Dubai Honour(ドバイオナー) せん 鹿毛 2018.2.20生 愛国・Macha Bloodstock/Meridian International生産 馬主・Mohamed Obaida 英国・William Haggas厩舎
Pride of Dubai(AUS) 鹿毛 2012.9.7 種付け時活性値:1.125【4.5】 |
Street Cry 黒鹿毛 1998.3.11 |
Machiavellian 黒鹿毛 1987.1.31 |
★Mr. Prospector 1970.1.28 |
Coup de Folie 1982.4.2 | |||
Helen Street 鹿毛 1982.4.4 |
Troy 1976.3.25 | ||
Waterway 1976.4.21 | |||
アルアヌード 鹿毛 2003.9.23 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 | |
Razyana 1981.4.18 | |||
Eljazzi 鹿毛 1981.4.12 |
アーテイアス 1974.2.26 | ||
Border Bounty 1965 | |||
Mondelice(GB) 鹿毛 2013.1.20 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
★ Montjeu(IRE) 鹿毛 1996.4.4 種付け時活性値:0.00【16】 |
Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Floripedes 鹿毛 1985.5.11 |
★Top Ville 1976.4.5 | ||
Toute Cy 1979.5.4 | |||
Compelling(IRE) 鹿毛 2008.2.24 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
Kingmambo(USA) 鹿毛 1990.2.19 種付け時活性値:0.25【17】 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Miesque 1984.3.14 | |||
Damson(IRE) 鹿毛 2002.4.21 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
アントレプレナー(GB) 鹿毛 1994.3.7 種付け時活性値:1.75【7】 |
||
Tadkiyra(IRE) 鹿毛 1989.6.8 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
<5代血統表内のクロス:Sadler’s Wells3×5(母方)、Mr. Prospector4×4、Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Pride of Dubai (Mr. Prospector系) |
★Montjeu (Sadler’s Wells系) |
Kingmambo (Mr. Prospector系) |
アントレプレナー (Sadler’s Wells系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
アントレプレナー (Damson) |
4.25 (【4】+【4】+【5】+【12】) |
曾祖母が愛GI馬 (No. 5-b) |
初仔? |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 2 | Dubai Honour | せん5 | 59 | Tom Marquand | 2:07.72 | William Haggas | 1 |
2 | 5 | Mo’unga | 牡5 | 59 | Nash Rawiller | 2.45L | Annabel Neasham | 4 |
3 | 1 | Anamoe | 牡4 | 59 | James McDonald | 2.46L | James Cummings | 2 |
4 | 11 | Hezashocka | せん5 | 59 | Brenton Avdulla | 2.91L | Mick Price & Michael Kent Jnr | 10 |
5 | 7 | ユニコーンライオン | 牡7 | 59 | Damian Lane | 3.73L | 矢作 芳人 | 3 |
日本からユニコーンライオン(2016.1.29)がチャレンジしてJRAでは勝馬投票券の発売もされた2023年のクイーンエリザベスS。ユニコーンライオン、大外枠からスタートダッシュを決めると果敢な逃げを見せ、ダミアン・レーン騎手と共にゴール前200mまで必死の粘りを見せましたが、1頭段違いの末脚を見せた馬がいました。前走ランヴェットS(豪GI)を制して臨んだ英国調教馬Dubai Honour、豪州でGI9勝を挙げているAnamoe(2018.11.16)も「相手ではない」とばかりに鋭脚を見せると、昨秋短期免許で初来日されたトム・マーカンド騎手のアクションに応えて、ゴール地点では道中同じように中団位置にいたMo’unga(2017.11.20)に2.45馬身差を着けての快勝。Dubai Honour、豪州の地でGI連勝を果たしました。
Dubai Honourを管理されるウィリアム・ハガス調教師。昨年2022年にお亡くなりになったレスター・ピゴットさんの娘婿にして、1996年の英ダービー(GI)馬Shaamit(1993.2.11)や2011年の英オークス(GI)馬Dancing Rain(2008.4.24)でも知られる現代の伯楽の一人ですが、せん馬によるランヴェットSとクイーンエリザベスSの連勝ということで、かつて記事にした管理馬を思い起こしました。
ダノンプレミアム(2015.4.3)が挑んで3着だった2020年のクイーンエリザベスS。勝ち馬Addeybb(2014.2.9)の鞍上は、やはりマーカンド騎手。なお、AddeybbのクイーンエリザベスSの前走ランヴェットSがマーカンド騎手のGI初勝利でした。Addeybbと名コンビとなったマーカンド騎手は後に英チャンピオンS(GI)、クイーンエリザベスS(2回目)、そして引退レースとなったコンセイユドゥパリ賞(仏GII)とグループレース勝ちを3つ重ねました。
Dubai Honour、厩舎の先輩に続いて豪GIを連勝したその実力、Anamoeを置き去りにしたレースぶりからも本物でしょう。Street Cryの子孫は連勝を始めると止まらなくなる傾向が見えますので、Dubai Honourの次走以降も楽しみにしたいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#Anamoeは今回のクイーンエリザベスSは残念でしたが、彼とて2023年に入ってからアポロS(豪GII)、チッピングノートンS(豪GI)、ジョージライダーS(豪GI)と3連勝を果たしていたStreet Cryの孫。また再びの連勝街道を期待したいものです。