サヴォンリンナ(2022.3.7)&エネルジコ(2022.4.23)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.38)-

Pedigree

サヴォンリンナ 牝 鹿毛 2022.3.7生 安平町・追分ファーム生産 馬主・(株)G1レーシング 栗東・田中 克典厩舎

サヴォンリンナ(2022.3.7)の4代血統表

サトノダイヤモンド
鹿毛 2013.1.30
種付け時活性値:0.00【8】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
マルペンサ
鹿毛 2006.9.10
Orpen
鹿毛 1996.5.20
Lure 1989.5.14
Bonita Francita 1987.5.10
Marsella
黒鹿毛 1997.10.21
サザンヘイロー 1983.2.9
Riviere 1978
サイマー
鹿毛 2013.2.26
仔受胎時活性値:2.00【8】
Zoffany
鹿毛 2008.3.18
種付け時活性値:1.00【4】
Dansili
黒鹿毛 1996.1.27
デインヒル 1986.3.26
Hasili 1991.3.12
Tyranny
鹿毛 2000.3.22
Machiavellian 1987.1.31
Dust Dancer 1994.4.25
Serisia
鹿毛 1999.4.29
仔受胎時活性値:1.25【13】
Exit to Nowhere
鹿毛 1988.3.11
種付け時活性値:0.50【10】
Irish River 1976.4.2
Coup de Folie 1982.4.2 ♀
Seralia
栗毛 1995.3.19
仔受胎時活性値:0.75【3】
ロイヤルアカデミーII
鹿毛 1987.2.21
種付け時活性値:1.75【7】
Serafica
鹿毛 1987.1.29
仔受胎時活性値:1.75【7】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5×5、Coup de Folie(♀)4×5(母方)、Danzig5×5、Raise the Standard(♀)5×5>

サヴォンリンナ(2022.3.7)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サトノダイヤモンド
(サンデーサイレンス系)
Zoffany
(デインヒル系)
Exit to Nowhere
(Riverman系)
ロイヤルアカデミーII
(Nijinsky系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ロイヤルアカデミーII
(Nearctic)
5.75
(【8】+【13】+【3】+【7】)
半兄サンライズジパング
(No. 16-b)
4番仔
(4連産目)

*

2025年の忘れな草賞(L。阪神芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 サヴォンリンナ 牝3 55 北村 友一 2:03.5 2-2-2-2 35.6 444
[+6]
田中 克典 3
2 4 サタデーサンライズ 牝3 55 幸 英明 2:03.7 1 1/4 3-3-3-4 35.7 440
[+6]
石坂 公一 5
3 8 ノクターン 牝3 55 J.モレイラ 2:03.8 1/2 7-6-6-4 35.6 482
[+8]
木村 哲也 1
4 1 ダノンフェアレディ 牝3 55 坂井 瑠星 2:03.9 1/2 7-8-8-8 35.5 452
[+2]
橋口 慎介 2
5 3 ロヴィーサ 牝3 55 松山 弘平 2:04.1 1 1/2 1-1-1-1 36.3 432
[-6]
大根田 裕之 6
2025年の忘れな草賞(L。阪神芝2000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.2 – 11.6 – 12.6 – 12.8 – 12.5 – 12.8 – 12.3 – 12.0 – 11.7 – 12.0
ラップの
累計タイム
13.2 – 24.8 – 37.4 – 50.2 – 1:02.7 – 1:15.5 – 1:27.8 – 1:39.8 – 1:51.5 – 2:03.5
上り 4F 48.0 – 3F 35.7
【忘れな草賞】(阪神)先行したサヴォンリンナが押し切り勝ち|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【忘れな草賞】(阪神)先行したサヴォンリンナが押し切り勝ち|ラジオNIKKEI:競馬番組

