マスカレードボール(2022.3.2)&テリオスララ(2022.3.8)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.10)-

マスカレードボール 牡 黒鹿毛 2022.3.2生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・手塚 貴久厩舎

マスカレードボール(2022.3.2)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:0.25【9】

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
マスクオフ
青鹿毛 2009.5.4
仔受胎時活性値:1.00【12】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.50【6】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
ビハインドザマスク
鹿毛 1996.4.24
仔受胎時活性値:1.00【12】
ホワイトマズル
鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:1.25【5】
ダンシングブレーヴ 1983.5.11
Fair of the Furze 1982.6.15
ヴアインゴールド
鹿毛 1979.4.10
仔受胎時活性値:2.00【16】
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.00【8】
Chancy Dance
鹿毛 1973.4.2
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、Mr. Prospector4×4、Lyphard5×5(母方)>

マスカレードボール(2022.3.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
ホワイトマズル
(Lyphard系)
★Mr. Prospector
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト
(Mountain Flower)
5.25
(【12】+【12】+【16】+【5】)
半姉マスクトディーヴァ
(No. 4-r)
7番仔
(流産後)

*

レース結果 JRA
2024年のアイビーS(L。東京芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 マスカレードボール 牡2 56 戸崎 圭太 1:45.8 3-3-3 33.4 472
[+12]
手塚 貴久 3
2 7 ピコチャンブラック 牡2 56 石橋 脩 1:46.0 1 1/2 2-2-2 33.9 486
[+14]
上原 佑紀 1
3 8 シルバーレイン 牡2 56 C.ルメール 1:46.3 2 1-1-1 34.8 472
[+14]
萩原 清 2
4 4 ショウナンサムデイ 牝2 55 池添 謙一 1:46.5 1 5-5-4 33.9 430
[+4]
奥村 武 4
5 3 カポレイラ 牝2 55 柴田 善臣 1:47.0 3 3-3-4 34.4 434
[+6]
中舘 英二 7
2024年のアイビーS(L。東京芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.2 – 11.0 – 11.5 – 12.0 – 11.7 – 12.1 – 11.8 – 11.3 – 11.2
ラップの
累計タイム
13.2 – 24.2 – 35.7 – 47.7 – 59.4 – 1:11.5 – 1:23.3 – 1:34.6 – 1:45.8
上り 4F 46.4 – 3F 34.3
【アイビーS】(東京)マスカレードボールが直線、内から差し切って連勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【アイビーS】(東京)マスカレードボールが直線、内から差し切って連勝|ラジオNIKKEI:競馬番組

フサイチコンコルド(1993.2.11)&アンライバルド(2006.4.13)の甥ピコチャンブラック(2022.4.24)、ノームコア(2015.2.25)の初仔シルバーレイン(2022.2.1)、マスクトディーヴァ(2020.5.12)の半弟マスカレードボール、ショウナンパンドラ(2011.3.10)の仔ショウナンサムデイ(2022.2.1)。良血馬たちが4番人気までを占めた一戦、その4頭がやはり4着までに入りましたが勝利を収めたのは戦前3番人気だったマスカレードボール。道中3番手から直線は内に進路を取ると鋭伸、最後はピコチャンブラックに1馬身半差の快勝。その勝ち時計1分45秒8は東京芝1800mで行われたアイビーSのレースレコードでした。マスカレードボール、その馬名意味は「仮面舞踏会」ということです。

*

テリオスララ 牝 黒鹿毛 2022.3.8生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・鈴木 美江子氏 美浦・田島 俊明厩舎

テリオスララ(2022.3.8)の4代血統表
シスキン
鹿毛 2017.2.25
種付け時活性値:1.00【4】
First Defence
鹿毛 2004.2.8
Unbridled’s Song
芦毛 1993.2.18
Unbridled 1987.3.5
Trolley Song 1983.4.13
Honest Lady
黒鹿毛 1996.4.25
Seattle Slew 1974.2.15
Toussaud 1989.5.6
Bird Flown
鹿毛 2011.2.12
Oasis Dream
鹿毛 2000.3.30
★Green Desert 1983.4.16
Hope 1991.4.5
Silver Star
鹿毛 1996.3.25
Zafonic 1990.4.1
Monroe 1977.5.21
シャンドランジュ
青鹿毛 2013.4.18
仔受胎時活性値:2.00【8】
マンハッタンカフェ
青鹿毛 1998
種付け時活性値:1.50【14】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society 1982.2.16
Santa Luciana 1973.4.4
ハルーワソング
栗毛 1996.5.15
仔受胎時活性値:2.00【16】
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.50【18】
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Morn of Song
鹿毛 1988.3.20
仔受胎時活性値:1.75【7】
Blushing Groom
栗毛 1974.4.8
種付け時活性値:1.25【13】
Glorious Song
鹿毛 1976.4.22
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5(母方)>

