Cross Counter(クロスカウンター) せん 鹿毛 2015.4.5生 英国・Godolphin生産 馬主・Godolphin 英国・Charlie Appleby厩舎
Teofilo 鹿毛 2004.2.9 種付け時活性値:0.50 |
Galileo 鹿毛 1998.3.30 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 1978.2.22 | ||
Allegretta 1978.3.10 | |||
Speirbhean 鹿毛 1998.5.25 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 | |
Razyana 1981.4.18 | |||
Saviour 鹿毛 1987.5.17 |
Majestic Light 1973.3.29 | ||
Victorian Queen 1971.3.24 | |||
Waitress 鹿毛 2008.3.18 仔受胎時活性値:1.50 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 種付け時活性値:0.25 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Miesque 鹿毛 1984.3.14 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
Pasadoble 1979.4.1 | |||
Do the Honours 芦毛 1998.2.10 仔受胎時活性値:0.25 |
Highest Honor 芦毛 1983.6.15 種付け時活性値:1.50 |
Kenmare 1975.5.5 | |
High River 1978.5.12 | |||
Persian Secret 鹿毛 1993.3.5 仔受胎時活性値:1.00 |
Persian Heights 栗毛 1985.4.29 種付け時活性値:1.75 |
||
Rahaam 芦毛 1987.3.4 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×3、Northern Dancer4×5×5、Special(♀)5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Teofilo (Sadler’s Wells系) |
Kingmambo (Mr. Prospector系) |
Highest Honor (ゼダーン系) |
Persian Heights (Bold Ruler系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Persian Heights (Ready and Willing) |
4.00 | 祖母が仏GIII勝ち馬 (No. 3-d) |
2番仔? (2連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 23 | Cross Counter | せん3 | 51 | Kerrin McEvoy | 3:21.17 | Charlie Appleby | 3 |
2 | 9 | Marmelo | 牡5 | 55 | Hugh Bowman | 1 | Hughie Morrison | 5 |
3 | 17 | A Prince of Arran | せん5 | 53 | Michael Walker | 2 | Charlie Fellowes | 9 |
4 | 13 | Finche | 牡4 | 54 | Zac Purton | 1/2 | Chris Waller | 12 |
5 | 24 | Rostropovich | 牡3 | 51 | Wayne Lordan | 1 | A P O’Brien | 9 |
2018年の第158回メルボルンカップ。24頭立てとなった2018年の”the race that stops a nation”を制したのは、英国からやって来たゴドルフィンの刺客、北半球の年齢表記では3歳のせん馬、Cross Counter。Cross Counter、ロイヤルブルーの勝負服ではあるものの、帽子の色が赤でしたので、ゴドルフィン陣営としては番手だったのでしょう。まま、それは直近でGI3連勝を遂げていたBest Solution(2014.4.17)がおり、なおかつCross Counter自身が豪州の現地検疫中に自身の脚を蹴ってしまうというアクシデントありましたので、致し方ありません。そんなCross Counterでしたが、メルボルンカップの最後の直線では、軽量51kgも利して、大外一気のカウンターアタックを見せました。メルボルンカップの歴史上、英国調教馬の勝利は初めてのこと。また、見れば1着から3着まで、いずれも英国調教馬でした。
Cross Counterを管理されるのはゴドルフィンの専属調教師のひとりである、チャーリー・アップルビー調教師。アップルビー師は今年2018年に第239回英ダービー(GI)をMasar(2015.4.16)で制し、そしてメルボルンカップをCross Counterで制しと、ゴドルフィンに世界的なビッグレースの初勝利を贈っています。アップルビー師、その手腕の確かさが大いに発揮された2018年、というところでしょうか。
では、以下にCross Counterの簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。
Persian Secret 1993.3.5 3勝
|Do the Honours 1998.2.10 5勝 モートリー賞(仏GIII)
||Waitress 2008.3.18 2勝
|||Cross Counter 2015.4.5 (本馬) メルボルンカップ(豪GI) ゴードンS(英GIII)ほか
|Posterity 2003.4.28 不出走
||Future Generation 2008.2.7 6勝 デズモンドS(愛GIII)ほか
|||Brundtland 2015.2.6 ニエル賞(仏GII) ショードネイ賞(仏GII)
||Rasmeyaa 2010.1.24 1勝 フェアリーブリッジS(愛GIII)3着
Cross Counterの牝系は、欧米で継承されている3号族d分枝系。Cross Counterの同い年のはとこにBrundtlandが見えますが、Brundtlandもゴドルフィンの持ち馬でアップルビー師の管理馬です。そんなBrundtland、ニエル賞とショードネイ賞を含むデビューから4連勝で挑んだ第150回ロワイヤルオーク賞(仏GI)は、1番人気4着でした。
昨年2017年の第157回を制したRekindling(2014.3.23)に続いて、北半球の年齢表記3歳でメルボルンカップを勝利したCross Counter。せん馬だけに長い競走生活になると思います。Cross Counter、一線級のステイヤーとして、活躍を続けてほしいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
2着に入ったMarmelo(2013.3.22)。斤量がJRA-VAN Ver.Worldの結果では55kg、豪州のRacenetの結果やRACING.COMの結果では56kgになっています。
このサイトの管理人は、結局55kgにしたんやね。
ええ。ところで、Marmeloはマルメロという果実ですね。
そうみたいやね。そのマルメロがどないしたんや?
「秋桜」に対する、母視点のアンサーソングやな。良い曲やね。
まるめろの実が実る頃
お前は嫁いでゆくのです
色深めるななかまど すてきな朝です-秋の虹 作詩:さだまさし 作曲:さだまさし-