Beholder 牝 鹿毛 2010.5.9生 米国・Clarkland Farm生産 馬主・Spendthrift Farm LLC 米国・Richard E. Mandella厩舎
ヘニーヒューズ 栗毛 2003.4.5 種付け時活性値:1.50 |
ヘネシー 栗毛 1993.3.25 |
▲Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 |
Storm Bird 1978.4.19 |
Terlingua 1976.2.7 | |||
Island Kitty 栗毛 1976.2.23 |
Hawaii 1964 | ||
T.C.Kitten 1969.3.30 | |||
Meadow Flyer 鹿毛 1989.1.22 |
Meadowlake 栗毛 1983.3.12 |
Hold Your Peace 1969.1.24 | |
Suspicious Native 1972.4.1 | |||
Shortley 黒鹿毛 1980.3.11 |
Hagley 1967.4.13 | ||
Short Winded 1965.4.20 | |||
Leslie’s Lady 鹿毛 1996.3.10 仔受胎時活性値:1.25 |
Tricky Creek 鹿毛 1986.4.19 種付け時活性値:0.25 |
▲Clever Trick 黒鹿毛 1976.3.10 |
Icecapade 1969.4.4 |
Kankakee Miss 1967 | |||
Battle Creek Girl 鹿毛 1977.3.10 |
★His Majesty 1968.4.15 | ||
Far Beyond 1972.2.13 | |||
Crystal Lady 鹿毛 1990.5.12 仔受胎時活性値:1.25 |
Stop the Music 鹿毛 1970.3.23 種付け時活性値:0.75 |
Hail to Reason 1958.4.18 | |
Bebopper 1962.3.11 | |||
One Last Bird 栗毛 1980.4.30 仔受胎時活性値:0.25 |
One for All 鹿毛 1966 種付け時活性値:1.25 |
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Last Bird 栗毛 1973.3.22 仔受胎時活性値:1.50 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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ヘニーヒューズ (Storm Cat系) |
Tricky Creek (Nearctic系) |
Stop the Music (Hail to Reason系) |
One for All (Northern Dancer系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ヘニーヒューズ | 4.25 |
半兄に米GI馬 (No.23-b) |
8番仔? (8連産目?) |
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http://www.breederscup.com/results/2016/longines-distaff
デビューから11連勝中のSong Bird(2013.4.30)、GI10勝のBeholder、そのBeholderを相手に連勝中のStellar Wind(2013.2.13)と、役者が揃った2016年のブリーダーズカップ初日の大一番、第33回ブリーダーズカップ・ディスタフ(米GI)。
逃げたSong Bird、3番手追走のBeholder、出負けして5番手となったStellar Wind。マイク・スミス、ゲイリー・スティーヴンス、ヴィクター・エスピノーザと名手たちに操られた3頭、勝負どころの4角ではStellar Windが置かれる格好となり、先に行ったSong Birdと追い掛けるBeholderの一騎打ち。決勝点に入った時には、どちらが先着したのか全く判断が付かず。
そうして、結果を確認してみれば、、、BeholderがSong Birdを僅かに「ハナ」だけ抑えて先着していました。Beholder、引退レースになるというこの一戦、最後の最後まで牝馬王者であり続けました。その花道を飾ったのがGI11勝目となるビッグタイトル、自身2回目のブリーダーズカップ・ディスタフ制覇でした。
そんなBeholderの重賞成績を振り返ると、
- 2歳時(2012年)
→ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル・フィリーズ(米GI) - 3歳時(2013年)
→ブリーダーズカップ・ディスタフ、サンタアニタオークス(米GI)、ラスヴァージネスS(米GI)、ゼニヤッタS(米GI) - 4歳時(2014年)
→ゼニヤッタS - 5歳時(2015年)
→パシフィッククラシック(米GI)、クレメント・L・ハーシュS(米GI)、ゼニヤッタS、アドレイションS(米GIII) - 6歳時(2016年)
→ブリーダーズカップ・ディスタフ、ヴァニティマイル(米GI)、アドレイションS
むぅ。2歳時から6歳時まで5年連続GI勝利、ゼニヤッタSは3連覇、男馬相手にもパシフィッククラシックを勝ち同レースの牝馬初勝利を打ち立てるなど、正に名牝の成績。通算26戦18勝、2着6回、4着2回。日本風ならば[18-6-0-2]というまとめになりますが、5年間に渡り、よくぞ超一線級であり続けたもの。
Beholder、その美しい瞳を通じて見る世界は、どのようなものなのでしょう。勝負から離れて、母となって見る世界も、彼女にとって、幸せなものでありますように。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。