2020年のクラシック候補生を確認する(No.2)-ブラックホール(2017.2.16)+マイネルグリット(2017.3.21)-

ブラックホール 牡 黒鹿毛 2017.2.16生 浦河・杵臼牧場生産 馬主・芹澤精一氏 美浦・相沢郁厩舎

ブラックホール(2017.2.16)の4代血統表
ゴールドシップ
芦毛 2009.3.6
種付け時活性値:1.75
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
ポイントフラッグ
芦毛 1998.3.23
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
パストラリズム
黒鹿毛 1987.5.15
プルラリズム 1980.4.9
トクノエイテイー 1978.3.2
ヴィーヴァブーケ
青鹿毛 2006.3.30
仔受胎時活性値:0.50
(母が不受胎後の2番仔)
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.00
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
ブルーリッジリバー
黒鹿毛 1999.4.21
仔受胎時活性値:1.50
(母が不受胎後の7番仔)
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス 1986.3.25
ミルレーサー 1983.5.20
スカーレツトブルー
栗毛 1982.5.1
仔受胎時活性値:2.00
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.50
スカーレツトインク
栗毛 1971.5.5
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、ノーザンテースト4×5>

ブラックホール(2017.2.16)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドシップ
(サンデーサイレンス系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
フジキセキ
(サンデーサイレンス系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ゴールドシップ 4.50 祖母が桜花賞2着馬
(No. 4-d)
2番仔
(不受胎後)

*

2019年の第54回札幌2歳S(GIII。札幌芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 ブラックホール 牡2 54 石川 裕紀人 1:50.4    7-7-9-6 36.5 418
[-4]
相沢 郁 5
2 11 サトノゴールド 牡2 54 武 豊 1:50.6 1 1/4 12-12-12-11 36.4 460
[+2]
須貝 尚介 3
3 1 ダーリントンホール 牡2 54 池添 謙一 1:50.9 1 3/4 4-3-3-6 37.5 512
[-4]
木村 哲也 2
4 5 レザネフォール 牡2 54 三浦 皇成 1:50.9 ハナ 7-7-9-6 37.1 442
[-2]
池江 泰寿 4
5 4 ヨハネスボーイ 牡2 54 石川 倭 1:50.9 アタマ 4-6-6-2 37.3 452
[-4]
桧森 邦夫 7

これはゴールドシップのファンの皆様は嬉しかったでしょう。出走12頭中2頭だったゴールドシップ産駒、終わってみればワンツーフィニッシュ。1着のブラックホールは4コーナーで外に振られながらも、抜け出してからは力強さを見せました。2着のサトノゴールド(2017.2.4)は出負けしましたが、最後はよく追い詰めました。新種牡馬ゴールドシップにJRA重賞初勝利を贈ったブラックホール、その馬名意味は「非常に強い重量を持った特異点」ということです。

また、エメラルファイト(2016.4.9)に続く相沢郁調教師と石川裕紀人騎手という師弟コンビによる重賞制覇。浪花節的でも良いものは良い。

*

マイネルグリット 牡 栗毛 2017.3.21生 新冠・ビッグレッドファーム生産 馬主・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 栗東・吉田直弘厩舎

マイネルグリット(2017.3.21)の4代血統表
スクリーンヒーロー
栗毛 2004.4.18
種付け時活性値:1.00

グラスワンダー
栗毛 1995.2.18
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Ameriflora
鹿毛 1989.1.29
Danzig 1977.2.12
Graceful Touch 1978.4.13
ランニングヒロイン
鹿毛 1993.4.8
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ダイナアクトレス
鹿毛 1983.5.4
ノーザンテースト 1971.3.15
モデルスポート 1975.2.23
マイネショコラーデ
青鹿毛 2008.2.14
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ロージズインメイ
青鹿毛 2000.2.9
種付け時活性値:1.75
Devil His Due
黒鹿毛 1989.4.18
Devil’s Bag 1981.2.19
Plenty O’Toole 1977.2.15
Tell a Secret
黒鹿毛 1977.4.25
Speak John 1958.2.7
Secret Retreat 1968.5.13
コスモヴァレンチ
青鹿毛 2002.6.15
仔受胎時活性値:1.25
マイネルラヴ
青鹿毛 1995.3.8
種付け時活性値:1.50
Seeking the Gold 1985.4.7
Heart of Joy 1987.3.1
イブキローマン
芦毛 1983.3.27
仔受胎時活性値:0.50
ブレイヴエストローマン
鹿毛 1972.5.19
種付け時活性値:0.50
シラフジビゼン
芦毛 1975.4.20
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Hail to Reason5×5(父方)、Northern Dancer5×5(父方)>

マイネルグリット(2017.3.21)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
スクリーンヒーロー
(Roberto系)
ロージズインメイ
(Halo系)
マイネルラヴ
(Mr. Prospector系)
ブレイヴエストローマン
(Never Bend系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ロージズインメイ
(Tell a Secret)
5.50 or 3.50 伯父ドリームバレンチノ
(No. 2-n ユーレーシア系)
3番仔
(3連産目)

*

2019年の第39回小倉2歳S(GIII。小倉芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 マイネルグリット 牡2 54 国分 優作 1:10.5    5-3 36.2 478
[0]
吉田 直弘 3
2 5 トリプルエース 牡2 54 和田 竜二 1:10.5 クビ 11-9 35.9 470
[+12]
斉藤 崇史 2
3 3 ラウダシオン 牡2 54 武 豊 1:10.6 1/2 11-12 35.9 488
[0]
斉藤 崇史 4
4 13 ゼンノジャスタ 牡2 54 田中 健 1:10.7 1/2 8-6 36.2 454
[+4]
浅見 秀一 8
5 7 カイルアコナ 牝2 54 川田 将雅 1:10.8 クビ 3-2 36.7 434
[+4]
高橋 義忠 1

和田竜二騎手は『我が身が2つあれば』と思われたのではないでしょうか。和田騎手、ここは先約があったトリプルエース(2017.5.12)で臨みクビ差の2着。3連勝となったマイネルグリットは新馬、フェニックス賞(OP)と和田騎手の手綱で連勝していました。マイネルグリットは祖母コスモヴァレンチに続く隔世での小倉2歳S制覇となりました。そんなマイネルグリットの馬名意味は「冠名+闘志」ということです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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