Ribot(リボー) 牡 鹿毛 1952.2.27生~1972.4.28没 英国・Federico Tesio生産 馬主・Lydia Tesio & Mario della Rocchetta 伊国・Ugo Penco厩舎
Tenerani 鹿毛 1944 種付け時活性値:1.75【7】 |
Bellini 鹿毛 1937 |
Cavaliere d’Arpino 鹿毛 1926 |
Havresac 1915 |
Chuette 1916 | |||
Bella Minna 栗毛 1923 |
★Bachelor’s Double 1906 | ||
Santa Minna 1915 | |||
Tofanella 栗毛 1931 |
Apelle 栗毛 1923 |
Sardanapale 1911 | |
Angelina 1913 | |||
Try Try Again 鹿毛 1922 |
Cylgad 1909 | ||
Perseverance 1904 | |||
Romanella 栗毛 1943 仔受胎時活性値:2.00【8】 |
★ El Greco 栗毛 1934 種付け時活性値:0.00【8】 |
Pharos 黒鹿毛 1920.4.4 |
Phalaris 1913.5.16 |
Scapa Flow 1914 | |||
Gay Gamp 黒鹿毛 1923 |
★Gay Crusader 1914 | ||
Parasol 1917 | |||
Barbara Burrini 鹿毛 1937 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
★Papyrus 黒鹿毛 1920 種付け時活性値:0.00【16】 |
Tracery 1909 | |
Miss Matty 1914 | |||
Bucolic 鹿毛 1926 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Buchan 鹿毛 1916 種付け時活性値:0.25【9】 |
||
Volcanic 栗毛 1918 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス:Sunstar5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Tenerani (Rabelais系) |
★El Greco (Pharos系) |
★Papyrus (Rock Sand系) |
Buchan (Sundridge系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Tenerani (Orgueilleuse) |
5.50 |
甥ルイスデール (No. 4-l) |
5番仔? (3連産目?) |
*
着 順 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Ribot | 牡3 | 55.5 | E. Camici | 2:35.68 | U. Penco |
2 | ボウプリンス | 牡3 | 55.5 | 3 | ||
3 | Picounda | 牝3 | 54 | 2 1/2 |
*
着 順 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Ribot | 牡4 | 60 | E. Camici | 2:34.76 | U. Penco |
2 | Talgo | 牡3 | 55.5 | 6 | ||
3 | Tanerko | 牡3 | 55.5 | 2 |
*
Ribot。1955年の第34回凱旋門賞と1956年の第35回凱旋門賞を連覇した名馬。言わずもがなですね。20世紀における名馬中の名馬の1頭です。
「ドルメロの魔術師」フェデリコ・テシオの、最後にして最高の傑作Ribot。こと凱旋門賞のみにフォーカスしても、競走においてRibot自身が連覇、そして99回の歴史の中で凱旋門賞親仔制覇を果たした種牡馬のうち、2頭の凱旋門賞勝ち産駒を輩出したのはRibotだけです。初年度産駒のMolvedo(1958)、4年度産駒にして0の理論的には8歳時交配のミニモの遺伝で輩出したプリンスロイヤル(1961)の2頭が、父に続いて凱旋門賞馬と相成りました。
日本に輸入された凱旋門賞馬を辿る(其の壱)-セントクレスピン(1956)&プリンスロイヤル(1961)-
セントクレスピン(Saint Crespin) 牡 栗毛 1956生~1981没 英国・Prince Aly Khan生産 馬主・Prince Aly Khan 仏国・Alec Head厩舎プリンスロイヤル(Prince Royal) 牡 鹿毛 1961生~1983.8.4没 英国・Charles W. Wacker III生産 馬主・Rex Ellsworth 仏国・Georges Bridgland厩舎
という訳で、今年2021年に凱旋門賞(仏GI)が100回を迎えるに当たり、弊サイトで時折現れる発作的な短期集中の「特集」にて、Ribot以降の凱旋門賞勝ち馬に関する記事を10回に渡りお届けしようと思います。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
[Ribot(1952.2.27)の主な競走成績]
- 凱旋門賞2回、”キング・ジョージ”、伊ジョッキークラブ大賞、ミラノ大賞、伊グランクリテリウム、エマヌエーレフィリベルト賞、ピサ賞、クリテリウムナツィオナーレ、ピアッツァレ賞、ベサーナ賞
通算16戦16勝。
[Ribot(1952.2.27)の代表産駒(一部)]
- Molvedo(1958)
→凱旋門賞、ジョッケクルブ賞、ドーヴィル大賞、伊グラン・クリテリウムほか -
プリンスロイヤル(1961)★
→凱旋門賞、ミラノ大賞ほか - ロムルス(1959)
→ムーラン・ド・ロンシャン賞、サセックスS、クイーンエリザベス2世Sほか。NHK杯勝ち馬ランドジヤガー(1969.2.28)の父、スズパレード(1981.3.21)の母父、ワンダーパヒューム(1992.3.7)の祖母父、ダンツフレーム(1998.4.19)の曾祖母父 - Ragusa(1960.6.15)
→英セントレジャーS、愛ダービー、”キング・ジョージ”、エクリプスSほか。ミルジヨージ(1975.4.12)の母父 - Alice Frey(1961)★
→伊オークス。牝馬 - Tom Rolfe(1962.4.14)
→プリークネスS、アメリカンダービー、アーリントンクラシック、カウディンS、サルヴェイターマイルほか。第6回ジャパンカップ(GI)2着の輸入種牡馬アレミロード(1983.3.29)の父 - Long Look(1962.3.23)
→英オークスほか。牝馬 - リボツコ(1964.3.23)
→英セントレジャーS、愛ダービー、オブザーヴァーゴールドCほか。後述のリベロの全兄。1979年の優駿賞最優秀5歳以上牝馬(現JRA賞最優秀4歳以上牝馬)であるサニーフラワー(1975.4.2)の父 - Epidendrum(1964.3.4)
→ミラノ大賞ほか - リベロ(1965.3.13)
→英セントレジャーS、愛ダービーほか。前述のリボツコの全弟 - Arts and Letters(1966.4.1)
→ベルモントS、トラヴァーズS、ジョッキークラブゴールドC、メトロポリタンH、ウッドワードSほか。1969年のベルモントSでMajestic Prince(1966.3.19)の米国三冠制覇を阻止し、米国年度代表馬に輝く - Ribofilio(1966.4.6)
→デューハーストSほか - Boucher(1969.4.7)★
→英セントレジャーS(GI)ほか - Regal Exception(1969.5.22)★
→愛オークス(GI)ほか。牝馬。アロンダイト(2003.5.4)の祖母、クリソライト(2010.2.2)&マリアライト(2011.2.19)&クリソベリル(2016.2.10)きょうだい等の曾祖母 - Filiberto(1970.3.18)
→モルニ賞(仏GI)