ミスオンワード 牝 鹿毛 1954.3.8生~1986.3.25没 浦河・近藤俊明氏生産 馬主・樫山純三氏 京都・武田文吾厩舎
Hard Sauce 鹿毛 1948 種付け時活性値:1.25 |
Ardan 鹿毛 1941 |
Pharis 黒鹿毛 1936 |
Pharos 1920.4.4 |
Carissima 1923 | |||
Adargatis 鹿毛 1931 |
Asterus 1923 | ||
Helene de Troie 1916 | |||
Saucy Bella 芦毛 1941 |
★Bellacose 黒鹿毛 1932 |
Sir Cosmo 1926 | |
Orbella 1924 | |||
Marmite 芦毛 1935 |
★Mr Jinks 1926 | ||
Gentlemen’s Relish 1926 | |||
ホールドタイト 鹿毛 1944 仔受胎時活性値:0.25 |
Bobsleigh 栗毛 1932 種付け時活性値:0.75 |
★Gainsborough 鹿毛 1915.1.24 |
★Bayardo 1906 |
Rosedrop 1907 | |||
Toboggan 鹿毛 1925 |
Hurry On 1913.5.7 | ||
Glacier 1907 | |||
Jennydang 鹿毛 1938 仔受胎時活性値:1.25 |
Colombo 鹿毛 1931 種付け時活性値:1.50 |
★Manna 1922 | |
Lady Nairne 1919 | |||
Dalmary 黒鹿毛 1931 仔受胎時活性値:1.50 |
Blandford 黒鹿毛 1919.5.26 種付け時活性値:0.75 |
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Simon’s Shoes 鹿毛 1914 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
<5代血統表内のクロス:Phalaris5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Hard Sauce (Pharos系) |
Bobsleigh (Gainsborough系) |
Colombo (Phalaris系) |
Blandford (Swynford系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Colombo (ホールドタイト) |
5.00 or 3.00 |
仔に重賞勝ち馬3頭 (No. 5-h) |
3番仔? |
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着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 |
走破 時計 |
着差 | 調教師 |
人 気 |
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1 | 5 | ミスオンワード | 牝3 | 栗田 勝 | 1:38.8 | 武田 文吾 | 1 | |
2 | 11 | ヒシチヨ | 牝3 | 小野 定夫 | 1:39.2 | 1・3/4 | 矢野 幸夫 | 2 |
3 | 3 | フレームクイン | 牝3 | 大澤 眞 | 1:39.6 | 2 | 内田 繁三 | 14 |
4 | 9 | ミスカオル | 牝3 | 勝又 忠 | 1:39.8 | 1・1/2 | 松山 吉三郎 | 12 |
5 | 1 | ウンシン | 牝3 | 坂田 正行 | 1:40.0 | 1・1/2 | 石門 虎吉 | 4 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 |
走破 時計 |
着差 | 調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | ミスオンワード | 牝3 | 栗田 勝 | 2:32.0 | 武田 文吾 | 1 | |
2 | 8 | ヨドサクラ | 牝3 | 保田 隆芳 | 2:32.2 | 1・1/4 | 伊藤 勝吉 | 3 |
3 | 6 | セルローズ | 牝3 | 高橋 英夫 | 2:32.2 | ハナ | 柴田 恒治郎 | 2 |
4 | 9 | ユキサチ | 牝3 | 坂本 榮三郎 | 2:32.6 | 3 | 高木 良三 | 8 |
5 | 12 | ギンセイ | 牝3 | 梶 輿四松 | 2:32.8 | 1 | 稲葉 幸夫 | 7 |
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デアリングタクト(2017.4.15)が史上2頭目の無敗の牝馬二冠を目指すということで、63年前に初めて無敗の牝馬二冠を達成した名牝を紹介しておこうと思った次第です。
ミスオンワード。デビューから8連勝、無敗で桜と樫の女王に輝いた1957年の二冠牝馬。「樫」の女王を戴いたのは「オンワード樫山」創業者の樫山純三氏の持ち馬であっただけに相応しくもありました。
Wikipediaのミスオンワードの記事によりますと、
ミスオンワードの馬主である樫山純三は「組曲」や「23区」などを展開する服飾ブランド「オンワード樫山」の創業者であるが、一時展開していた女性用コートのブランドに本馬からとった「Miss Onward」という名称を与えていた。
樫山氏の持ち馬ということでは、同じ1954年生まれ世代にオンワードゼア(1954.5.29)-1958年の天皇賞・秋、有馬記念の勝ち馬。トキツカゼ(1944.3.10)の仔にしてオートキツ(1952.5.2)の半弟-もいて、ミスオンワードとオンワードゼアの2頭は第18回優駿牝馬の翌週に行われた第24回東京優駿で一緒にレースを走りました。そう、ミスオンワードは優駿牝馬から連闘で東京優駿に挑んだのでした。結果はヒカルメイジ(1954.3.14)に敗れたものの果敢なチャレンジ。その心意気やよし。
果たして、ミスオンワード以来となる63年ぶり史上2頭目の無敗の牝馬二冠はなされますでしょうか。乙女たちの決戦、第81回優駿牝馬(GI)は2020年5月24日15時40分の発走です。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
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[ミスオンワード(1954.3.8)の主な競走成績]
- 優駿牝馬、桜花賞、京都3歳S、目黒記念・秋、神戸盃
- 天皇賞・秋、スワンS
- 鳴尾記念、日本経済新春杯
通算28戦14勝、2着3回、3着5回。