グランプリボス 牡 鹿毛 2008.3.28生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)グランプリ 栗東・矢作 芳人厩舎
サクラバクシンオー 鹿毛 1989.4.14 種付け時活性値:0.50【18】 |
サクラユタカオー 栗毛 1982.4.29 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 |
Princely Gift 1951 |
Suncourt 1952 | |||
アンジエリカ 黒鹿毛 1970.3.29 |
ネヴアービート 1960 | ||
スターハイネス 1964.3.10 | |||
サクラハゴロモ 鹿毛 1984.4.13 |
ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 |
▲Northern Dancer 1961.5.27 | |
Lady Victoria 1962.2.20 | |||
クリアアンバー 黒鹿毛 1967.5.8 |
★Ambiopoise 1958.5.6 | ||
One Clear Call 1960.5.21 | |||
ロージーミスト 黒鹿毛 1997.6.1 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:0.50【10】 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ビューティフルベーシック 栗毛 1989.4.20 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Secretariat 栗毛 1970.3.30 種付け時活性値:0.50【18】 |
Bold Ruler 1954.4.6 | |
Somethingroyal 1952.3.12 | |||
Nervous Pillow 栗毛 1975.4.26 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
Nervous Energy 鹿毛 1965.5.27 種付け時活性値:0.25【9】 |
||
Fathers Pillow 鹿毛 1969.3.31 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
サクラバクシンオー (Princely Gift系) |
サンデーサイレンス (Halo系) |
Secretariat (Bold Ruler系) |
Nervous Energy (Teddy系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
サクラバクシンオー | 4.75 |
(No. 8-c) |
7番仔 (7連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | グランプリボス | 牡2 | 55 | M.デムーロ | 1:33.9 | 8-10-7 | 34.5 |
504 [-4] |
矢作 芳人 | 5 | |
2 | 5 | リアルインパクト | 牡2 | 55 | F.ベリー | 1:34.0 | 3/4 | 8-7-7 | 34.8 |
504 [+2] |
堀 宣行 | 4 |
3 | 2 | リベルタス | 牡2 | 55 | 福永 祐一 | 1:34.0 | アタマ | 3-4-3 | 35.0 |
490 [-2] |
角居 勝彦 | 2 |
4 | 10 | サダムパテック | 牡2 | 55 | C.スミヨン | 1:34.1 | クビ | 11-7-7 | 34.9 |
498 [0] |
西園 正都 | 1 |
5 | 8 | リフトザウイングス | 牡2 | 55 | C.ルメール | 1:34.1 | クビ | 11-11-11 | 34.6 |
508 [-2] |
橋口 弘次郎 | 3 |
2010年の第62回朝日杯フューチュリティS。終わってみれば上位人気5頭によるコンマ2秒差の争い。1馬身ほどのせめぎあいの中で抜け出したのは、ミルコ・デムーロ騎手に御されたグランプリボス。前走京王杯2歳S(GII)7番人気1着だったコンビが、京王杯2歳Sでも4分の3馬身抑えて2着に負かしたリアルインパクト(2008.5.14)に、やはり4分の3馬身差を着けての重賞連勝。決勝点に入る前からデムーロ騎手が派手に左腕を上げてのGI勝利は、グランプリボス自身、そして2022年の今をときめく矢作芳人厩舎にとって初めてのGI制覇でもありました。グランプリボス、4角では他馬を外に振る場面がありましたけれど、直線では自身の進路がなかなか開かず。サダムパテック(2008.3.30)の鞍上だったクリストフ・スミヨン騎手の厳しさを見ましたが、それでもグランプリボス、前が空いてからの末脚は他を圧するものでした。グランプリボス、その馬名意味は「冠名+ボス」。シンプルな馬名意味ですが、日本のドメスティックブラッドとも言えるテスコボーイ系の継承者として、統領たる馬にふさわしい名前と改めて思いました。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
[グランプリボス(2008.3.28)の主な競走成績]
- NHKマイルカップ(GI)、朝日杯フューチュリティS(GI)、マイラーズC(GII)、スワンS(GII)、京王杯2歳S(GII)
- 安田記念(GI)2回、マイルチャンピオンシップ(GI)、阪神C(GII)
- 香港マイル(GI)、ニュージーランドT(GII)
通算28戦6勝、2着4回、3着2回。
#グランプリボスは2歳から5歳まで4年連続で重賞勝ちを収め、現役最終年となった2014年の6歳時も安田記念で17頭立て16番人気を跳ね返してジャスタウェイ(2009.3.8)からハナ差2着、引退レースとなった香港マイルでもワールドエース(2009.2.22)、フィエロ(2009.3.14)、ハナズゴール(2009.4.24)等に先着して3着。息の長い活躍を見せてくれました。言ったら怒られそうですが、4歳時の安田記念とマイルチャンピオンシップ、そして上述の6歳時の安田記念は、いずれもタイム差なしの2着でしたので「なんとかならなかったのか」と思ってしまいます^^;