ユーバーレーベン 牝 青鹿毛 2018.1.27生 新冠・ビッグレッドファーム生産 馬主・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 美浦・手塚貴久厩舎
★ ゴールドシップ 芦毛 2009.3.6 種付け時活性値:0.00【8】 | ステイゴールド 黒鹿毛 1994.3.24 | サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 | ★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ゴールデンサッシュ 栗毛 1988.4.23 | デイクタス 1967.4.11 | ||
ダイナサツシユ 1979.3.16 | |||
ポイントフラッグ 芦毛 1998.3.23 | メジロマックイーン 芦毛 1987.4.3 | ★メジロテイターン 1978.3.22 | |
メジロオーロラ 1978.3.8 | |||
パストラリズム 黒鹿毛 1987.5.15 | プルラリズム 1980.4.9 | ||
トクノエイテイー 1978.3.2 | |||
マイネテレジア 青毛 2007.3.18 仔受胎時活性値:0.50【10】 | ロージズインメイ(USA) 青鹿毛 2000.2.9 種付け時活性値:1.50【6】 | Devil His Due 黒鹿毛 1989.4.18 | Devil’s Bag 1981.2.19 |
Plenty O’Toole 1977.2.15 | |||
Tell a Secret 黒鹿毛 1977.4.25 | Speak John 1958.2.7 | ||
Secret Retreat 1968.5.13 | |||
マイネヌーヴェル 黒鹿毛 2000.3.17 仔受胎時活性値:1.50【6】 | ブライアンズタイム(USA) 黒鹿毛 1985.5.28 種付け時活性値:1.50【14】 | Roberto 1969.3.16 | |
Kelley’s Day 1977.5.11 | |||
マイネプリテンダー(NZ) 黒鹿毛 1995.11.12 仔受胎時活性値:0.875【3.5】 | ★Zabeel(NZ) 鹿毛 1986.10.25 種付け時活性値:0.00【8】 | ||
Giladah(IRE) 鹿毛 1986.4.1 仔受胎時活性値:0.125【8.5】 |
<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Hail to Reason5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
★ゴールドシップ (サンデーサイレンス系) | ロージズインメイ (Halo系) | ブライアンズタイム (Roberto系) | ★Zabeel (Sir Tristram系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ロージズインメイ (Conniver) | 3.00 | 祖母がGIII勝ち馬 (No. 6-b) | 6番仔 (2連産目) |
*
着 順 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 斤 量 | 騎手 | 走破 時計 | 着差 | 通過 順位 | 上り 3F | 馬体重 [増減] | 調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | ユーバーレーベン | 牝3 | 55 | M.デムーロ | 2:24.5 | 12-13-10-8 | 34.4 | 462 [+8] | 手塚 貴久 | 3 | |
2 | 7 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 55 | C.ルメール | 2:24.6 | 1 | 5-7-10-10 | 34.4 | 450 [+6] | 国枝 栄 | 2 |
3 | 8 | ハギノピリナ | 牝3 | 55 | 藤懸 貴志 | 2:24.6 | ハナ | 17-17-15-12 | 34.3 | 454 [0] | 高野 友和 | 16 |
4 | 4 | タガノパッション | 牝3 | 55 | 岩田 康誠 | 2:24.8 | 1 1/4 | 16-16-17-16 | 34.2 | 456 [0] | 鮫島 一歩 | 10 |
5 | 15 | アールドヴィーヴル | 牝3 | 55 | 松山 弘平 | 2:24.8 | アタマ | 13-13-13-12 | 34.5 | 422 [0] | 今野 貞一 | 7 |
2021年の第82回優駿牝馬。ユーバーレーベン、その馬名意味は「生き残る(独)」ということ。岡田繁幸さんの信念、正にここに生き残っています。

岡田繁幸氏(1950.3.19~2021.3.19)-マイネル軍団総帥、逝く-
岡田繁幸氏(1950.3.19~2021.3.19)-マイネル軍団総帥、逝く-
父ゴールドシップ、母父ロージズインメイ共に岡田さんの肝煎りでビッグレッドファームでの種牡馬入り、そして曾祖母マイネプリテンダーは新国産馬で直仔に4頭の重賞勝ち馬を送り込んだ名繁殖牝馬。岡田さんが導入された血の結実が第82回優駿牝馬で成されました。
では、以下にユーバーレーベンの簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。
マイネプリテンダー 1995.11.12 1勝 |マイネヌーヴェル 2000.3.17 3勝 フラワーC(GIII)ほか ||マイネテレジア 2007.3.18 1勝 |||マイネルファンロン 2015.2.19 現役 函館記念(GIII)2着 スプリングS(GII)3着 |||ユーバーレーベン 2018.1.27 (本馬) 優駿牝馬(GI) 札幌2歳S(GIII)2着 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)3着ほか |マイネルネオス 2003.3.30 8勝 中山グランドジャンプ(J・GI)ほか |マイネルアワグラス 2004.5.1 6勝 シリウスS(GIII)ほか |マイネルチャールズ 2005.4.27 4勝 弥生賞(JpnII) 京成杯(JpnIII)ほか
マイネプリテンダーは3回ブライアンズタイムを交配しており、出来た仔がマイネヌーヴェル、マイネルアワグラス、マイネルチャールズの3頭。いずれもJRA重賞の勝ち馬になったのですから素晴らしい。そうして、曾孫の代でついにGI勝ち馬が輩出されました。
ユーバーレーベン。その身に御霊を携えて東京芝2400mのクラシックホースとして歴史にその名を刻みました。(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンにとって初めての五大クラシック勝ち馬、そして父ゴールドシップにとっても初めてのGI勝ち産駒となったユーバーレーベン。天国の岡田総帥に届いたかな、その勝利。これからのさらなる活躍、ただただ期待しています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。