュベナイルフィリーズ2勝目。また管理される当代の「牝馬作りの名人」のお一人である国枝栄調教師もアパパネ(2007.4.20)による2009年の第61回以来の2勝目。そして鞍上のミルコ騎手は、2歳GIに強い印象もありますが、実は阪神ジュベナイルフィリーズは初勝利でした。皆様、おめでとうございました。

*

今回は上位5頭の内1頭だけ記事にしていなかった2着馬についても併せて記しておきます。

ラブリイユアアイズ 牝 青毛 2019.3.19生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・井内 康之氏 美浦・黒岩 陽一厩舎

ラブリイユアアイズ(2019.3.19)の4代血統表

ロゴタイプ
黒鹿毛 2010.3.10
種付け時活性値:0.00【8】
ローエングリン
栗毛 1999.6.8
Singspiel
鹿毛 1992.2.25
In The Wings 1986.1.17
Glorious Song 1976.4.22
カーリング
黒鹿毛 1992.2.17
Garde Royale 1980.3.24
Corraleja 1982.3.9
ステレオタイプ
鹿毛 2002.2.16
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
スターバレリーナ
鹿毛 1990.5.8
Risen Star 1985.3.25
ベリアーニ 1985.4.11
オープンユアアイズ
栗毛 2013.3.6
仔受胎時活性値:1.25【5】
ヴィクトワールピサ
黒鹿毛 2007.3.31
種付け時活性値:1.25【5】
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス 1986.3.25
ポインテッドパス 1984.4.27
ホワイトウォーターアフェア
栗毛 1993.5.3
Machiavellian 1987.1.31
Much Too Risky 1982.2.8
アーヴェイ
鹿毛 2006.2.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
Danehill Dancer
鹿毛 1993.1.30
種付け時活性値:1.00【12】
デインヒル 1986.3.26
Mira Adonde 1986.4.19
Anna Amalia
栗毛 2000.3.6
仔受胎時活性値:1.25【5】
In The Wings
鹿毛 1986.1.17
種付け時活性値:1.25【13】
Anna of Saxony
栗毛 1989.4.6
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、In The Wings4×4、Halo4×5×5>

ラブリイユアアイズ(2019.3.19)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロゴタイプ
(Sadler’s Wells系)
ヴィクトワールピサ
(サンデーサイレンス系)
Danehill Dancer
(デインヒル系)
In The Wings
(Sadler’s Wells系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ヴィクトワールピサ
(Kris)
4.50

祖母が米GI馬
(No. 7-f)

2番仔
(2連産目)

6月の札幌芝1200mの新馬戦、8月の札幌芝1500mのクローバー賞(OP)と連勝。そして11月の京王杯2歳S(GII)でも3着に頑張っていたラブリイユアアイズ。デビュー以来、448kg→446kg→438kg→428kgと馬体重が減り続けているのが気掛かりでしたが、今回の阪神ジュベナイルフィリーズでも最後の最後まで良い伸び脚を見せてくれました。種牡馬ロゴタイプの初年度産駒であるラブリイユアアイズ、父の名を更に高めてくれるように祈っています。ラブリイユアアイズ、その馬名意味は「愛らしい貴方の眼」。良い馬名です。

#若干余談的ではありますが父ロゴタイプ、母父ヴィクトワールピサと聞くと、ミルコ騎手による大レース制覇を思い出します。前者は朝日杯フューチュリティS(GI)皐月賞(GI)、後者は有馬記念(GI)とドバイワールドカップ(UAE・GI)ですね。

*

サークルオブライフはデビュー以来4戦すべてミルコ騎手が騎乗、ラブリイユアアイズもデビュー以来4戦すべて団野大成騎手が騎乗。今回は3着でしたがウォーターナビレラは武幸四郎厩舎&武豊騎手のコンビが話題。2022年も引き続き馬人で語られる牝馬クラシック戦線であることを期待しています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

#テレビでは阪神ジュベナイルフィリーズを見、WEBでは香港スプリント(GI)を見と、忙しない結果、こもごもに叫んでしまう観戦者。

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