サヴォンリンナ 牝 鹿毛 2022.3.7生 安平町・追分ファーム生産 馬主・(株)G1レーシング 栗東・田中 克典厩舎
★ サトノダイヤモンド 鹿毛 2013.1.30 種付け時活性値:0.00【8】 |
ディープインパクト 鹿毛 2002.3.25 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ウインドインハーヘア 鹿毛 1991.2.20 |
Alzao 1980.2.28 | ||
Burghclere 1977.4.26 | |||
マルペンサ 鹿毛 2006.9.10 |
Orpen 鹿毛 1996.5.20 |
Lure 1989.5.14 | |
Bonita Francita 1987.5.10 | |||
Marsella 黒鹿毛 1997.10.21 |
サザンヘイロー 1983.2.9 | ||
Riviere 1978 | |||
サイマー 鹿毛 2013.2.26 仔受胎時活性値:2.00【8】 |
Zoffany 鹿毛 2008.3.18 種付け時活性値:1.00【4】 |
Dansili 黒鹿毛 1996.1.27 |
デインヒル 1986.3.26 |
Hasili 1991.3.12 | |||
Tyranny 鹿毛 2000.3.22 |
Machiavellian 1987.1.31 | ||
Dust Dancer 1994.4.25 | |||
Serisia 鹿毛 1999.4.29 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
Exit to Nowhere 鹿毛 1988.3.11 種付け時活性値:0.50【10】 |
Irish River 1976.4.2 | |
Coup de Folie 1982.4.2 ♀ | |||
Seralia 栗毛 1995.3.19 仔受胎時活性値:0.75【3】 |
ロイヤルアカデミーII 鹿毛 1987.2.21 種付け時活性値:1.75【7】 |
||
Serafica 鹿毛 1987.1.29 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス:Halo4×5×5、Coup de Folie(♀)4×5(母方)、Danzig5×5、Raise the Standard(♀)5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
★サトノダイヤモンド (サンデーサイレンス系) |
Zoffany (デインヒル系) |
Exit to Nowhere (Riverman系) |
ロイヤルアカデミーII (Nijinsky系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ロイヤルアカデミーII (Nearctic) |
5.75 (【8】+【13】+【3】+【7】) |
半兄サンライズジパング (No. 16-b) |
4番仔 (4連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | サヴォンリンナ | 牝3 | 55 | 北村 友一 | 2:03.5 | 2-2-2-2 | 35.6 | 444 [+6] |
田中 克典 | 3 | |
2 | 4 | サタデーサンライズ | 牝3 | 55 | 幸 英明 | 2:03.7 | 1 1/4 | 3-3-3-4 | 35.7 | 440 [+6] |
石坂 公一 | 5 |
3 | 8 | ノクターン | 牝3 | 55 | J.モレイラ | 2:03.8 | 1/2 | 7-6-6-4 | 35.6 | 482 [+8] |
木村 哲也 | 1 |
4 | 1 | ダノンフェアレディ | 牝3 | 55 | 坂井 瑠星 | 2:03.9 | 1/2 | 7-8-8-8 | 35.5 | 452 [+2] |
橋口 慎介 | 2 |
5 | 3 | ロヴィーサ | 牝3 | 55 | 松山 弘平 | 2:04.1 | 1 1/2 | 1-1-1-1 | 36.3 | 432 [-6] |
大根田 裕之 | 6 |
1F毎の ラップ |
13.2 – 11.6 – 12.6 – 12.8 – 12.5 – 12.8 – 12.3 – 12.0 – 11.7 – 12.0 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
13.2 – 24.8 – 37.4 – 50.2 – 1:02.7 – 1:15.5 – 1:27.8 – 1:39.8 – 1:51.5 – 2:03.5 |
上り | 4F 48.0 – 3F 35.7 |
桜花賞(GI)当日のアンダーカード、優駿牝馬(GI)への出走を目指す馬たちが「Forget-me-not」と揃う忘れな草賞。2025年の一戦を制したのは戦前3番人気だったサヴォンリンナ。雨がそぼ降る中の稍重馬場で行われた8頭立てを番手先行から進めると、入りの600m37秒4、1000m通過62秒7とお誂え向きのペース。最後の直線、道中揃って後方に構えていたノクターン(2022.4.29)、ダノンフェアレディ(2022.1.19)の2頭の上位人気馬が差して来ましたが突き抜ける程の脚色ではなく、むしろ内から鋭く迫ったサタデーサンライズ(2022.2.14)をしっかりと振り切ったサヴォンリンナ。決勝点では1と4分の1馬身差を着けての快勝を以て東京芝2400mの大舞台に向かいます。サヴォンリンナ、その馬名意味は「フィンランドのサイマー湖の湖岸に位置する都市。母名より連想」ということです。
