ソダシ(2018.3.8)-第81回桜花賞(GI)の勝ち馬。史上初の白毛馬のクラシック制覇、成る-

Result

ソダシ 牝 白毛 2018.3.8生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス(株) 栗東・須貝尚介厩舎

ソダシ(2018.3.8)の4代血統表
クロフネ
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:0.75【19】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ブルーアヴェニュー
芦毛 1990.2.15
Classic Go Go
鹿毛 1978.2.11
Pago Pago 1960
Classic Perfection 1972.4.22
Eliza Blue
芦毛 1983.4.11
Icecapade 1969.4.4
コレラ 1978.2.18
ブチコ
白毛 2012.4.27
仔受胎時活性値:1.25【5】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:0.50【10】
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
シラユキヒメ
白毛 1996.4.4
仔受胎時活性値:1.75【15】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25【9】
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウェイブウインド
鹿毛 1991.1.28
仔受胎時活性値:1.00【4】
★Topsider
鹿毛 1974.3.15
種付け時活性値:0.00【16】
Storm and Sunshine
黒鹿毛 1983.2.3
仔受胎時活性値:1.75【7】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

ソダシ(2018.3.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
クロフネ
(Deputy Minister系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
★Topsider
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
クロフネ 5.75 近親メイケイエール
(No. 2-w)
初仔

*

2021年の第81回桜花賞(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 ソダシ 牝3 55 吉田 隼人 1:31.1 レコード 3-3 33.8 472
[0]
須貝 尚介 2
2 18 サトノレイナス 牝3 55 C.ルメール 1:31.1 クビ 15-16 32.9 474
[0]
国枝 栄 1
3 2 ファインルージュ 牝3 55 福永 祐一 1:31.2 1/2 8-6 33.7 488
[-4]
木村 哲也 8
4 5 アカイトリノムスメ 牝3 55 横山 武史 1:31.3 クビ 3-6 33.9 444
[-6]
国枝 栄 4
5 10 アールドヴィーヴル 牝3 55 M.デムーロ 1:31.8 3 8-9 34.1 422
[-6]
今野 貞一 5

2021年の第81回桜花賞。史上初の白毛馬のクラシック制覇、成る。そして無敗の桜花賞制覇は史上8頭目。ブランドソール(1938.2.22)、ミスオンワード(1957.3.8)、ブロケード(1978.3.16)、アグネスフローラ(1987.6.18)シスタートウショウ(1988.5.25)ダンスインザムード(2001.4.10)デアリングタクト(2017.4.15)等に続いてソダシ。強いものは強く、速いものは速い。近親にダート得意の馬が揃っていてパワータイプの血統と目され、時計勝負を不安視される向きもあったようですが、なんのなんの。終わってみれば阪神芝1600mのコースレコード、そのまま桜花賞レコードとなる「1分31秒1」(!!)。ソダシと吉田隼人騎手、ただただ、お見事でした。

では、以下にソダシのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

シラユキヒメ 1996.4.4 0勝
|ホワイトベッセル 2004.3.18 3勝
|ユキチャン 2005.3.28 5勝 関東オークス(JpnII) TCK女王盃(JpnIII) クイーン賞(JpnIII)
||シロインジャー 2013.2.24 0勝
|||メイケイエール 2018.2.23 現役 チューリップ賞(GII) ファンタジーS(GIII) 小倉2歳S(GIII)
|マシュマロ 2009.3.23 2勝
||ハヤヤッコ 2016.2.10 現役 レパードS(GIII) ブラジルC(L)
|ブチコ 2012.4.27 4勝
||ソダシ 2018.3.8 (本馬) 桜花賞(GI) 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) 札幌2歳S(GIII) アルテミスS(GIII)

ソダシの牝系は2号族w分枝系。伯父ホワイトベッセルがJRA史上初となる白毛馬の勝利を果たし、伯母ユキチャンが史上初となる白毛馬の重賞制覇を果たし、従兄ハヤヤッコが史上初となる白毛馬の平地国際グレード競走優勝を果たし、そしてソダシが史上初となる白毛馬による芝の重賞勝ちとGI勝利とクラシック制覇を果たす。史上初が付いて回るシラユキヒメ一族の白毛馬たち。ええ、いずれも金子真人オーナーの持ち馬です。むぅ、この御方の慧眼は一体全体どうなっているのでしょうか^^;。恐れ入谷の鬼子母神ですm(_ _)m

ソダシ、桜花賞馬として向かう先は二冠を狙う第82回優駿牝馬(GI)でしょう。本当に単純に強く速いソダシ、札幌2歳Sで札幌芝1800mを1分48秒2の2歳レコード勝ちしているように距離が伸びても問題はないでしょうし、東京競馬場もアルテミスSで経験済。ミスオンワード、デアリングタクトに続く、史上3頭目の無敗の牝馬二冠を期待しています。そしてまた、鞍上の吉田隼人騎手には兄である吉田豊騎手に続く「兄弟で優駿牝馬勝利騎手」も期待しています。

  

それでは、これから走る馬、すべてに幸多からんことを。勝ち時計が速かっただけに、全馬の無事も合わせて祈ります。

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