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フジノパーシア(1971.5.10)-優駿賞年度代表馬の同期生を辿る(No.5)-

Series

フジノパーシア(Fujino Parthia) 牡 鹿毛 1971.5.10生~1987.11.1没 静内・北西牧場生産 馬主・真田繁次氏、高橋金次氏 東京・柴田寛厩舎

フジノパーシア(1971.5.10)の4代血統表
パーシア
鹿毛 1956
種付け時活性値:1.50【14】
Persian Gulf
鹿毛 1940
Bahram
鹿毛 1932.4.13
Blandford 1919.5.26
Friar’s Daughter 1921
Double Life
栗毛 1926
Bachelor’s Double 1906
Saint Joan 1918
Lightning
鹿毛 1950
Hyperion
栗毛 1930.4.18
Gainsborough 1915.1.24
Selene 1919
Chenille
黒鹿毛 1940
King Salmon 1930
Sweet Aloe 1935
チエクイン
鹿毛 1966.5.13
仔受胎時活性値:1.00【4】

ダイハード
栃栗毛 1957
種付け時活性値:0.00【8】
Never Say Die
栗毛 1951.3.26
Nasrullah 1940.3.2
Singing Grass 1944
Mixed Blessing
栗毛 1946
Brumeux 1925
Pot-pourri 1928
ヒガシヒメ
黒鹿毛 1960.4.18
仔受胎時活性値:1.25【5】
ゲイタイム
栗毛 1949
種付け時活性値:0.50【10】
Rockefella 1941
Daring Miss 1939
ヒガシハタ
鹿毛 1954.4.2
仔受胎時活性値:1.25【5】
ライジングフレーム
黒鹿毛 1947
種付け時活性値:1.50【6】
ツキノボル
鹿毛 1944.4.2
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:Hyperion3×5>

フジノパーシア(1971.5.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
パーシア
(Bahram系)
★ダイハード
(Never Say Die系)
ゲイタイム
(Rockefella系)
ライジングフレーム
(Cyllene系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
パーシア 3.75 半弟スリージャイアンツ
(No. 8-a ステフアニア系)
2番仔
(2連産目)

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1975年の第72回天皇賞・秋(東京芝3200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 6 フジノパーシア 牡4 大崎 昭一 3:28.8  柴田 寛 2
2 8 カーネルシンボリ 牡4 柴田 政人 3:29.1 1・3/4 黒坂 洋基 4
3 2 トウコウエルザ 牝4 中野 栄治 3:29.4 2 仲住 達弥 6
4 1 キクノオー 牡4 横山 富雄 3:30.2 5 山岡 寿恵次 1
5 10 トドロキムサシ 牡4 中島 啓之 3:30.2 ハナ 仲住 達弥 3

*

1976年の第17回宝塚記念(京都芝2200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 2 フジノパーシア 牡5 大崎 昭一 2:17.5  柴田 寛 1
2 9 ロングホーク 牡4 武 邦彦 2:17.7 3/4 松田 由太郎 2
3 5 トウコウエルザ 牝5 飯田 明弘 2:18.3 3・1/2 仲住 達弥 8
4 8 ナラサンザン 牡4 福永 洋一 2:18.5 1・1/4 武田 文吾 10
5 1 キクノオー 牡5 横山 富雄 2:18.5 ハナ 山岡 寿恵次 4

*

2021年現在、日本に輸入された英ダービー(GI)馬は全部で19頭。生年順に記しますと、パールダイヴアー(1944)、ニンバス(1946)、ガルカドール(1947.5.5)、ラヴァンダン(1953.3.8)、ハードリドン(1955)、パーシア(1956)、ラークスパー(1959)、グランディ(1972.4.3)、エンペリー(1973.3.23)、セクレト(1981.2.12)、シャーラスタニ(1983.3.27)、ジェネラス(1988.2.8)、ドクターデヴィアス(1989.3.10)コマンダーインチーフ(1990.5.18)エルハーブ(1991.5.24)ラムタラ(1992.2.2)ハイライズ(1995.5.3)オース(1996.4.22)ワークフォース(2007.3.14)

そんな競走馬としての頂点を極めた「The Derby」の勝ち馬たちですが、種牡馬として日本の中央競馬でGI級レースを制した産駒を輩出できたのは、この記事のアップ時点において、

  1. ラヴアンダン(1953.3.8)
    →ヤマニンウエーブ(1967.3.9)が天皇賞・秋の勝ち馬
  2. ハードリドン(1955)
    →ロングエース(1969.4.2)が東京優駿勝ち馬、リニアクイン(1974.4.8)が優駿牝馬勝ち馬
  3. パーシア(1956)
    →フジノパーシア(1971.5.10)が天皇賞・秋と宝塚記念の勝ち馬
  4. セクレト(1981.2.12)
    タムロチェリー(1999.4.2)が阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬
  5. コマンダーインチーフ(1990.5.18)
    アインブライド(1995.4.16)が阪神3歳牝馬S(GI)の勝ち馬

の5頭。現行のGIレースに照らし合わせると、いわゆる「GI2勝馬」を輩出できたのは、本稿の主役フジノパーシアの父パーシアだけです。

そんなパーシアを父に持つフジノパーシア。父から名前と共に中長距離レースへの適性も受け継いで、天皇賞・秋、宝塚記念、高松宮杯、ダイヤモンドS、東京新聞杯と重賞5勝の活躍を遂げました。列挙した重賞5勝について、施行当時の諸条件を確認してみますと、

フジノパーシアが制した重賞5勝について
レース名 コース・距離 馬場状態 斤量
天皇賞・秋 東京芝3200m 不良 58
宝塚記念 京都芝2200m 56
高松宮杯 中京芝2000m 60
ダイヤモンドS 中山芝3200m 60
東京新聞杯 東京芝2000m 54

左回り右回り、大回り小回りを問わず、馬場も不問でカンカン泣きもしない。フジノパーシア、その活躍はサスガに1975年の優駿賞最優秀5歳以上牡馬-現年齢表記では4歳以上牡馬-に選出された強豪馬でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[フジノパーシア(1971.5.10)の主な競走成績]

  1. 天皇賞・秋、宝塚記念、高松宮杯、ダイヤモンドS、東京新聞杯
  2. 有馬記念、日本経済賞、アルゼンチン共和国杯

通算23戦11勝、2着3回、3着2回。

フジノパーシア