イグナイター 牡 鹿毛 2018.4.13生 日高町・春木ファーム生産 馬主・野田 善己氏 園田・新子 雅司厩舎
エスポワールシチー 栗毛 2005.4.22 種付け時活性値:1.00【12】 |
ゴールドアリュール 栗毛 1999.3.3 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ニキーヤ 鹿毛 1993.4.4 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
Reluctant Guest 1986.2.21 | |||
エミネントシチー 鹿毛 1998.5.4 |
ブライアンズタイム 黒鹿毛 1985.5.28 |
Roberto 1969.3.16 | |
Kelley’s Day 1977.5.11 | |||
ヘップバーンシチー 鹿毛 1990.3.22 |
ブレイヴエストローマン 1972.5.19 | ||
コンパルシチー 1978.4.3 | |||
ビアンコ 鹿毛 2000.5.15 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
ウォーニング 青鹿毛 1985.4.13 種付け時活性値:1.50【14】 |
Known Fact 黒鹿毛 1977.3.15 |
In Reality 1964.3.1 |
Tamerett 1962.2.17 | |||
Slightly Dangerous 鹿毛 1979.4.8 |
Roberto 1969.3.16 | ||
Where You Lead 1970.4.23 | |||
プラデシュ 栗毛 1994.3.11 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
ジェネラス 栗毛 1988.2.8 種付け時活性値:1.25【5】 |
Caerleon 1980.3.27 | |
Doff the Derby 1981.5.13 | |||
Bareilly 鹿毛 1988.4.4 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Lyphard 鹿毛 1969.5.10 種付け時活性値:0.50【18】 |
||
Barger 鹿毛 1983.4.17 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
<5代血統表内のクロス:Roberto4×4、Hail to Reason5×5×5、Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
エスポワールシチー (サンデーサイレンス系) |
ウォーニング (Intent系) |
ジェネラス (Nijinsky系) |
Lyphard (Northern Dancer系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ウォーニング | 3.75 (【17】+【5】+【5】+【4】) |
フリオーソと同牝系 (No. 4-n) |
9番仔 (不受胎後) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | イグナイター | 牡5 | 57 | 笹川翼 | 1:12.0 | 2-2 | 37.6 | 503 [-3] |
新子雅司 | 3 | |
2 | 11 | リメイク | 牡4 | 57 | 御神本訓史 | 1:12.3 | 1.1/2 | 8-8 | 37.0 | 476 [-4] |
新谷功一 | 1 |
3 | 5 | リュウノユキナ | 牡8 | 57 | 横山武史 | 1:12.4 | 3/4 | 7-6 | 37.5 | 505 [-1] |
岩戸孝樹 | 2 |
4 | 10 | ジャスティン | 牡7 | 57 | 森泰斗 | 1:12.8 | 2 | 6-5 | 38.0 | 507 [+3] |
坂井英光 | 8 |
5 | 7 | ラプタス | せん7 | 57 | 幸英明 | 1:13.0 | 1 | 1-1 | 38.6 | 465 [-5] |
松永昌博 | 10 |
1F毎の ラップ |
12.2 – 10.7 – 11.5 – 12.6 – 12.1 – 12.9 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.2 – 22.9 – 34.4 – 47.0 – 59.1 – 1:12.0 |
上り | 4F 49.1 – 3F 37.6 |
大井ダート1200m、晴の良馬場、15頭立て。
発馬直後にいきなりのアクシデント。防衛王者ダンシングプリンス(2016.5.17)に騎乗の岩田望来騎手が落馬。岩田騎手は前検量に間に合わずJBCレディスクラシック(JpnI)のライオットガール(2020.3.29)に騎乗出来ず、巻き返しを期したJBCスプリントでは競走中止の上、落馬に伴う負傷で11月4日、5日の競馬に騎乗出来ず、さらに前検量に間に合わなかったことに関して注意義務を怠ったとして11月6日、7日の騎乗停止。岩田騎手、一気に色々発生しましたが、これからも頑張りましょう。
波乱の幕開けとなった第23回JBCスプリント。勝利を収めたのは園田の雄イグナイター。カラ馬となったダンシングプリンスが「おーい、待ってよー」とばかりに取り付いて、馬群に少なからず影響を与えましたが、先行2番手から押し進めていたイグナイターは「我、関せず」とばかりに終始自分の競馬に徹しました。大井ダート外回りの直線386mでは横一線の勝負となりましたけれど、イグナイター、笹川翼騎手の左ムチが点火薬となったのか、エンジン全開で鋭進。リメイク(2019.4.18)、リュウノユキナ(2015.5.16)、ジャスティン(2016.3.18)というJRA勢が差し迫りましたが、翼が生えたかのように伸びたイグナイター、最後はリメイクに1馬身半差を着けたところが決勝点。イグナイター、第7回のフジノウェーブ(2002.4.27)、第19回のブルドッグボス(2012.4.20)、第20回のサブノジュニア(2014.3.15)に続く史上4頭目のNAR勢によるJBCスプリントの勝利を果たした瞬間でした。
またイグナイターは第13回のJBCスプリントを制した父エスポワールシチーに続いての父仔制覇となりました。JBCスプリントは父仔制覇の舞台でもあるようで第3回の勝ち馬サウスヴィグラス(1996.4.19)も第15回のコーリンベリー(2011.4.13)、第20回のサブノジュニアと父仔制覇を遂げています。父の走る姿を知っていて、なお仔の走る姿を見る。競馬が線となった時、競馬者は優しくなれるものです。
そしてまたイグナイターの鞍上を務めた笹川騎手、管理される新子雅司調教師、馬主である野田善己オーナー、生産の春木ファーム、皆様ジーワン初勝利と相成りました。本当におめでとうございました。
*
イグナイターに関しては前走マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)でレモンポップ(2018.2.15)の2着だった際、
マイシンザン来年2024年の「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、さきたま杯は6月に移動の上、JpnIに格上げされる予定なんよな。
ワイルドブラスターはい。浦和ダート1400mのままであれば、イグナイターにとっては絶好の舞台ですね。
マイシンザンそうやな。そしてまた来年は佐賀競馬場で開催されるJBC競走の古馬部門、JBCスプリントは1400mでの施行やね。
ワイルドブラスターええ。これもまたイグナイターにとってはお誂え向きな舞台設定ですね。
マイシンザンともあれ、今の充実ぶりならば、1ハロン短い1200mでも好勝負を期待したいね。たとえJRA勢が相手でも。
ワイルドブラスターそうですね。イグナイター、なんとかジーワン馬に登り詰めてほしいものです。
と、弊サイトの妖精たちが話していてくれていたのですが、本当にジーワン馬に登り詰めてくれました。
イグナイター、園田の雄のみならず、日本ダート界の雄として、これからも砂上での活躍を祈っています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。