ホッカイルソー(1992.5.2)

Obituary

ホッカイルソー 牡 黒鹿毛 1992.5.2生~2023.10.20没 門別・北海牧場生産 馬主・(有)北海牧場 美浦・田中 清隆厩舎

ホッカイルソー(1992.5.2)の4代血統表
マークオブディスティンクション
青毛 1986.4.14
種付け時活性値:1.25【5】

Known Fact
黒鹿毛 1977.3.15
In Reality
鹿毛 1964.3.1
Intentionally 1956.4.2
My Dear Girl 1957.2.17
Tamerett
黒鹿毛 1962.2.17
Tim Tam 1955.4.19
Mixed Marriage 1952
Ghislaine
芦毛 1981.3.20
Icecapade
芦毛 1969.4.4
Nearctic 1954.2.11
Shenanigans 1963.3.17
Cambretta
黒鹿毛 1975.5.8
Roberto 1969.3.16
Cambrienne 1969.2.28
ホツカイラブリー
鹿毛 1985.4.29
仔受胎時活性値:1.50【6】
ホツカイダイヤ
鹿毛 1970.4.23
種付け時活性値:1.50【14】
Waidwerk
鹿毛 1962
Neckar 1948
Windstille 1949
パラモア
鹿毛 1963.2.22
Molvedo 1958
Prime Honey 1954
オプアート
芦毛 1965.4.26
仔受胎時活性値:0.75【19】
Ambiopoise
鹿毛 1958.5.6
種付け時活性値:1.50【6】
Ambiorix 1946
Bull Poise 1948
Art Dancer
芦毛 1958.4.9
仔受胎時活性値:1.50【6】
Native Dancer
芦毛 1950.3.27
種付け時活性値:1.75【7】
Parlo
栗毛 1951
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Native Dancer4×5>

ホッカイルソー(1992.5.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マークオブディスティンクション
(Intent系)
ホツカイダイヤ
(Ticino系)
Ambiopoise
(Tourbillon系)
Native Dancer
(Sickle系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Native Dancer
(オプアート)
5.25
(【6】+【19】+【6】+【6】)
従姉ホッカイセレス
(No. 1-c)
3番仔
(3連産目)

*

1996年の第44回日経賞(GII。中山芝2500m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 ホッカイルソー 牡4 56 蛯名正義 2:37.3 8-8-8-8 36.3 488
[+2]
田中清隆 3
2 9 カネツクロス 牡5 58 的場均 2:37.3 クビ 1-1-1-1 37.1 470
[+2]
堀井雅広 1
3 10 テンジンショウグン 牡6 57 木幡初広 2:37.6 1.3/4 2-2-2-2 37.2 488
[+2]
矢野照正 11
4 2 ベストタイアップ 牡4 56 横山典弘 2:37.7 クビ 5-4-5-5 37.1 438
[0]
松山康久 2
5 8 ベッスルキング 牡4 56 中舘英二 2:38.0 2 6-6-7-7 37.2 466
[0]
坂口正則 9
1996年の第44回日経賞(GII。中山芝2500m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
7.4 – 12.2 – 12.8 – 12.7 – 12.3 – 13.1 – 12.8 – 12.4 – 12.2 – 12.3 – 12.5 – 12.5 – 12.1
ラップの
累計タイム
7.4 – 19.6 – 32.4 – 45.1 – 57.4 – 1:10.5 – 1:23.3 – 1:35.7 – 1:47.9 – 2:00.2 – 2:12.7 – 2:25.2 – 2:37.3
上り 4F 49.4 – 3F 37.1

*

ニコニコ動画(Re:仮)
1999年の第45回産経賞オールカマー(GII。中山芝2200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 7 ホッカイルソー 牡7 58 江田照男 2:12.0 レコード 7-7-5-4 35.2 492
[-8]
田中清隆 3
2 4 ダイワオーシュウ 牡5 57 柴田善臣 2:12.0 ハナ 3-3-3-2 35.4 458
[+2]
二ノ宮敬宇 2
3 5 ダイワテキサス 牡6 58 蛯名正義 2:12.4 2.1/2 4-4-3-2 35.8 470
[0]
増沢末夫 1
4 8 サイレントハンター 牡6 58 吉田豊 2:13.2 5 2-2-1-1 37.9 484
[-2]
大久保洋吉 4
5 3 マチカネヤマビコ 牡6 57 菊沢隆徳 2:13.2 ハナ 6-6-5-6 36.3 480
[+2]
工藤嘉見 9
1999年の第45回産経賞オールカマー(GII。中山芝2200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.1 – 11.4 – 11.2 – 12.0 – 12.1 – 12.5 – 12.2 – 12.6 – 12.2 – 11.9
ラップの
累計タイム
12.8 – 23.9 – 35.3 – 46.5 – 58.5 – 1:10.6 – 1:23.1 – 1:35.3 – 1:47.9 – 2:00.1 – 2:12.0
上り 4F 48.9 – 3F 36.7

