ダンツエラン(2022.4.6)&ソルジャーフィルド(2022.4.27)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.12)-

Pedigree

ダンツエラン 牝 鹿毛 2022.4.6生 浦河町・宮内牧場生産 馬主・山元 哲二氏 栗東・本田 優厩舎

ダンツエラン(2022.4.6)の4代血統表
ロードカナロア
鹿毛 2008.3.11
種付け時活性値:1.25【13】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
レディブラッサム
鹿毛 1996.3.4
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
サラトガデュー
鹿毛 1989.4.3
Cormorant 1974.4.21
Super Luna 1982.4.5
ミスチヴァスミスティ
鹿毛 2014.4.3
仔受胎時活性値:1.75【7】

Into Mischief
鹿毛 2005.3.28
種付け時活性値:0.00【8】
Harlan’s Holiday
鹿毛 1999.4.6
Harlan 1989.3.2
Christmas in Aiken 1992.3.25
Leslie’s Lady
鹿毛 1996.3.10
Tricky Creek 1986.4.19
Crystal Lady 1990.5.12
Kona Kat
鹿毛 2000.2.23
仔受胎時活性値:1.25【13】
Mountain Cat
黒鹿毛 1990.3.14
種付け時活性値:0.25【9】
Storm Cat 1983.2.27
Always Mint 1982.2.14
Double Sunrise
鹿毛 1988.3.23
仔受胎時活性値:0.75【11】
Slew o’Gold
鹿毛 1980.4.19
種付け時活性値:1.75【7】
How High the Moon
鹿毛 1983.2.11
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Storm Cat3×4×5>

ダンツエラン(2022.4.6)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロードカナロア
(Mr. Prospector系)
★Into Mischief
(Storm Cat系)
Mountain Cat
(Storm Cat系)
Slew o’Gold
(Seattle Slew系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Slew o’Gold
(Kona Kat)
4.75
(【7】+【13】+【11】+【4】)
(No. 5-f) 2番仔?
(2連産目?)

*

2024年の第29回KBS京都賞ファンタジーS(GIII。京都芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 12 ダンツエラン 牝2 55 団野 大成 1:22.8 6-6 34.4 486
[0]
本田 優 4
2 4 モズナナスター 牝2 55 富田 暁 1:22.8 ハナ 1-1 34.7 448
[+8]
矢作 芳人 10
3 13 ベルビースタローン 牝2 55 西村 淳也 1:22.8 ハナ 2-2 34.7 490
[-10]
西村 真幸 15
4 9 ヴーレヴー 牝2 55 A.シュタルケ 1:22.9 1/2 10-8 34.2 456
[-6]
武 幸四郎 2
5 15 カワキタマナレア 牝2 55 鮫島 克駿 1:22.9 クビ 11-11 34.0 424
[+8]
杉山 佳明 1
2024年の第29回KBS京都賞ファンタジーS(GIII。京都芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.4 – 11.3 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 11.2 – 11.5
ラップの
累計タイム
12.4 – 23.7 – 36.0 – 48.1 – 1:00.1 – 1:11.3 – 1:22.8
上り 4F 46.8 – 3F 34.7
【ファンタジーS】(京都)ダンツエランがゴール前の大激戦を制して重賞初制覇を飾る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【ファンタジーS】(京都)ダンツエランがゴール前の大激戦を制して重賞初制覇を飾る|ラジオNIKKEI:競馬番組

JRAのレースライブを見ていて、向こう正面の入りの600m手前でスッと動いた「桃、緑元禄、黒袖」の山元哲二オーナーの勝負服が目に付きました。果たせるかなダンツエラン、降りしきる雨と跳ね上がる泥を切り裂くように伸びると、最後はモズナナスター(2022.3.23)、ベルビースタローン(2022.4.2)とタイム差なしの「ハナ」「ハナ」の勝負を差し切りました。ダンツエラン、その馬名意味は「冠名+飛躍、飛翔(仏)」ということです。

#冠名「ダンツ」の山元オーナーは私が競馬を見始めた頃にダンツシアトル(1990.5.13)が活躍していましたので、「今おいくつなのかだろうか」と思い確認してみれば、1935年のお生まれということで89歳になられる模様。JRA重賞はダンツプリウス(2013.3.1)による2016年のニュージーランドT(GII)以来8年ぶりのことでした。おめでとうございました。

