クイーンズリング 牝 黒鹿毛 2012.5.25生 千歳・社台ファーム生産 馬主・吉田千津氏 栗東・吉村圭司厩舎
マンハッタンカフェ 青鹿毛 1998.3.5 種付け時活性値:1.25 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
サトルチェンジ 黒鹿毛 1988.4.2 |
Law Society 黒鹿毛 1982.2.16 |
Alleged 1974.5.4 | |
Bold Bikini 1969.4.11 | |||
Santa Luciana 黒鹿毛 1973 |
★Luciano 1964 | ||
Suleika 1954 | |||
アクアリング 鹿毛 2005.5.28 仔受胎時活性値:1.50 |
Anabaa 鹿毛 1992.3.13 種付け時活性値:1.00 |
Danzig 鹿毛 1977.2.12 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Pas de Nom 1968.1.27 | |||
Balbonella 鹿毛 1984 |
★ゲイメセン 1975.5.16 | ||
Bamieres 1978.3.19 | |||
シーリング 鹿毛 1990.3.18 仔受胎時活性値:1.50 |
Bering 栗毛 1983.3.20 種付け時活性値:1.50 |
Arctic Tern 1973 | |
Beaune 1974.4.10 | |||
Blue River 鹿毛 1980.5.28 仔受胎時活性値:0.25 |
◆Riverman 鹿毛 1969.3.22 種付け時活性値:0.50 |
||
Azurella 鹿毛 1971.4.4 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
<5代血統表内のクロス:Riverman5×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
マンハッタンカフェ (Halo系) |
Anabaa (Danzig系) |
Bering (Sea-Bird系) |
◆Riverman (Never Bend系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Bering (アクアリング) |
5.25 or 3.25 |
伯母に仏1000ギニー馬 (No.1-t) |
2番仔? (2連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | クイーンズリング | 牝4 | 56 | M.デムーロ | 2:12.9 | 33.2 |
460 [+10] |
吉村圭司 | 3 | |
2 | 9 | シングウィズジョイ | 牝4 | 56 | C.ルメール | 2:12.9 | クビ | 33.7 |
474 [0] |
友道康夫 | 12 |
3 | 1 | ミッキークイーン | 牝4 | 56 | 浜中俊 | 2:13.1 | 1 1/4 | 33.6 |
442 [+10] |
池江泰寿 | 2 |
4 | 15 | パールコード | 牝3 | 54 | 川田将雅 | 2:13.2 | 3/4 | 34.0 |
504 [-4] |
中内田充正 | 5 |
5 | 13 | プリメラアスール | 牝4 | 56 | 幸英明 | 2:13.4 | 1 1/4 | 34.6 |
500 [+8] |
鈴木孝志 | 14 |
勝負は1番人気と2番人気のディープインパクト(2002.3.25)産駒ではなく、3番人気と12番人気のマンハッタンカフェ産駒で決着しました。クイーンズリング、ここまで1800mの府中牝馬S(GII)、1400mのフィリーズレビュー(GII)、京都牝馬S(GIII)を勝利しており、非根幹距離のリズムは勝手知ったるもの。発馬はふわっとした感じになりましたが、それも却って良かったのかも知れません。最後は、上がり3ハロン33秒2のメンバー最速の鋭脚で、粘るシングウィズジョイ(2012.2.25)を「クビ」だけ差し切っていました。そうして終わってみれば、ミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手のワンツー。あれだけ勝ちまくっているデムーロ騎手は京都のGI初勝利、そして管理される吉村圭司調教師は開業5年目で嬉しいGI初勝利となりました。おめでとうございました。
それでは、以下にクイーンズリングのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Blue River 1980.5.28 1勝 オマール賞(仏GIII)3着 ||Stani River 1989.3.3 1勝 |||マンダリンママ 1996.4.12 2勝 ||||テイエムタイホー 2009.4.29 現役 六甲S(OP) タンザナイトS(OP) 京都金杯(GIII)2着 ||シーリング 1990.3.18 2勝 |||Torrestrella 2001.5.6 3勝 仏1000ギニー(GI) ||||Farmah 2011.3.20 カルロ&フランチェスコアロイジ賞(伊GIII) ||||Intilaaq 2012.4.12 ローズオブランカスターS(英GIII) |||アクアリング 2005.5.28 1勝 ||||クイーンズリング 2012.5.25 (本馬) エリザベス女王杯(GI) 府中牝馬S(GII) フィリーズレビュー(GII) 京都牝馬S(GIII)ほか ||Shirley Blue 1994.5.18 0勝 |||Just Devine 2003.4.4 0勝 ||||Secret Weapon 2010.2.18 センテナリーヴァーズ(香GIII) |||Airmail Special 2004.4.12 2勝 リス賞(仏GIII)
近親に活躍馬が見られる1号族。伯母Torrestrellaが仏1000ギニー馬、そのTorrestrellaの仔も2頭が欧州のGIIIを制しています。社台さんは、このあたり、勢いづく牝系を持って来られるのが、本当にお上手。
クイーンズリング、古馬女王を戴冠してGI馬として臨む「これから」が楽しみとなりました。非根幹距離上手とは言うものの、秋華賞(GI)2着もありますし、伊達や酔狂で重賞4勝は出来ません。その確かな地力を以て挑む先に、幸多からんことを。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。