*

日本軽種馬協会で供用されたMan o’ War(1917.3.29)系種牡馬マークオブディスティンクション。彼が4歳時の1990年に制したクイーンエリザベス2世S(英GI)が、当時19歳だったランフランコ・デットーリ騎手のGI初勝利でした。マークオブディスティンクションの英字馬名は「Markofdistinction」ですが、本来の「Mark of distinction」とするとスペースを含み19文字となり、英字馬名の文字制限である18文字を超過するため、スペースをカットして「Markofdistinction」となったそうです。

そんなマークオブディスティンクションの初年度産駒がホッカイルソー。父系はもちろんですが、母方もゴリゴリの異系血脈の持ち主ということで1995年のクラシック戦線を走っていた時分は随分応援しました。フジキセキ(1992.4.15)を負かしに行った弥生賞(GII)では2着、フジキセキが居なくても結局サンデーサイレンス(1986.3.25)産駒だった皐月賞(GI)ではジェニュイン(1992.4.28)の4着、東京優駿(GI)ではタヤスツヨシ(1992.4.26)の4着。夏を越えた菊花賞(GI)ではマヤノトップガン(1992.3.24)の3着。平成御三家種牡馬の仔たちが立ちはだかりましたが、この1995年の牡馬クラシックを走った馬のうち、皐月賞、東京優駿、菊花賞の3戦すべてで4着以内に奮戦したのは、ホッカイルソー唯1頭だけでした。

ジェニュイン(1992.4.28)-濁音・半濁音にてGI馬を辿る(No.5)-
ジェニュイン 牡 青鹿毛 1992.4.28生~2015.1.19没 千歳・社台フアーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・松山 康久厩舎
タヤスツヨシ(1992.4.26)-五十音にて名馬を辿る(No.16)-
タヤスツヨシ 牡 黒鹿毛 1992.4.26生~2008.7.29没 千歳市・社台フアーム生産 馬主・横瀬 寛一氏 栗東・鶴留 明雄厩舎
JRA賞年度代表馬を辿る(其の玖)-マヤノトップガン(1992.3.24)-
マヤノトップガン 牡 栗毛 1992.3.24生~2019.11.3没 新冠・川上悦夫氏生産 馬主・田所祐氏 栗東・坂口正大厩舎

サクラローレル(1991.5.8)が制した1996年の天皇賞・春(GI)を友人たちと現地観戦に行った時には、下見所で「ホッカイルソーが良く見える」と吹いて回ったのも良い思い出です。私が買っていた馬券はホッカイルソーの複勝でした^^;。その天皇賞・春の後、秋の復帰前だったでしょうか、屈腱炎を発症したように記憶しています。長く戦列を離れたホッカイルソーがターフに戻って来たのは1999年の春。3年の苦難に耐えたホッカイルソーとその陣営の頑張りに競馬の神様が微笑んでくれたのでしょう。上述のオールカマーではテン乗りとなった江田照男騎手の手綱に応えて、中山芝2200mを2分12秒0のレコード勝ち。旧年齢表記では8歳の黒鹿毛馬の走り、干支がふた回りした2023年のいま見直してもグッと来ます。

ホッカイルソー、31歳。10歳で早世した父の分も長生きしてくれました。本当にお疲れ様でした。合掌。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[ホッカイルソー(1992.5.2)の主な競走成績]

  1. オールカマー(GII)、日経賞(GII)
  2. 弥生賞(GII)、新潟記念(GIII)
  3. 菊花賞(GI)、天皇賞・春(GI)、ダイヤモンドS(GIII)、中山金杯(GIII)

通算28戦5勝、2着5回、3着7回。