Magical Lagoon(マジカルラグーン) 牝 鹿毛 2019.4.22生 愛国・Coolmore生産 馬主・Zhang Yuesheng 愛国・Mrs John Harrington厩舎
Galileo 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.00【20】 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967.1.31 | ||
Anatevka 1969.2.13 | |||
Night Lagoon 黒鹿毛 2001.4.14 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
Lagunas 鹿毛 1981.3.11 種付け時活性値:0.75【19】 |
イルドブルボン 鹿毛 1975.5.23 |
Nijinsky 1967.2.21 |
Roseliere 1965 | |||
Liranga 栗毛 1973.3.18 |
Literat 1965 | ||
Love In 1966 | |||
Nenuphar 黒鹿毛 1994.3.19 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Night Shift 鹿毛 1980.4.4 種付け時活性値:1.25【13】 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Ciboulette 1961.5.19 | |||
Narola 鹿毛 1989.3.8 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
Nebos 鹿毛 1976.3.30 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
Nubia 黒鹿毛 1982.2.9 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Galileo (Sadler’s Wells系) |
Lagunas (Nijinsky系) |
Night Shift (Northern Dancer系) |
Nebos (フオルテイノ系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Night Shift (Night Lagoon) |
4.25 |
半兄ノヴェリスト (No. 4-r) |
13番仔? (7連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 6 | Magical Lagoon | 牝3 | 58.1 | Shane Foley | 2:34.02 | Mrs John Harrington | 1 |
2 | 8 | Toy | 牝3 | 58.1 | Ryan Moore | 1/2 | A P O’Brien | 2 |
3 | 1 | Cairde Go Deo | 牝3 | 58.1 | Colin Keane | 2 3/4 | G M Lyons | 3 |
4 | 2 | Emily Dickinson | 牝3 | 58.1 | Seamie Heffernan | 1/2 | A P O’Brien | 5 |
5 | 7 | Show of Stars | 牝3 | 58.1 | W J Lee | 8 1/2 | P Twomey | 7 |
2022年の第128回愛オークス。英オークス(GI)でTuesday(2019.6.3)と火の出るような一騎打ちの末に2着となったEmily Upjohn(2019.3.8)。
捲土重来を期して愛オークスに臨むはずだったEmily Upjohnですが、バードストライク(=航空機への鳥衝突)により搭乗予定だった飛行機が飛ばず、枠順確定後に出走回避。
出走していれば1番人気必至だったEmily Upjohnの不在により混迷度合いを増した愛オークスでしたが、終わってみれば、出走7頭の内の1番人気から3番人気による決着。戦前1番人気に推されたのは、ロイヤルアスコット開催のリブルスデールS(英GII)1着から参戦したMagical Lagoon。血統表を開けば輸入種牡馬ノヴェリスト(2009.3.10)の半妹Magical Lagoon、終始先行2番手からレースを進めると、ラスト2ハロンで内外から追撃を受けるような形になりましたが、鞍上のシェーン・フォーリー騎手の激励に応えると、しぶとく伸びました。最後はToy(2019.4.27)とライアン・ムーア騎手が迫ったものの半馬身差まで。Magical Lagoon、12ハロン級のGI4勝の半兄に続いて、見事に12ハロンのGIレース勝ち馬となりました。
Night Lagoon 2001.4.14 2勝 ヴィンターケーニギン賞(独GIII)
|ノヴェリスト 2009.3.10 9勝 "キング・ジョージ"(英GI) サンクルー大賞(仏GI) バーデン大賞(独GI) ジョッキークラブ大賞(伊GI)ほか
|Magical Lagoon 2019.4.22 (本馬) 愛オークス(GI) リブルスデールS(英GII) フレイムオブタラS(愛GIII)
最初に引いたJRA-VAN ver.Worldの記事によりますと、管理されるミセス・ジョン・ハリントン調教師曰く彼女を来年も現役にしたいの。(父の)ガリレオの血統は成長力があるし、彼女の兄は3歳よりも4歳でもっと良化したから
ということ。確かにMagical Lagoonの半兄ノヴェリストは4歳時の2013年に更に良さを見せ、”キング・ジョージ”、サンクルー大賞、バーデン大賞とGI3勝を上積みして、なおのこと”キング・ジョージ”は2022年現在も残るレースレコード2分24秒60で制したのですから。
その血統背景からも応援したくなるMagical Lagoon。愛オークス馬の未来に幸多からんことを。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#Magical Lagoonを管理されるハリントン師は、Alpha Centauri(2015.2.28)による2018年の第97回愛1000ギニー(GI)以来となるクラシック制覇となりました。Magical Lagoonの愛オークス勝利を知った2022年07月17日(日)は別記事を作成しておりまして、その際にAlpha Centauriの名前を確認していましたので、不思議なタイミングを思いました。
愛1000ギニーを制した時のAlpha Centauriとコルム・オドノヒュー騎手を捉えたサムネイルが、本当に良い感じです(^^)
##今回の愛オークスは結局Galileo産駒のワンツーフィニッシュだったのですが、2着のToy。その血統を確認してみれば母You’resothrilling(2005.2.5)。↑のAlpha Centauri同様、別記事の作成時にYou’resothrillingも確認しておりまして、ToyのDamを見て「うわ、Giant’s Causewayの全妹がまた活躍馬を送り込んだ」と、思わず声を挙げてしまいました笑
巡り合わせはあるのでしょう。You’resothrillingの仔で記事にしているハッピリー(2015.2.27)は、Alpha Centauriと同じ2015年生まれ世代で、Alpha Centauriが制した愛1000ギニーでは1番人気3着でした。