桜花賞(GI)当日のアンダーカード、優駿牝馬(GI)への出走を目指す馬たちが「Forget-me-not」と揃う忘れな草賞。2025年の一戦を制したのは戦前3番人気だったサヴォンリンナ。雨がそぼ降る中の稍重馬場で行われた8頭立てを番手先行から進めると、入りの600m37秒4、1000m通過62秒7とお誂え向きのペース。最後の直線、道中揃って後方に構えていたノクターン(2022.4.29)、ダノンフェアレディ(2022.1.19)の2頭の上位人気馬が差して来ましたが突き抜ける程の脚色ではなく、むしろ内から鋭く迫ったサタデーサンライズ(2022.2.14)をしっかりと振り切ったサヴォンリンナ。決勝点では1と4分の1馬身差を着けての快勝を以て東京芝2400mの大舞台に向かいます。サヴォンリンナ、その馬名意味は「フィンランドのサイマー湖の湖岸に位置する都市。母名より連想」ということです。

#昨年2024年、サヴォンリンナの半兄サンライズジパング(2021.3.16)が不来方賞(JpnII)を制した際、

また、サンライズジパングの直牝系をよくよく確認しましたら、8代母Sail Serenely(1964.2.13)からサンライズジパング(Sunrise Zipangu)まで8代連続で頭文字Sで始まる馬名となっています。

と記しましたけれど、サヴォンリンナも英字綴は「Savonlinna」であり頭文字Sで始まる馬名の継承となっています。

*

エネルジコ 牡 黒鹿毛 2022.4.23生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・高柳 瑞樹厩舎

エネルジコ(2022.4.23)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:0.25【9】

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
エノラ
栗毛 2007.4.28
仔受胎時活性値:1.50【14】

Noverre
鹿毛 1998.5.2
種付け時活性値:0.00【8】
Rahy
栗毛 1985.2.18
Blushing Groom 1974.4.8
Glorious Song 1976.4.22
ダンスールファビュルー
鹿毛 1982.3.2
Northern Dancer 1961.5.27
Fabuleux Jane 1974.4.11
Enrica
栗毛 1994.3.17
仔受胎時活性値:1.00【12】
Niniski
鹿毛 1976.2.15
種付け時活性値:0.25【17】
Nijinsky 1967.2.21
Virginia Hills 1971.3.15
Eicidora
青毛 1987.3.17
仔受胎時活性値:1.50【6】
Surumu
栗毛 1974.2.26
種付け時活性値:1.00【12】
Envira
鹿毛 1969.5.10
仔受胎時活性値:0.25【17】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Northern Dancer4×5(母方)>

エネルジコ(2022.4.23)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
Noverre
(Blushing Groom系)
Niniski
(Nijinsky系)
Surumu
(Alchimist系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Surumu
(Eicidora)
4.25
(【14】+【12】+【6】+【17】)
母と姪が独オークス馬
(No. 19)
11番仔
(11連産目)

*

2025年の第32回テレビ東京杯青葉賞(GII。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 エネルジコ 牡3 57 C.ルメール 2:24.8 10-11-12-12 33.4 456
[+2]
高柳 瑞樹 1
2 9 ファイアンクランツ 牡3 57 J.モレイラ 2:24.9 クビ 8-9-9-9 33.7 454
[-2]
堀 宣行 2
3 4 ゲルチュタール 牡3 57 A.シュタルケ 2:24.9 ハナ 5-5-5-5 34.0 512
[-14]
杉山 晴紀 4
4 11 レッドバンデ 牡3 57 佐々木 大輔 2:24.9 クビ 12-11-11-9 33.8 480
[-4]
大竹 正博 3
5 7 アマキヒ 牡3 57 横山 武史 2:25.0 クビ 8-7-6-6 34.0 480
[-6]
国枝 栄 7
2025年の第32回テレビ東京杯青葉賞(GII。東京芝2400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7 – 10.7 – 11.7 – 12.3 – 12.5 – 12.4 – 13.3 – 12.4 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 11.2
ラップの
累計タイム
12.7 – 23.4 – 35.1 – 47.4 – 59.9 – 1:12.3 – 1:25.6 – 1:38.0 – 1:50.4 – 2:02.3 – 2:13.6 – 2:24.8
上り 4F 46.8 – 3F 34.4
【青葉賞】(東京)後方で脚を溜めたエネルジコが馬群の外からまとめて差し切り無敗で大舞台への切符を掴み取る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【青葉賞】(東京)後方で脚を溜めたエネルジコが馬群の外からまとめて差し切り無敗で大舞台への切符を掴み取る|ラジオNIKKEI:競馬番組

