プリモディーネ 牝 鹿毛 1996.4.5生 門別町・サンシヤイン牧場生産 馬主・伊達 秀和氏 栗東・西橋 豊治厩舎
アフリート 栗毛 1984.4.10 種付け時活性値:0.75【11】 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 栗毛 1961.4.18 |
Native Dancer 1950.3.27 |
Raise You 1946 | |||
Gold Digger 鹿毛 1962.5.28 |
Nashua 1952.4.14 | ||
Sequence 1946 | |||
Polite Lady 鹿毛 1977.3.13 |
Venetian Jester 栗毛 1964.3.24 |
Tom Fool 1949.3.31 | |
Venice 1958.4.11 | |||
Friendly Ways 鹿毛 1968.5.10 |
★Green Ticket 1959.4.16 | ||
Ways to Learn 1962.3.16 | |||
モンパリ 鹿毛 1988.4.14 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
マルゼンスキー 鹿毛 1974.5.19 種付け時活性値:1.25【13】 |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Flaming Page 1959.4.24 | |||
シル 鹿毛 1970.4.22 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Quill 1956.2.24 | |||
イザベラ 栗毛 1980.4.27 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
イエローゴツド 栗毛 1967.3.21 種付け時活性値:1.00【12】 |
Red God 1954.2.15 | |
Sally Deans 1947 | |||
モンナバンナ 鹿毛 1963.4.18 仔受胎時活性値:2.00【16】 |
モンタヴアル 鹿毛 1953.1.28 種付け時活性値:0.25【9】 |
||
ソーダストリーム 栃栗毛 1953 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
<5代血統表内のクロス:Tom Fool4×5、Nasrullah5×5、Princequillo5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
アフリート (Mr. Prospector系) |
マルゼンスキー (Nijinsky系) |
イエローゴツド (Red God系) |
モンタヴアル (Blandford系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
マルゼンスキー |
5.75 (【7】+【7】+【16】+【9】) |
近親アローエクスプレス (No. 3-e ソーダストリーム系) |
3番仔 (3連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | プリモディーネ | 牝3 | 55 | 福永祐一 | 1:35.5 |
484 [+4] |
西橋豊治 | 4 | |
2 | 17 | フサイチエアデール | 牝3 | 55 | 武豊 | 1:35.7 | 1 1/2 |
426 [-2] |
松田国英 | 2 |
3 | 16 | トゥザヴィクトリー | 牝3 | 55 | 幸英明 | 1:35.9 | 1 |
474 [-4] |
池江泰郎 | 5 |
4 | 6 | ゴッドインチーフ | 牝3 | 55 | 河内洋 | 1:36.1 | 1 1/2 |
436 [-4] |
坂口正大 | 3 |
5 | 2 | ハギノスプレンダー | 牝3 | 55 | 熊沢重文 | 1:36.2 | 3/4 |
446 [+2] |
伊藤修司 | 7 |
1F毎の ラップ |
12.7 – 11.0 – 11.4 – 11.9 – 11.9 – 12.3 – 11.6 – 12.7 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.7 – 23.7 – 35.1 – 47.0 – 58.9 – 1:11.2 – 1:22.8 – 1:35.5 |
上り | 4F 48.5 – 3F 36.6 |
福永祐一騎手、デビュー4年目のGI初制覇は、父君である「天才」福永洋一騎手もインターグロリア(1974.5.1)、オヤマテスコ(1975.3.19)で勝利を収めた桜花賞。桜花賞史上2例目となる「父子2代の騎手制覇」を見事に果たしたのでした。
「紫、赤山形二本輪、赤袖」の勝負服で知られた伊達秀和オーナー。自身が導入された繁殖牝馬ソーダストリームの仔アローエクスプレス(1967.4.10)、孫フアンタスト(1975.4.24)、そして玄孫のプリモディーネでGI級競走を勝ち取られた訳です。伊達オーナーの持ち馬といえば関東の高松三太、邦男の父子調教師の管理馬の印象もありますが、プリモディーネは関西の西橋豊治厩舎の所属馬。そうして伊達オーナー、高松父子調教師の名前を出せば、やはり柴田政人さんを思います。
1996年に洋一の息子の祐一が騎手デビューした際には、陰ながらその騎乗馬確保に努めたとされる。祐一のGI競走初勝利となった桜花賞優勝馬・プリモディーネの馬主は柴田と親しい伊達秀和であり、関西に馬を預けた例は少なく、柴田が祐一を起用するよう依頼したともされる
洋一さんと無二の親友であったという柴田さんが結んだ縁。祐一騎手が「結果」で応えてみせた1999年の第59回桜花賞でした。
*
福永祐一さんとは、とあるイベントで一度お会いしたことがあり、握手させていただいた思い出があります。テレビや競馬場で見る姿のままに、朗らかな笑顔でした。そんな福永さんも27年間の騎手生活を終え、調教師になられるのですから、時は流れます。
という訳で、福永さんの騎手引退に際し、福永さんの騎乗でGI馬となった馬の内、弊サイトでまだ紹介していない馬の中から3頭ピックアップして、記事をお届けしたいと思います。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
[プリモディーネ(1996.4.5)の主な競走成績]
- 桜花賞(GI)、ファンタジーS(GIII)
- 優駿牝馬(GI)
通算10戦3勝、3着1回。
#「父子2代の騎手制覇」の1例目は、アチーブスター(1969.4.15)&タカエノカオリ(1971.4.26)の武邦彦騎手、シャダイカグラ(1986.3.23)の武豊騎手です。福永家と武家は実家が隣家ということで、やはり関わりが深いことでも知られます。プリモディーネの桜花賞勝ちの際には、邦彦さんが洋一の倅(せがれ)が良くやってくれた
とコメントされたそうです。
##祐一さんの引退式。まさかの洋一さんご登場で、思わず声が出てしまいました。素敵な引退式でした。