2021年05月12日(水)弊サイトへのアクセスについて不具合が発生しておりました。大変申し訳ございませんでした。

Knicks Go(2016.1.29)-第5回ペガサスワールドカップ招待S(米GI)の勝ち馬-

Result

Knicks Go(ニックスゴー) 牡 芦毛 2016.1.29生 米国・Angie Moore生産 馬主・Korea Racing Authority 米国・Brad H. Cox厩舎

Knicks Go(2016.1.29)の4代血統表
Paynter
鹿毛 2009.3.4
種付け時活性値:1.50【6】
Awesome Again
鹿毛 1994.3.29
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Primal Force
鹿毛 1987.4.27
Blushing Groom 1974.4.8
Prime Prospect 1978.3.20
Tizso
鹿毛 1995.2.16
Cee’s Tizzy
芦毛 1987.4.21
Relaunch 1976.3.16
テイズリー 1981.4.27
Cee’s Song
黒鹿毛 1986.3.20
Seattle Song 1981.2.19
Lonely Dancer 1975.5.29
Kosmo’s Buddy
芦毛 2005.3.1
仔受胎時活性値:0.50【10】
Outflanker
黒鹿毛 1994.4.19
種付け時活性値:0.50【10】
★Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.29
Lassie’s Lady
鹿毛 1981.3.18
Alydar 1975.3.23
Lassie Dear 1974.5.2
Vaulted
芦毛 1989.5.2
仔受胎時活性値:1.75【15】
Allen’s Prospect
鹿毛 1982.5.24
種付け時活性値:1.50【6】
Mr. Prospector 1970.1.28
Change Water 1969.4.7
Aube d’Or
芦毛 1982.3.17
仔受胎時活性値:1.50【6】
Medaille d’Or
栗毛 1976.5.23
種付け時活性値:1.25【5】
Cloudy and Warm
芦毛 1976.2.29
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4、Mr. Prospector5×4、Raise a Native5×5>

Knicks Go(2016.1.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Paynter
(Deputy Minister系)
Outflanker
(Danzig系)
Allen’s Prospect
(Mr. Prospector系)
Medaille d’Or
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Paynter 5.00
(No. 1-w)
4番仔?

*

第5回ペガサスワールドカップ招待S(米GI。ガルフストリームパーク・ダート9F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 4 Knicks Go 牡5 55.8 Joel Rosario 1:47:89 Brad H. Cox 1
2 5 Jesus’ Team 牡4 55.8 Irad Ortiz Jr. 2 3/4 Jose D’Angelo 5
3 3 Independence 牡4 55.8 Flavien Prat クビ Michael McCarthy 10
4 1 Sleepy Eyes Todd 牡5 55.8 Jose Ortiz 6 1/4 Miguel Silva 6
5 10Code of Honor 牡5 55.8 Tyler Gaffalione 3/4 Claude McGaughey III 2
ニックスゴーがペガサスWCも圧逃、BCダートマイル再現でG1レース3勝目 | JRA-VAN Ver.World
 米G1ペガサスワールドカップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地23日にガルフストリームパーク競馬場で行われ、好スタートからハナを切った1番人気のニックスゴーが直線入口で後続を突き放すと、ゴール前では

2021年の第5回ペガサスワールドカップ招待S。Knicks Go、2018年の2歳時にブリーダーズフューチュリティ(米GI)を勝ち、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(米GI)でも2着と若年期から活躍していましたが、2019年の3歳時は1勝もできず終わりました。その2019年の最終戦は初めての芝レースであるコモンウェルスターフS(米GIII)10着だったのですが、ターフを走ったのが気持ちの切り替えになったのか、Knicks Go。2020年の4歳時は2月のオプショナルクレーミングを逃げて7馬身半差勝ち、10月のオプショナルクレーミングを逃げて10と4分の1馬身差勝ち、そして11月のブリーダーズカップ・ダートマイル(米GI)をやはり逃げて3馬身半差勝ちと3戦3勝。完全に勢いを取り戻したKnicks Go、2021年の5歳時の緒戦として選んだペガサスワールドカップ招待Sも透徹した逃げを見せ、2着のJesus’ Team(2017.4.22)に2と4分の3馬身差の快勝。Knicks Go、賞金総額300万ドルレースを制すると共に、2月の賞金総額2000万ドルレース・サウジカップの優先出走権を獲得しました。

Knicks Goは米国のメリーランド州の生産馬です。メリーランド州はピムリコ競馬場ローレルパーク競馬場があり、米国東海岸の競馬開催地としてよく知られています。とはいえ、かつてはNorthern Dancer(1961.5.27)がウインドフィールズファームのメリーランド支場にて種牡馬供用されていたものの、馬産地としては言わば「遠隔地」的な存在。そんなメリーランド州の生産馬であるKnicks Goに配されている4代血統構成の各代の父の競走成績や血統背景を確認すると、

  1. Paynter(2009.3.4)
    →米4勝。ハスケル招待S(米GI)の勝ち馬。叔父Tiznow(1997.3.12)
  2. Outflanker(1994.4.19)
    →英愛0勝。直牝系が米国の名繁殖系として知られるMissy Baba(1958.5.13)系。Outflankerは、0の理論的にはその父Danzigが16歳時交配のミニモの遺伝を受けています
  3. Allen’s Prospect(1982.5.24)
    →米3勝。アローワンス競走までの勝ち鞍。半姉にGI馬4頭を送り出した名繁殖牝馬Fall Aspen(1976.3.9)
  4. Medaille d’Or(1976.5.23)
    →北米3勝。加国伝来の2歳レース・コロネーションフューチュリティの勝ち馬。母Fanfreluche(1967.4.9)はアラバマSの勝ち馬で、1970年の加国年度代表馬にして米国最優秀3歳牝馬。更に1978年のソヴリン賞最優秀繁殖牝馬ですが、1978年は産駒La Voyageuse(1975.5.9)が加国牝馬二冠、Medaille d’Orが主要2歳戦勝ちを収めました。なお、Medaille d’Orは近時紹介したヴェイルネビュラ(2018.2.18)の曾祖母父でもあります

Knicks Goは父こそ米GI馬ですが、母父、祖母父、曾祖母父はいずれも「母方の血筋の良さ」から種牡馬供用されたマイナー種牡馬です。馬産の中心地から離れたところでも、血をちゃんと生かして強い馬を輩出することが出来る。その受け皿の懐の深さ、サスガは米国。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#本当に余談。私は「メリーランド州」と聞くと「ボルティモア」が思い浮かび、「ボルティモア」と聞くと、以下の動画の戦いが思い浮かびます……。


なお、近時ニュースで名前をよく聞くジョンズ・ホプキンス大学の所在地もボルティモアです。