*

ソルジャーフィルド 牡 鹿毛 2022.4.27生 日高町・有限会社グッドラック・ファーム生産 馬主・(株)本城 北海道・川島 洋人厩舎

ソルジャーフィルド(2022.4.27)の4代血統表
ルヴァンスレーヴ
鹿毛 2015.1.26
種付け時活性値:1.50【6】
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto 1969.3.16
Sharp Queen 1965.4.19
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian 1982.4.14
Tri Argo 1982.5.18
マエストラーレ
鹿毛 2006.1.12
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス 1986.3.25
ポインテッドパス 1984.4.27
オータムブリーズ
鹿毛 1998.2.18
ティンバーカントリー 1992.4.12
セプテンバーソング 1991.5.5
アイルゴーバック
黒鹿毛 2009.3.21
仔受胎時活性値:1.00【12】
アッミラーレ
黒鹿毛 1997.4.1
種付け時活性値:0.75【11】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ダジルミージョリエ
鹿毛 1988.3.21
Carr de Naskra 1981.3.7
Mawgrit 1978.4.2
ブッチ
黒鹿毛 2000.6.10
仔受胎時活性値:2.00【8】
★ヤシマソブリン
鹿毛 1991.4.10
種付け時活性値:0.00【8】
ミルジヨージ 1975.4.12
エゾミドリ 1974.3.16
シンディーメモリー
鹿毛 1987.3.21
仔受胎時活性値:1.00【12】
トウシヨウルチエー
青鹿毛 1977.5.8
種付け時活性値:0.25【9】
ヒカリパンパード
鹿毛 1980.5.15
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Hail to Reason5×5>

ソルジャーフィルド(2022.4.27)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ルヴァンスレーヴ
(Roberto系)
アッミラーレ
(サンデーサイレンス系)
★ヤシマソブリン
(Mill Reef系)
トウシヨウルチエー
(Clarion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ルヴァンスレーヴ
(Kris S.)
5.50
(【12】+【8】+【12】+【6】)
(No. 13-e パンパードメリー系) 9番仔
(3連産目)

*

2024年の第5回JBC2歳優駿(JpnIII。門別ダート1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢 斤量 騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 7 ソルジャーフィルド 牡2 56 小野楓馬 1:54.5 38.7 470
[+2]
川島洋人 5
2 8 グランジョルノ 牡2 56 戸崎圭太 1:55.2 3 40.0 482
[+10]
高柳瑞樹 4
3 10 タガノマカシヤ 牡2 56 藤懸貴志 1:55.3 クビ 40.6 500
[-2]
中村直也 1
4 9 カセノタイガー 牡2 56 阿部龍 1:55.3 クビ 38.5 458
[0]
角川秀樹 9
5 1 ダノンフェルゼン 牡2 56 桑村真明 1:55.8 2.1/2 41.3 476
[+4]
音無秀孝 7

第1回のラッキードリーム(2018.5.9)以来、4年ぶりのNAR勢の勝利となった第5回JBC2歳優駿。3馬身差の完勝を収めたソルジャーフィルド、その4代血統表を開いた時「シブすぎるやろっ!!」と思わず口に出てしまいました。「ルヴァンスレーヴ×アッミラーレ×★ヤシマソブリン×トウショウルチエー」という組み合わせは、なかなかお目に掛かれません。特にヤシマソブリンは種牡馬生活7年で残した産駒が6頭のうち5頭が牝馬でしたが、仔を残したのはソルジャーフィルドの祖母であるブッチただ1頭だけ。ソルジャーフィルド、これは超マイナーの血を持つ馬がダートグレード競走を勝ち上がったものです。そしてまた、種牡馬ルヴァンスレーヴにとっては、初年度産駒から重賞勝ち馬を送り出すことに成功しました。

第19回チャンピオンズカップ(GI)の勝ち馬-ルヴァンスレーヴ(2015.1.26)-
ルヴァンスレーヴ 牡 鹿毛 2015.1.26生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(株)G1レーシング 美浦・萩原清厩舎

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

##ヤシマソブリン。彼がクラシックを走っていたのも30年前と思いますと、私は馬齢を重ねてしまったものです。東京優駿(GI)3着の後のラジオたんぱ賞(GIII)でタイキブリザード(1991.3.12)を抑えて重賞勝ちを果たすと、秋には福島民報杯(OP)でもタイキブリザードを抑えてコースレコード勝ちして臨んだ菊花賞(GI)で2着。相対したのが現年齢表記3歳時のナリタブライアン(1991.5.3)であったのは「相手が悪かった」としか言いようが無いですね。ナリタブライアンに挑んだ菊花賞については、NHKでも取り上げられていたように記憶しています。

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