#昨年2024年、サヴォンリンナの半兄サンライズジパング(2021.3.16)が不来方賞(JpnII)を制した際、
また、サンライズジパングの直牝系をよくよく確認しましたら、8代母Sail Serenely(1964.2.13)からサンライズジパング(Sunrise Zipangu)まで8代連続で頭文字Sで始まる馬名となっています。
と記しましたけれど、サヴォンリンナも英字綴は「Savonlinna」であり頭文字Sで始まる馬名の継承となっています。
*
エネルジコ 牡 黒鹿毛 2022.4.23生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・高柳 瑞樹厩舎
ドゥラメンテ 鹿毛 2012.3.22 種付け時活性値:0.25【9】 |
▲ キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Miesque 1984.3.14 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 1983.5.9 | ||
Pilot Bird 1983.2.9 | |||
アドマイヤグルーヴ 鹿毛 2000.4.30 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 | |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
エアグルーヴ 鹿毛 1993.4.6 |
▲トニービン 1983.4.7 | ||
ダイナカール 1980.5.10 | |||
エノラ 栗毛 2007.4.28 仔受胎時活性値:1.50【14】 |
★ Noverre 鹿毛 1998.5.2 種付け時活性値:0.00【8】 |
Rahy 栗毛 1985.2.18 |
Blushing Groom 1974.4.8 |
Glorious Song 1976.4.22 | |||
ダンスールファビュルー 鹿毛 1982.3.2 |
Northern Dancer 1961.5.27 | ||
Fabuleux Jane 1974.4.11 | |||
Enrica 栗毛 1994.3.17 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
Niniski 鹿毛 1976.2.15 種付け時活性値:0.25【17】 |
★Nijinsky 1967.2.21 | |
Virginia Hills 1971.3.15 | |||
Eicidora 青毛 1987.3.17 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Surumu 栗毛 1974.2.26 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
Envira 鹿毛 1969.5.10 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Northern Dancer4×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ドゥラメンテ (Mr. Prospector系) |
★Noverre (Blushing Groom系) |
Niniski (Nijinsky系) |
Surumu (Alchimist系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Surumu (Eicidora) |
4.25 (【14】+【12】+【6】+【17】) |
母と姪が独オークス馬 (No. 19) |
11番仔 (11連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | エネルジコ | 牡3 | 57 | C.ルメール | 2:24.8 | 10-11-12-12 | 33.4 | 456 [+2] |
高柳 瑞樹 | 1 | |
2 | 9 | ファイアンクランツ | 牡3 | 57 | J.モレイラ | 2:24.9 | クビ | 8-9-9-9 | 33.7 | 454 [-2] |
堀 宣行 | 2 |
3 | 4 | ゲルチュタール | 牡3 | 57 | A.シュタルケ | 2:24.9 | ハナ | 5-5-5-5 | 34.0 | 512 [-14] |
杉山 晴紀 | 4 |
4 | 11 | レッドバンデ | 牡3 | 57 | 佐々木 大輔 | 2:24.9 | クビ | 12-11-11-9 | 33.8 | 480 [-4] |
大竹 正博 | 3 |
5 | 7 | アマキヒ | 牡3 | 57 | 横山 武史 | 2:25.0 | クビ | 8-7-6-6 | 34.0 | 480 [-6] |
国枝 栄 | 7 |
1F毎の ラップ |
12.7 – 10.7 – 11.7 – 12.3 – 12.5 – 12.4 – 13.3 – 12.4 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 11.2 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.7 – 23.4 – 35.1 – 47.4 – 59.9 – 1:12.3 – 1:25.6 – 1:38.0 – 1:50.4 – 2:02.3 – 2:13.6 – 2:24.8 |
