シーズンリッチ(2020.2.23)&エエヤン(2020.4.21)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.23)-

Pedigree

シーズンリッチ 牡 鹿毛 2020.2.23生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・宇田 豊氏 美浦・久保田 貴士厩舎

シーズンリッチ(2020.2.23)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:1.75【7】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
エバーシャルマン
黒鹿毛 2012.1.28
仔受胎時活性値:1.75【7】
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:0.50【10】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン 1983.4.7
ビユーパーダンス 1983.2.26
ラシャルマンテ(ARG)
栗毛 2006.9.26
仔受胎時活性値:1.125【4.5】
Indygo Shiner(USA)
栗毛 1998.4.25
種付け時活性値:1.75【7】
A.P. Indy 1989.3.31
Navarra 1988.3.1
La Magie(ARG)
黒鹿毛 1998.7.30
仔受胎時活性値:1.75【7】
Luhuk(USA)
栗毛 1991.2.18
種付け時活性値:1.625【6.5】
La Endemoniada(ARG)
黒鹿毛 1992.9.26
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、トニービン4×4>

シーズンリッチ(2020.2.23)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
Indygo Shiner
(A.P. Indy系)
Luhuk
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ドゥラメンテ 5.875
(【7】+【4.5】+【7】+【5】)
祖母が亜Gレース5勝馬
(No. 3-h)
2番仔
(2連産目)

*

2023年の第70回毎日杯(GIII。阪神芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 シーズンリッチ 牡3 56 角田 大河 1:46.6   5-5 35.1 492
[-8]
久保田 貴士 5
2 8 ノッキングポイント 牡3 56 藤岡 佑介 1:46.7 1/2 5-7 35.0 484
[-2]
木村 哲也 2
3 13 ドットクルー 牡3 56 岩田 望来 1:46.8 1/2 5-5 35.3 460
[+4]
笹田 和秀 6
4 7 ドクタードリトル 牡3 56 松山 弘平 1:47.0 1 1/4 8-9 35.0 456
[-4]
今野 貞一 3
5 10 エマヌエーレ 牡3 56 和田 竜二 1:47.0 アタマ 3-3 35.7 484
[-12]
平田 修 9
2023年の第70回毎日杯(GIII。阪神芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.3 – 10.9 – 11.8 – 12.0 – 12.2 – 11.8 – 11.4 – 11.5 – 12.7
ラップの
累計タイム
12.3 – 23.2 – 35.0 – 47.0 – 59.2 – 1:11.0 – 1:22.4 – 1:33.9 – 1:46.6
上り 4F 47.4 – 3F 35.6

阪神芝1800m、曇の良馬場、13頭立て。近年は出世レースの様相を呈している毎日杯、そんな仁川芝のワンターン重賞における2023年の一戦を制したのはシーズンリッチ。五分の発馬から道中は内ラチ沿いの5、6番手をキープしながら進めたシーズンリッチ、阪神芝外回りの直線473.6mでは馬群中央を捌いて抜け出して来ると、外から差し迫ったノッキングポイント(2020.1.30)を半馬身凌いだところが決勝点。シーズンリッチの鞍上を務めたデビュー2年目の角田大河騎手、嬉しいJRA重賞初制覇となりました。2022年デビューの競馬学校38期生の中では今村聖奈騎手の活躍が目立ちましたけれど、角田騎手も史上3人目となる「初騎乗初勝利から2連勝」を遂げて派手なデビューを果たし、終わってみれば年間36勝を挙げて新人騎手特別賞を受賞。父が角田晃一調教師、兄が角田大和騎手という競馬一家の血筋。晃一師を騎手時代から応援していた私は、やはり息子さん達の活躍も嬉しいものです(^^)

今回の毎日杯は良馬場発表ではありましたが、週中の雨が残った馬場。そんな中で刻まれた阪神芝1800mの勝ち時計1分46秒6をレース後に見て「速いな」と思いました。弊サイトでも幾度か記していますが、毎日杯が阪神芝1800mで施行されるようになってからの勝ち時計上位5頭を確認してみますと、

  1. シャフリヤール(2018.4.13)
    →勝ち時計1分43秒9(=コースレコードかつJRAレコードタイ)。後に東京優駿(GI)、ドバイシーマクラシック(GI)を勝利。現役
  2. ディープスカイ(2005.4.24)
    →勝ち時計1分46秒0。後に東京優駿(JpnI)、NHKマイルカップ(JpnI)、神戸新聞杯(JpnII)を勝利
  3. キズナ(2010.3.5)
    →勝ち時計1分46秒2。後に東京優駿(GI)、大阪杯(GII)、ニエル賞(仏GII)、京都新聞杯(GII)を勝利
  4. アルアイン(2014.5.1)
    →勝ち時計1分46秒5。後に皐月賞(GI)、大阪杯(GI)を勝利
  5. ブラストワンピース(2015.4.2)
    →勝ち時計1分46秒5。後に有馬記念(GI)、札幌記念(GII)、AJCC(GII)、新潟記念(GIII)を勝利

競馬は時計がすべてではありません。けれど、その競い合いを速い時計で制した馬の実力は「間違いない」というのも事実かと。毎日杯の勝ち時計上位5頭に次ぐ1分46秒6を雨が残った馬場で叩き出したシーズンリッチ、この後は東京優駿へ直行になる模様。

【次走】シーズンリッチはダービー直行予定 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
高松宮記念6着ロータスランド(牝6=辻野)はヴィクトリアマイル(5月14日、東京)が目標。

東京優駿での鞍上は未定のようですが「父子2代のダービージョッキーを目指すべく、このまま角田騎手で」という思いもよぎります。シーズンリッチ、その馬名意味は「旬が豊富」ということです。

