Rombauer(ロンバウアー) 牡 鹿毛 2018.4.17生 米国・John Fradkin & Diane Fradkin生産 馬主・John Fradkin & Diane Fradkin 米国・Michael W. McCarthy厩舎
Twirling Candy 黒鹿毛 2007.2.19 種付け時活性値:0.50【10】 |
Candy Ride 鹿毛 1999.9.27 |
Ride the Rails 黒鹿毛 1991.3.5 |
Cryptoclearance 1984.4.9 |
Herbalesian 1969.4.29 | |||
Candy Girl 栗毛 1990.7.7 |
Candy Stripes 1982.4.12 | ||
City Girl 1982.7.18 | |||
House of Danzing 黒鹿毛 2002.2.24 |
Chester House 黒鹿毛 1995.2.1 |
★Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Toussaud 1989.5.6 | |||
Danzing Crown 黒鹿毛 1997.4.1 |
Danzig 1977.2.12 | ||
Crownette 1989.3.26 | |||
Cashmere 栗毛 2011.5.2 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Cowboy Cal 黒鹿毛 2005.2.1 種付け時活性値:1.25【5】 |
Giant’s Causeway 栗毛 1997.2.14 |
Storm Cat 1983.2.27 |
Mariah’s Storm 1991.4.1 | |||
Texas Tammy 黒鹿毛 1998.2.16 |
Seeking the Gold 1985.4.7 | ||
Hot Novel 1986.4.12 | |||
Ultrafleet 芦毛 1992.2.13 仔受胎時活性値:0.50【18】 |
アフリート 栗毛 1984.4.10 種付け時活性値:1.75【7】 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Polite Lady 1977.3.13 | |||
Social Conduct 芦毛 1984.4.29 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Vigors 芦毛 1973 種付け時活性値:0.50【10】 |
||
Jostling Queen 鹿毛 1970.5.24 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Twirling Candy (Mr. Prospector系) |
Cowboy Cal (Storm Cat系) |
アフリート (Mr. Prospector系) |
Vigors (Herbager系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
アフリート (Gold Digger) |
5.00 |
Roaring Lionと同牝系 (No. 9-f) |
4番仔? (4連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 6 | Rombauer | 牡3 | 57.2 | Flavien Prat | 1:53.62 | Michael McCarthy | 5 |
2 | 5 | Midnight Bourbon | 牡3 | 57.2 | Irad Ortiz Jr | 3 1/2 | Steven Asmussen | 2 |
3 | 3 | Medina Spirit | 牡3 | 57.2 | John R Velazquez | 2 | Bob Baffert | 1 |
4 | 2 | Keepmeinmind | 牡3 | 57.2 | David Cohen | 4 | Robertino Diodoro | 8 |
5 | 4 | Crowded Trade | 牡3 | 57.2 | Javier Castellano | 2 3/4 | Chad C Brown | 4 |
2021年の第146回プリークネスS。10頭立てで行われた米国クラシック三冠の2戦目となる”The Run for the Black-Eyed Susans”。逃げの手に出たのは第147回ケンタッキーダービー(米GI)を制したものの、薬物検査陽性で失格危機
と取り沙汰されている1番人気のMedina Spirit(2018.4.5)。
Medina Spiritは終始番手の2番人気のMidnight Bourbon(2018.1.25)からのキツイマークもあり、4角ではMidnight Bourbonの脚色が勝っていました。ただ、前に行った2頭を更に上回る脚勢を見せた馬が外から飛んで来ました。道中6番手の中位追走から徐々に進出していた5番人気のRombauer、鞍上のフラビアン・プラ騎手の鼓舞に応え、一気呵成の末脚で決勝点ではMidnight Bourbonに3と2分の1馬身差の圧勝。Rombauer、初のグレードレース勝利が栄えあるクラシックと相成りました。
Rombauerを導いたプラ騎手はプリークネスS初勝利であり、米国クラシック三冠ではCountry House(2016.5.8)で第145回ケンタッキーダービーを制されていますが、
Maximum Security(2016.5.14)の1位入線17着降着により2位入線1着繰り上がりによるものでした。今回のプリークネスSは紛うことなく先頭でゴールしてのクラシック制覇、格別だったでしょう。そしてまた管理されるマイケル・マッカーシー調教師は「三冠競走初出走初勝利」だったそうな。おめでとうございました。
Rombauerの祖母はアフリートの仔Ultrafleet。このUltrafleetからの別分枝馬に2018年のカルティエ賞年度代表馬であるRoaring Lion(2015.3.11)がいます。
「咆哮する獅子」Roaring Lion、2000m級の距離となってSaxon Warrior(2015.1.26)を負かし続けた強豪でしたが、種牡馬入り1年目の2019年の4歳時、シャトル先の新国で重度の疝痛により安楽死となってしまったのはただただ残念な出来事でした。
Rombauer、同牝系の活躍馬だったRoaring Lionに負けず劣らず、これからもうんと活躍して欲しいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#余談。フランスゴデイナ(2018.3.1)、7着ではありましたが内を突いて先行3番手から見せ場のあるレースをしていました。2番人気だったConcert Tour(2018.2.26)には先着したのですから、頑張りました。お疲れ様でした。