テリオスララ(2022.3.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シスキン
(Mr. Prospector系)
マンハッタンカフェ
(サンデーサイレンス系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
Blushing Groom
(Red God系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
マンハッタンカフェ 6.50
(【8】+【16】+【7】+【11】)
半兄セラフィックコール&サンライズアース
(No. 12-c)
4番仔
(3連産目)

*

レース結果 JRA
2024年の萩S(L。京都芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 テリオスララ 牝2 55 鮫島 克駿 1:48.1 1-1 33.7 496
[0]
田島 俊明 2
2 6 ディアナザール 牡2 56 C.デムーロ 1:48.4 1 3/4 2-2 33.8 478
[+6]
斉藤 崇史 1
3 1 ジュンライデン 牡2 56 荻野 極 1:49.2 5 5-5 34.2 490
[+10]
友道 康夫 4
4 3 マジカルフェアリー 牝2 55 岩田 望来 1:49.2 クビ 4-4 34.4 432
[-10]
寺島 良 3
5 2 スーパーチャンド 牝2 55 小崎 綾也 1:49.8 3 1/2 2-3 35.2 448
[-2]
西村 真幸 6
2024年の萩S(L。京都芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.2 – 11.9 – 12.1 – 12.5 – 12.7 – 12.0 – 11.4 – 11.1 – 11.2
ラップの
累計タイム
13.2 – 25.1 – 37.2 – 49.7 – 1:02.4 – 1:14.4 – 1:25.8 – 1:36.9 – 1:48.1
上り 4F 45.7 – 3F 33.7
【萩S】(京都)ハナを切ったテリオスララが、直線でも脚を伸ばして逃げ切り連勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【萩S】(京都)ハナを切ったテリオスララが、直線でも脚を伸ばして逃げ切り連勝|ラジオNIKKEI:競馬番組

馬の実力が試される紛れのないコースとしておなじみの京都芝外回りの1800m。逃げて1000m通過1分2秒4のゆったりした流れに持ち込んだ牝馬テリオスララ、坂の下りを利して徐々にペースアップを図ると、上がりの800m45秒7、600m33秒7と後続を完封する鋭脚を見せて、最後は1番人気のディアナザール(2022.3.1)に1と4分の3馬身差を着けての快勝。前走の札幌芝1800mの未勝利戦に続いて逃げて連勝を果たしたテリオスララ、その馬名意味は「冠名+太陽(ハワイ語)」とのこと。

2022年生まれ世代のクラシック候補生たちに関しては諸事情により短めの記事としているのですが、ちょいと気になりましたので、本稿は若干長めの記事です。テリオスララの父シスキンは現役時代に5勝を挙げ、その主な勝ち鞍に愛2000ギニー(GI)、フィーニクスS(愛GI)、レイルウェイS(愛GII)と愛国のグループレース3勝があります。引退後、社台スタリオンステーションに導入されたシスキンでしたが、供用初年度である2021年は、

2021年は20頭に種付けした[9]。これについて、社台スタリオンステーションの関係者は「昨年(2021年)はアクシデントにより20頭と交配を終えた後は大事を取ってお休みをしました。その中でも少ないながら初年度産駒が誕生していて、名牝系出身のアドマイヤセプターの産駒など注目の繁殖牝馬との間に素晴らしい産駒が誕生しています」などと話した[10]。

シスキン – Wikipedia

という背景があり、初年度産駒は世代・年次別(サラ系総合)|種牡馬情報|シスキン(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)によりますと実は7頭だけで、7頭の内2頭であるテリオスララ、キトンインザスカイ(2022.1.20)がJRAで勝ち上がっています。「産駒が血の希少性を鋭敏に感じているのではないか」と思わせた事象は、社台グループが導入した種牡馬ではウォーエンブレム(1990.2.20)でも見ましたが、シスキンも同様なのでしょうか。そしてまた、たまたまではありますけれど、テリオスララ、キトンインザスカイの2頭は共に鮫島克駿騎手の手綱により勝利を収めています。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

マイシンザン
マイシンザン

このサイトの管理人、とあるところのPOGでマスカレードボールを指名していて、アイビーSの勝ちっぷりに「これは強い」と思わず声が出たってさ。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

レース前日にはお姉ちゃんのマスクトディーヴァの電撃引退もありましたし、弟には頑張ってほしいという思いもあったようです。

マイシンザン
マイシンザン

マスカレードボールの祖母であるビハインドザマスクは思い出に残っている牝馬らしく、この牝系からGI馬が出て欲しいみたいやな。

重賞2勝馬マスクトディーヴァが左前肢屈腱炎で電撃引退 昨年のローズSで1分43秒0の衝撃レコードV
昨年のローズS、今年の阪神牝馬Sの勝ち馬マスクトディーヴァ(牝4歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ルーラーシップ)が左前肢屈腱炎を発症し、現役を引退することが決まった。今後は繁殖牝馬となる。馬主の社台サラブレッドクラブが10月18日、発表した。
タイトルとURLをコピーしました