*

エエヤン 牡 黒鹿毛 2020.4.21生 新冠町・須崎牧場生産 馬主・(株)ニッシンホールディングス 美浦・伊藤 大士厩舎

エエヤン(2020.4.21)の4代血統表
シルバーステート
青鹿毛 2013.5.2
種付け時活性値:1.50【6】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
シルヴァースカヤ
黒鹿毛 2001.1.17
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Boubskaia
黒鹿毛 1987.4.11
Niniski 1976.2.15
Frenetique 1973.5.18
シルクヴィーナス
青鹿毛 2006.4.27
仔受胎時活性値:1.25【13】
ティンバーカントリー
栗毛 1992.4.12
種付け時活性値:1.25【13】
★Woodman
栗毛 1983.2.17
Mr. Prospector 1970.1.28
プレイメイト 1975.4.12
Fall Aspen
栗毛 1976.3.9
Pretense 1963.4.19
Change Water 1969.4.7
シルクフレアー
鹿毛 1995.4.24
仔受胎時活性値:0.50【10】
Danzig
鹿毛 1977.2.12
種付け時活性値:0.25【17】
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Jet Route
鹿毛 1988.3.15
仔受胎時活性値:1.50【6】
Alydar
栗毛 1975.3.23
種付け時活性値:1.00【12】
Katies
黒鹿毛 1981.4.22
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason5×5(父方)、Raise a Native5×5(母方)>

エエヤン(2020.4.21)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シルバーステート
(サンデーサイレンス系)
ティンバーカントリー
(Mr. Prospector系)
Danzig
(Northern Dancer系)
Alydar
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シルバーステート 4.75
(【13】+【10】+【6】+【6】)
半兄プレイアンドリアル
(No. 7-f)
8番仔
(5連産目)

*

2023年の第41回ニュージーランドT(GII。中山芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 エエヤン 牡3 56 M.デムーロ 1:33.7 4-2-3 36.0 482
[-10]
伊藤 大士 2
2 15 ウンブライル 牝3 54 C.ルメール 1:33.9 1 1/4 9-10-8 35.3 472
[-6]
木村 哲也 5
3 6 シャンパンカラー 牡3 56 内田 博幸 1:34.0 クビ 6-6-4 35.7 504
[+2]
田中 剛 7
4 14 モリアーナ 牝3 54 武藤 雅 1:34.0 アタマ 6-9-4 35.6 468
[-6]
武藤 善則 3
5 11 ミシシッピテソーロ 牝3 54 柴田 大知 1:34.2 1 1/4 12-13-12 35.4 412
[-6]
畠山 吉宏 14
2023年の第41回ニュージーランドT(GII。中山芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.2 – 11.5 – 11.3 – 11.5 – 11.2 – 11.9 – 12.1 – 12.0
ラップの
累計タイム
12.2 – 23.7 – 35.0 – 46.5 – 57.7 – 1:09.6 – 1:21.7 – 1:33.7
上り 4F 47.2 – 3F 36.0

中山芝1600m、曇の稍重馬場、16頭立て。直線、抜け出して来た様を見て「ええやん。良い(関西の方言)」の馬名意味のとおり「エエヤン、ええやん」とつぶやいていました。エエヤン、2歳王者ドルチェモア(2020.2.21)が逃げの手に出て作り出した入りの3ハロン35秒0のペースがゆっくりに感じたのか、道中やや掛かり加減に見えましたが、その前進気勢の強さは良い意味で最後まで衰えること無く発揮されました。

ドルチェモア(2020.2.21)-第74回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-
ドルチェモア 牡 鹿毛 2020.2.21生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・須貝 尚介厩舎ダノンタッチダウン 牡 鹿毛 2020.3.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎レイベリング 牡 鹿毛 2020.2.5生 英・Sir Nicholas & Lady Nugent氏生産 馬主・(有)ビッグレッドファーム 美浦・鹿戸 雄一厩舎

エエヤン、中山芝310mの直線では馬場中央をしっかり抜け出すと、最後はステルヴィオ(2015.1.15)の全妹ウンブライル(2020.1.16)が差し迫りましたが、決勝点では1と4分の1馬身差。エエヤン、2023年1月の未勝利戦、2月の1勝クラス、そして4月のニュージーランドTと中山芝1600mのレース3連勝を以て、5月のNHKマイルカップ(GI)への優先出走権を蹄中に収めました。

そんなエエヤンの牝系は7号族f分枝系。半兄プレイアンドリアル(2011.3.22)は、川崎競馬の河津裕昭厩舎所属馬として2014年の京成杯(GIII)を制しました。また高祖母Katiesは愛1000ギニー(GI)の勝ち馬であり、日本ではヒシアマゾン(1991.3.26)の母、スリープレスナイト(2004.2.7)の祖母としても知られています。プレイアンドリアル、ヒシアマゾン、スリープレスナイトとエエヤンの近親馬の名前を出してみれば、いずれも中山競馬場の重賞を制していますね。という訳で、いま久しぶりにヒシアマゾンが制したクリスタルC(GIII)の動画を見てみたのですが……、やっぱり最後の1ハロンを切ってからがおかしいですね。なんやあの鬼脚は^^;

年度代表馬の同期生を辿る(其の拾参)-ヒシアマゾン(1991.3.26)-
ヒシアマゾン 牝 黒鹿毛 1991.3.26生 米国・Masaichiro Abe生産 馬主・阿部雅一郎氏 美浦・中野隆良厩舎
【ヒシアマゾン】クリスタルカップ
【ヒシアマゾン】クリスタルカップ すえあしw

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。