上り | 4F 46.8 – 3F 34.4 |
クリストフ・ルメール騎手、JRA通算2000勝をダービートライアルの青葉賞で決めました。その相棒となったのは前走2月のセントポーリア賞で豪快な追い込みを見せたエネルジコ。発馬直前に降り始めた雨は強さを増しながらの良馬場、13頭立てを道中は後方に位置したエネルジコ、逃げた毎日杯(GIII)2着馬ガルダイア(2022.3.26)が作り出したペースは入りの600mが35秒1、1000m通過が59秒9というミドルペースでしたが、そこからラップが緩んで2000m通過が2分2秒3。最後の直線、200mを切ってからの混戦は最内のレッドバンデ(2022.3.14)、真ん中のゲルチュタール(2022.2.15)、外からファイアンクランツ(2022.3.29)という3頭の勝負と思ったところを、一気呵成の脚を見せたのが大外のエネルジコ。決勝点、5着のアマキヒ(2022.4.15)まで「クビ」「ハナ」「クビ」「クビ」という大接戦を勝ち切ったエネルジコ、3戦3勝無敗で東京優駿(GI)に向かいます。
#上段でサヴォンリンナの母系が頭文字Sで始まる馬名の継承と記載しました。ボトムラインの出自が独国であるエネルジコも同様に6代母Egina(1956)から始まる頭文字Eの馬名の継承です。素敵😊
*
青葉賞1着のエネルジコの4代血統表は既にアップしていましたので、今回は青葉賞2着のファイアンクランツの4代血統表も併せてご紹介しておきます。
ファイアンクランツ 牡 鹿毛 2022.3.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・堀 宣行厩舎
ドゥラメンテ 鹿毛 2012.3.22 種付け時活性値:0.25【9】 |
▲ キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Miesque 1984.3.14 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 1983.5.9 | ||
Pilot Bird 1983.2.9 | |||
アドマイヤグルーヴ 鹿毛 2000.4.30 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 | |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
エアグルーヴ 鹿毛 1993.4.6 |
▲トニービン 1983.4.7 | ||
ダイナカール 1980.5.10 | |||
カラフルブラッサム 鹿毛 2010.3.30 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
★ ハーツクライ 鹿毛 2001.4.15 種付け時活性値:0.00【8】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
アイリッシュダンス 鹿毛 1990.3.26 |
トニービン 1983.4.7 | ||
ビユーパーダンス 1983.2.26 | |||
トロピカルブラッサム 鹿毛 1998.4.30 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
サンダーガルチ 栗毛 1992.5.23 種付け時活性値:1.25【5】 |
Gulch 1984.4.16 | |
Line of Thunder 1987.5.27 | |||
Barbara Sue 黒鹿毛 1984.4.28 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
Big Spruce 黒鹿毛 1969.4.5 種付け時活性値:1.50【14】 |
||
Maytide 黒鹿毛 1976.3.10 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、Mr. Prospector4×5、トニービン4×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ドゥラメンテ (Mr. Prospector系) |
★ハーツクライ (サンデーサイレンス系) |
サンダーガルチ (Mr. Prospector系) |
Big Spruce (Herbager系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Big Spruce (Silver Sari) |
4.50 (【11】+【11】+【13】+【7】) |
半兄コスタノヴァ (No. 19) |
6番仔 (6連産目) |
半兄が今年2025年のフェブラリーS(GI)勝ち馬コスタノヴァ(2020.4.3)という良血のファイアンクランツ、その馬名意味は「祝福の花環(独)」とのこと。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#今回の青葉賞は1着エネルジコが独国由来の直牝系を持つ馬、2着のファイアンクランツが上述の通り独語の馬名、3着のゲルチュタールも「ドイツ、ザクセン州にある、レンガでできた世界最大の鉄道橋」という馬名意味であり鞍上が独国の名手アンドレアシュ・シュタルケ騎手、4着のレッドバンデも「冠名+絆(独)。父名より連想」という馬名意味で母フィオドラ(2011.1.24)がディアナ賞(独GI)勝ち馬。「むぅ、独国の毛色が強いな^^;」と思った2025年の青葉賞の結果でした。