アグネスフローラ 牝 鹿毛 1987.6.18生~2005.8.8没 三石町・折手 正義氏生産 馬主・渡辺 孝男氏 栗東・長浜 博之厩舎
ロイヤルスキー 栗毛 1974.5.24 種付け時活性値:1.00【12】 |
Raja Baba 鹿毛 1968.4.5 |
Bold Ruler 黒鹿毛 1954.4.6 |
Nasrullah 1940.3.2 |
Miss Disco 1944 | |||
Missy Baba 鹿毛 1958.5.13 |
My Babu 1945.3.2 | ||
Uvira 1938 | |||
Coz O’Nijinsky 栗毛 1969.4.27 |
★Involvement 黒鹿毛 1960.4.12 |
Intent 1948 | |
Lea Lane 1952 | |||
Gleam 栗毛 1952 |
Tournoi 1945 | ||
Flaring Top 1947.3.27 | |||
アグネスレデイー 鹿毛 1976.3.25 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
リマンド 栗毛 1965.2.16 種付け時活性値:0.50【10】 |
▲Alcide 鹿毛 1955 |
Alycidon 1945.3.15 |
Chenille 1940 | |||
Admonish 栗毛 1958 |
Palestine 1947 | ||
Warning 1950 | |||
イコマエイカン 鹿毛 1967.5.18 仔受胎時活性値:2.00【8】 |
Sallymount 栗毛 1956 種付け時活性値:0.50【10】 |
Tudor Minstrel 1944.2.16 | |
Queen of Shiraz 1937 | |||
ヘザーランズ 鹿毛 1957 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
Tenerani 鹿毛 1944 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
Dark Brocade 鹿毛 1940 仔受胎時活性値:2.00【16】 |
<5代血統表内のクロス:Nasrullah4×5(父方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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ロイヤルスキー (Bold Ruler系) |
リマンド (Blenheim系) |
Sallymount (Owen Tudor系) |
Tenerani (Rabelais系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ロイヤルスキー | 4.75 or 2.75 | 母と仔2頭も八大競走勝ち馬 (No. 1-l ヘザーランズ系) |
6番仔 (6連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 | 走破 時計 |
着差 | 調教師 | 人 気 |
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1 | 9 | アグネスフローラ | 牝3 | 河内 洋 | 1:37.1 | 長浜 博之 | 1 | |
2 | 3 | ケリーバッグ | 牝3 | 菅原 泰夫 | 1:37.3 | 1・1/4 | 山田 要一 | 3 |
3 | 4 | ハリケンローズ | 牝3 | 本田 優 | 1:37.5 | 1・1/4 | 目野 哲也 | 14 |
4 | 14 | エイシンサニー | 牝3 | 岸 滋彦 | 1:38.5 | 6 | 坂口 正則 | 5 |
5 | 6 | テンザンアルファ | 牝3 | 猿橋 重利 | 1:38.7 | 1・1/2 | 梅内 忍 | 9 |
1990年の第50回桜花賞。区切りの第50回を制したのは18頭立てを単枠指定の5枠9番から発進した単勝2.2倍の1番人気馬アグネスフローラ。道中先行5~6番手の絶好位を進むと、最後の直線では同じ阪神芝1600mの前走チューリップ賞(OP)の再現かの如く、2着のケリーバッグ(1987.4.28)に0秒2差を着けて、見事に母アグネスレデイーに続く「母仔2代のクラシック制覇」を5戦5勝の無敗で遂げたのでした。馬主の渡辺孝男オーナーは桜花賞をアグネスフローラで制したことにより、優駿牝馬のアグネスレデイー、エリザベス女王杯のアグネステスコ(1978.3.1)と併せて、当時の牝馬三冠においてすべて勝利を収められたこととなりました。鞍上の河内洋騎手はメジロラモーヌ(1983.4.9)、アラホウトク(1985.3.24)に続いて当時の史上最多となる桜花賞3勝目を遂げられました。また、アグネスフローラの生年月日は「1987年6月18日」であり、6月生まれという北半球の生産馬としてはかなり遅い生まれですが、2022年現在でも歴代桜花賞馬の中で最も遅生まれの馬です。
#アグネスフローラがその出自と共に成した5連勝での桜花賞制覇というきらびやかな勝利の陰で、スイートミトゥーナ(1987.4.21)とレガシーワイス(1987.4.23)の2頭が競走中止となり、レガシーワイスは帰らぬ馬となってしまいました。陰陽は世の常ではありますが、勝負の厳しさと共に、競馬はいつも命懸けであることを改めて思います。
閑話休題。アグネスフローラは桜花賞の次走で目指した「母仔2代の優駿牝馬制覇」でエイシンサニー(1987.3.29)の2着に終わり、その後に骨折、屈腱炎を発症。結果的に初めての敗戦がそのまま引退レースとなってしまいました。アグネスフローラ、桜花賞馬という栄光の八大競走勝ち馬であり、競走馬としての物語だけでも充分なものでしたが、その類まれな才能は繁殖牝馬としての物語の際にも遺憾なく発揮されたのでした。ええ、ええ。本当にごくごく簡単な近親牝系図だけでお分かりいただけますね。
アグネスレデイー 1976.3.25 5勝 優駿牝馬、京都記念・春、朝日チャレンジC |アグネスフローラ 1987.6.18 (本馬) 5勝 桜花賞(GI) ||アグネスフライト 1997.3.2 4勝 東京優駿(GI)、京都新聞杯(GIII) ||アグネスタキオン 1998.4.13 4勝 皐月賞(GI)、弥生賞(GII)、ラジオたんぱ杯3歳S(GIII)
なんじゃこりゃ^^;。日本競馬史上に燦然と輝く母仔3代クラシック制覇。そしてまた、クラシック勝ちを収めた牝馬が複数のクラシック勝ち馬を産んだのは、アグネスフローラが初めて。走っても良し、産んでも良し。アグネスフローラ、恐るべしは、その天賦の才(!!)


それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
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[アグネスフローラ(1987.6.18)の主な競走成績]
- 桜花賞(GI)
- 優駿牝馬(GI)
通算6戦5勝、2着1回。
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「五十音にて名馬を辿る」の企画、本当はアイネスフウジン(1987.4.10)さんがNo.1の記事になるはずだったそうです。


そうみたいね。でも、色々と確認していくうちに「あぁ、これはアグネスフローラも書いとかなアカン」と思ったみたいね。

で、五十音順に「アイ」ネスフウジンと「アグ」ネスフローラで、アイネスフウジンさんが押し出されてNo.0、アグネスフローラさんがNo.1の記事になったそうです。

このサイトの管理人曰く「この『あ』で始まる2頭だけ。ホンマにキリが無くなるから」やってさ。

ただ、結果的に良い日程調整になったみたいで、アグネスフローラさんの記事、アグネスフライトの誕生日にアップすることになったんですって。

アグネスフライトも25歳か。息災に過ごしてほしいね。