Tuesday(チューズデー) 牝 鹿毛 2019.6.3生 愛国・Coolmore生産 馬主・Mrs John Magnier/Michael Tabor/Derrick Smith/Westerberg 愛国・A P O’Brien厩舎
Galileo 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.00【20】 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967.1.31 | ||
Anatevka 1969.2.13 | |||
Lillie Langtry 黒鹿毛 2007.2.27 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
Danehill Dancer 鹿毛 1993.1.30 種付け時活性値:1.25【13】 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 |
Razyana 1981.4.18 | |||
Mira Adonde 黒鹿毛 1986.4.19 |
★Sharpen Up 1969.3.17 | ||
Lettre d’Amour 1979.4.23 | |||
Hoity Toity 黒鹿毛 2000.4.30 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Darshaan 黒鹿毛 1981.4.18 種付け時活性値:0.50【18】 |
Shirley Heights 1975.3.1 | |
Delsy 1972.3.20 | |||
Hiwaayati 黒鹿毛 1989.3.24 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Shadeed 鹿毛 1982.3.21 種付け時活性値:1.50【6】 |
||
Alathea 黒鹿毛 1975.4.28 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Galileo (Sadler’s Wells系) |
Danehill Dancer (デインヒル系) |
Darshaan (Mill Reef系) |
Shadeed (Nijinsky系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Shadeed (Hoity Toity) |
4.00 |
全姉マインディング (No. 1-d) |
7番仔? (2連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 10 | Tuesday | 牝3 | 58.1 | Ryan Moore | 2:37.83 | A P O’Brien | 3 |
2 | 2 | Emily Upjohn | 牝3 | 58.1 | Frankie Dettori | 短アタマ | John & Thady Gosden | 1 |
3 | 5 | Nashwa | 牝3 | 58.1 | Hollie Doyle | 3 1/4 | John & Thady Gosden | 2 |
4 | 1 | Concert Hall | 牝3 | 58.1 | Seamie Heffernan | 1 1/4 | A P O’Brien | 4 |
5 | 3 | Kawida | 牝3 | 58.1 | Jim Crowley | 2 1/4 | Ed Walker | 9 |
2022年の第244回英オークス。2022年6月3日金曜日、「決戦は金曜日」とばかりにTuesdayとライアン・ムーア騎手、Emily Upjohn(2019.3.8)とランフランコ・デットーリ騎手の一騎打ちを制したのは、金曜日ならぬ火曜日を馬名に持つTuesday。Tuesdayは上述の通り「2019.6.3生」であり、満3歳の誕生日、英国クラシック勝利を以て自身で祝いました。そしてまた、英オークスは全姉マインディング(2013.2.10)との姉妹制覇。
GI7勝の名牝マインディングが第238回英オークスを制したのは、ちょうど6年前、2016年6月3日金曜日のことでした。
マインディングの名前を出しましたので、Tuesdayの本当にごく簡単な近親牝系図を示しておきますと、、、
Lillie Langtry 2007.2.27 5勝 コロネーションS(英GI) 愛メイトロンS(GI) 愛デビュターントS(GII) ナーススプリントS(愛GIII)ほか |キスドバイエンジェルズ 2012.2.9 1勝 デリンズタウンスタッド1000ギニーTR(愛GIII) |マインディング 2013.2.10 9勝 英オークス(GI) 英1000ギニー(GI) クイーンエリザベス2世S(英GI) 英ナッソーS(GI) 愛プリティポリーS(GI) フィリーズマイル(英GI) モイグレアスタッドS(愛GI)ほか |Empress Josephine 2018.2.5 2勝 愛1000ギニー(GI)ほか |Tuesday 2019.6.3 (本馬) 英オークス(GI)ほか
まま、ピッカピカの良血馬です^^;。なお、上図に現れるLillie Langtryの仔4頭はいずれも父Galileoの全姉妹です。
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遅生まれの超良血馬がエプソムダウンズ芝12ハロン6ヤードで花開いたと同時に、それは管理されるエイダン・パトリック・オブエライエン調教師にとって、41回目の英国クラシック制覇となりました。そうして、調教師としての英国クラシック41勝は、ジョン・スコット調教師が19世紀に記録された40勝を塗り替える新記録ということ。
いちおうですね、英国クラシック41勝の内訳を確認しておきますと、英1000ギニー(GI)7勝、英2000ギニー(GI)10勝、英オークス10勝、英ダービー(GI)8勝、英セントレジャーS(GI)6勝。……泣く子とバリードイル、クールモアには勝てないということです^^;
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↑で引いたJRA-VAN Ver.Worldの記事では、オブライエン師は10ハロンないし12ハロンは彼女(チューズデー)に合うと思っていたが、証明はされていなかったからね
と述べられていました。師の見立てのとおり、距離が伸びた舞台でその真価を発揮したTuesday。次に向かうのは愛オークス(GI)でしょうか。遅生まれの分、伸び代も大きいであろうTuesday。超良血馬の今後も期待したいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#↑の英オークスのレース動画はオブライエン師のインタビューも含まれていますが、舌鋒鋭く、たくさんお話されています。この記事も動画を回しながら書きましたが、「ホンマによう喋るなぁ」と、2回つぶやいてしまいました^^;
##別件ですがJRAの英国駐在職員の方が、オブライエン師にインタビューされた動画も引いておきます。「全然喋りたらなかったのでは?」と訝しんでいます笑