アマンテビアンコ 牡 白毛 2021.1.25生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・宮田 敬介厩舎
| ヘニーヒューズ 栗毛 2003.4.5 種付け時活性値：0.25【17】 |
▲ ヘネシー 栗毛 1993.3.25 |
Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 |
Storm Bird 1978.4.19 |
| Terlingua 1976.2.7 | |||
| Island Kitty 栗毛 1976.2.23 |
Hawaii 1964 | ||
| T. C. Kitten 1969.3.30 | |||
| Meadow Flyer 鹿毛 1989.1.22 |
Meadowlake 栗毛 1983.3.12 |
Hold Your Peace 1969.1.24 | |
| Suspicious Native 1972.4.1 | |||
| Shortley 黒鹿毛 1980.3.11 |
Hagley 1967.4.13 | ||
| Short Winded 1965.4.20 | |||
| ユキチャン 白毛 2005.3.28 仔受胎時活性値：1.75【15】 |
クロフネ 芦毛 1998.3.31 種付け時活性値：1.50【6】 |
フレンチデピュティ 栗毛 1992.1.30 |
Deputy Minister 1979.5.17 |
| Mitterand 1981.2.19 | |||
| ブルーアヴェニュー 芦毛 1990.2.15 |
Classic Go Go 1978.2.11 | ||
| Eliza Blue 1983.4.11 | |||
| シラユキヒメ 白毛 1996.4.4 仔受胎時活性値：2.00【8】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値：0.25【9】 |
★Halo 1969.2.7 | |
| Wishing Well 1975.4.12 | |||
| ウェイブウインド 鹿毛 1991.1.28 仔受胎時活性値：1.00【4】 |
★Topsider 鹿毛 1974.3.15 種付け時活性値：0.00【16】 |
||
| Storm and Sunshine 黒鹿毛 1983.2.3 仔受胎時活性値：1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス：Hold Your Peace4×5、Northern Dancer5×5>
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| ヘニーヒューズ (Storm Cat系) |
クロフネ (Deputy Minister系) |
サンデーサイレンス (Halo系) |
★Topsider (Northern Dancer系) |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
| クロフネ (Vice Regent) |
6.50 (【15】+【8】+【4】+【7】) |
母がJpnII勝ち馬 (No. 2-w) |
7番仔 (不受胎後) |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | アマンテビアンコ | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 1:53.9 | 4-4-5-3 | 39.4 | 531 [-4] |
宮田敬介 | 1 | |
| 2 | 1 | アンモシエラ | 牝3 | 55 | 横山武史 | 1:54.1 | 1 | 1-1-1-1 | 40.0 | 477 [+1] |
松永幹夫 | 4 |
| 3 | 5 | フロインフォッサル | 牡3 | 57 | 本田正重 | 1:55.7 | 8 | 8-8-8-8 | 40.2 | 472 [-1] |
山下貴之 | 8 |
| 4 | 3 | ハビレ | 牡3 | 57 | 笹川翼 | 1:55.8 | 1/2 | 5-5-6-5 | 41.1 | 493 [-1] |
武井亮 | 3 |
| 5 | 2 | ムットクルフェ | 牡3 | 57 | 山崎誠士 | 1:56.4 | 3 | 6-6-4-4 | 41.9 | 500 [0] |
的場直之 | 7 |
| 1F毎の ラップ |
12.3 – 11.4 – 12.7 – 12.5 – 12.4 – 12.8 – 13.6 – 12.9 – 13.3 |
|---|---|
| ラップの 累計タイム |
12.3 – 23.7 – 36.4 – 48.9 – 1:01.3 – 1:14.1 – 1:27.7 – 1:40.6 – 1:53.9 |
| 上り | 4F 52.6 – 3F 39.8 |
大井ダート1800m、雨の不良馬場、8頭立て。全日本的なダート競走の体系整備により、今年2024年からJpnIに格付けされると共に東京ダービー(JpnI)、ジャパンダートクラシック(JpnI)に続く「3歳ダート三冠」の初戦となりました羽田盃。
レース名は東京での最初の競馬が1927年に羽田で開催されたことに由来します。「3歳ダート三冠競走」の初戦に位置付けられるこのレースは、今年からダートグレード競走(JpnI)として実施され、南関東だけでなく全国各地から強豪馬が参戦します。持久力だけでなくスピードも求められる1,800m戦を制し、東京ダービーの主役候補となるのはどの馬か注目が集まります。
＜上位3頭(地方所属馬に限る)に東京ダービーの優先出走権を付与＞第69回 羽田盃(JpnI) ｜ 重賞レース ｜ レースと日程 ｜ 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA
その記念すべきJpnI格付けの初回を制したのは、戦前1番人気に推された白毛馬アマンテビアンコ。母に世界初の白毛馬による重賞制覇を遂げたユキチャンを持つアマンテビアンコ、母がTCK女王盃(JpnIII)を制した舞台でもある大井ダート1800mで果たしたのは、史上初の白毛馬によるJpnI優勝でした。
という訳でアマンテビアンコのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
シラユキヒメ 1996.4.4 0勝 ｜ユキチャン 2005.3.28 5勝 関東オークス(JpnII) TCK女王盃(JpnIII) クイーン賞(JpnIII)ほか ｜｜シロインジャー 2013.2.24 0勝 ｜｜｜メイケイエール 2018.2.23 7勝 セントウルS(GII) 京王杯スプリングC(GII) チューリップ賞(GII) シルクロードS(GIII) ファンタジーS(GIII) 小倉2歳S(GIII) ｜｜アマンテビアンコ 2021.1.25 (本馬) 羽田盃(JpnI)ほか ｜マシュマロ 2009.3.23 2勝 ｜｜ハヤヤッコ 2016.2.10 現役 函館記念(GIII) レパードS(GIII)ほか ｜｜ピオノノ 2017.3.20 現役 北海道2歳優駿(JpnIII)3着 ｜ブチコ 2012.4.27 4勝 ｜｜ソダシ 2018.3.8 7勝 桜花賞(GI) ヴィクトリアマイル(GI) 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) 札幌記念(GII) アルテミスS(GIII) 札幌2歳S(GIII)ほか ｜｜ママコチャ 2019.4.5 現役 スプリンターズS(GI)ほか
青鹿毛のサンデーサイレンスと鹿毛のウェイブウインドの間に生まれた突然変異の白毛シラユキヒメ。往々にして「初めての馬」になる子孫ばかりです^^;
「史上初の白毛馬による重賞制覇」を遂げたユキチャン。
「史上初の白毛馬による国際Gレース勝ち」を果たしたハヤヤッコ。
「史上初の白毛馬による芝重賞勝利&GIレース勝利&クラシック勝利」を成したソダシ。
そうして2024年の羽田盃で「史上初の白毛馬によるJpnI優勝」となったアマンテビアンコ。国際的には制限付きリステッド競走の扱いではありますが、白毛の牡馬として初めて格付けを「ジーワン」と呼称するレースの勝ち馬となりました。
*
ダート路線でも俊英が揃う2021年生まれ世代の馬たちの中で、3歳のJpnIを勝った最初の馬となったアマンテビアンコ。ゆくゆくは相対することになるであろう、まだ無敗の同期生が海外で転戦をする中で、まずは国内での地位を高めました。さらなる高みを目指して次に向かうは6月5日の東京ダービー。アマンテビアンコ、距離が200m伸びる大井ダート2000mの舞台でも快走を期待したいと思います。やっぱりナイター競馬で白毛馬は映えますので、ね(^^)
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
