Poetic Flare(ポエティックフレア) 牡 鹿毛 2018.3.26生 愛国・J. S. Bolger生産 馬主・Mrs J S Bolger 愛国・J. S. Bolger厩舎
Dawn Approach 栗毛 2010.4.23 種付け時活性値:1.75【7】 |
New Approach 栗毛 2005.2.18 |
Galileo 鹿毛 1998.3.30 |
★Sadler’s Wells 1981.4.11 |
Urban Sea 1989.2.18 | |||
Park Express 黒鹿毛 1983.3.25 |
Ahonoora 1975.4.12 | ||
Matcher 1966 | |||
Hymn of the Dawn 鹿毛 1999.4.15 |
★Phone Trick 鹿毛 1982.4.10 |
Clever Trick 1976.3.10 | |
Over the Phone 1965.3.1 | |||
Colonial Debut 鹿毛 1994.2.9 |
Pleasant Colony 1978.5.4 | ||
Kittihawk Miss 1986.3.23 | |||
Maria Lee 鹿毛 2007.5.31 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
ロックオブジブラルタル 鹿毛 1999.3.8 種付け時活性値:1.75【7】 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 |
Razyana 1981.4.18 | |||
Offshore Boom 栗毛 1985.3.23 |
Be My Guest 1974.4.12 | ||
Push a Button 1980.5.30 | |||
Elida 鹿毛 1994.5.15 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
ロイヤルアカデミー 鹿毛 1987.2.21 種付け時活性値:1.50【6】 |
Nijinsky 1967.2.21 | |
Crimson Saint 1969.3.15 | |||
Saviour 鹿毛 1987.5.17 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Majestic Light 鹿毛 1973.3.29 種付け時活性値:1.25【13】 |
||
Victorian Queen 鹿毛 1971.3.24 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5×5、His Majesty5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Dawn Approach (Galileo系) |
ロックオブジブラルタル (デインヒル系) |
ロイヤルアカデミー (Nijinsky系) |
Majestic Light (Raise a Native系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Dawn Approach | 4.75 |
ジヤツジアンジエルーチと同牝系 (No. 1-n) |
6番仔? (6連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | Poetic Flare | 牡3 | 57.2 | Kevin Manning | 1:35.69 | J S Bolger | 9 |
2 | 7 | Master of The Seas | 牡3 | 57.2 | William Buick | 短アタマ | Charlie Appleby | 3 |
3 | 6 | Lucky Vega | 牡3 | 57.2 | Shane Foley | クビ | Mrs John Harrington | 7 |
4 | 10 | Naval Crown | 牡3 | 57.2 | Adam Kirby | 2 1/2 | Charlie Appleby | 11 |
5 | 3 | Chindit | 牡3 | 57.2 | Pat Dobbs | 1 1/4 | Richard Hannon | 7 |
2021年の第213回英2000ギニー。14頭立てとなった英国3歳クラシックの初戦。なんの前情報もなくレース映像を観賞したのですが、道中画面一番向こうの内ラチ側を走る青い勝負服の馬の走りが良い感じに見えたのですね。その馬は2着のMaster of The Seas(2018.3.4)だったのですが、ゴール地点のクビの上げ下げ、shd(=ショートヘッド)だけ先んじていたのはPoetic Flare。先行3~4番手から進めると、最後の最後の叩き合いでケヴィン・マニング騎手の渾身の右ムチに応えました。
↑で引いたJRA-VAN Ver.Worldの記事によりますと、
79歳のJ.ボルジャー調教師はポエティックフレアの父ドーンアプローチで2013年に英2000ギニーを制しただけでなく、父子とも自身が配合を考えて生産。馬主はボルジャー夫人、鞍上のK.マニング騎手も娘婿という一家あげての勝利
ということ。愛国の名伯楽であるジム・ボルジャー調教師は自身で生産・調教を行われることでも知られますが、今回は正にボルジャー家による英2000ギニー制覇でした。おめでとうございました。
*
ボルジャー師は「遺伝子検査により競走馬の距離適性を推測する」というサービスを提供するエクイノム社(現プラスビタール社)の創立者のお一人です。この検査はミオスタチン遺伝子の型により3種類に選別され「C:C」ならば短距離適正、「C:T」ならば中距離適正、「T:T」ならば中~長距離適性を持つと判断されます。
Poetic Flareの父であるDawn Approachは「C:C」の短距離適性を持つ型だったそうです。Poetic Flareの次走はロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスS(英GI)になるようですが、英ダービー(GI)出走に踏み切ったDawn Approachと同じ轍は踏まない、ということなのでしょうね。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#余談。「遺伝子検査により競走馬の距離適性を推測する」ことについては、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏も言及されています。
ロードカナロア(2008.3.11)は「C:C」だった模様。