クリストフ・ルメール騎手、JRA通算2000勝をダービートライアルの青葉賞で決めました。その相棒となったのは前走2月のセントポーリア賞で豪快な追い込みを見せたエネルジコ。発馬直前に降り始めた雨は強さを増しながらの良馬場、13頭立てを道中は後方に位置したエネルジコ、逃げた毎日杯(GIII)2着馬ガルダイア(2022.3.26)が作り出したペースは入りの600mが35秒1、1000m通過が59秒9というミドルペースでしたが、そこからラップが緩んで2000m通過が2分2秒3。最後の直線、200mを切ってからの混戦は最内のレッドバンデ(2022.3.14)、真ん中のゲルチュタール(2022.2.15)、外からファイアンクランツ(2022.3.29)という3頭の勝負と思ったところを、一気呵成の脚を見せたのが大外のエネルジコ。決勝点、5着のアマキヒ(2022.4.15)まで「クビ」「ハナ」「クビ」「クビ」という大接戦を勝ち切ったエネルジコ、3戦3勝無敗で東京優駿(GI)に向かいます。

#上段でサヴォンリンナの母系が頭文字Sで始まる馬名の継承と記載しました。ボトムラインの出自が独国であるエネルジコも同様に6代母Egina(1956)から始まる頭文字Eの馬名の継承です。素敵😊

*

青葉賞1着のエネルジコの4代血統表は既にアップしていましたので、今回は青葉賞2着のファイアンクランツの4代血統表も併せてご紹介しておきます。

ファイアンクランツ 牡 鹿毛 2022.3.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・堀 宣行厩舎

ファイアンクランツ(2022.3.29)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:0.25【9】

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
カラフルブラッサム
鹿毛 2010.3.30
仔受胎時活性値:0.75【11】

ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン 1983.4.7
ビユーパーダンス 1983.2.26
トロピカルブラッサム
鹿毛 1998.4.30
仔受胎時活性値:0.75【11】
サンダーガルチ
栗毛 1992.5.23
種付け時活性値:1.25【5】
Gulch 1984.4.16
Line of Thunder 1987.5.27
Barbara Sue
黒鹿毛 1984.4.28
仔受胎時活性値:1.25【13】
Big Spruce
黒鹿毛 1969.4.5
種付け時活性値:1.50【14】
Maytide
黒鹿毛 1976.3.10
仔受胎時活性値:1.75【7】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、Mr. Prospector4×5、トニービン4×4>

ファイアンクランツ(2022.3.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
サンダーガルチ
(Mr. Prospector系)
Big Spruce
(Herbager系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Big Spruce
(Silver Sari)
4.50
(【11】+【11】+【13】+【7】)
半兄コスタノヴァ
(No. 19)
6番仔
(6連産目)

半兄が今年2025年のフェブラリーS(GI)勝ち馬コスタノヴァ(2020.4.3)という良血のファイアンクランツ、その馬名意味は「祝福の花環(独)」とのこと。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#今回の青葉賞は1着エネルジコが独国由来の直牝系を持つ馬、2着のファイアンクランツが上述の通り独語の馬名、3着のゲルチュタールも「ドイツ、ザクセン州にある、レンガでできた世界最大の鉄道橋」という馬名意味であり鞍上が独国の名手アンドレアシュ・シュタルケ騎手、4着のレッドバンデも「冠名+絆(独)。父名より連想」という馬名意味で母フィオドラ(2011.1.24)がディアナ賞(独GI)勝ち馬。「むぅ、独国の毛色が強いな^^;」と思った2025年の青葉賞の結果でした。

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