アランバローズ 牡 鹿毛 2018.2.8生 新冠・大狩部牧場生産 馬主・猪熊広次氏 船橋・林正人厩舎
ヘニーヒューズ(USA) 栗毛 2003.4.5 種付け時活性値:1.50【14】 | ヘネシー 栗毛 1993.3.25 | ▲Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 | Storm Bird 1978.4.19 |
Terlingua 1976.2.7 | |||
Island Kitty 栗毛 1976.2.23 | Hawaii 1964 | ||
T. C. Kitten 1969.3.30 | |||
Meadow Flyer 鹿毛 1989.1.22 | Meadowlake 栗毛 1983.3.12 | Hold Your Peace 1969.1.24 | |
Suspicious Native 1972.4.1 | |||
Shortley 黒鹿毛 1980.3.11 | Hagley 1967.4.13 | ||
Short Winded 1965.4.20 | |||
カサロサーダ 鹿毛 2013.1.26 仔受胎時活性値:1.00【4】 | ステイゴールド 黒鹿毛 1994.3.24 種付け時活性値:0.50【18】 | サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 | ★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ゴールデンサッシュ 栗毛 1988.4.23 | デイクタス 1967.4.11 | ||
ダイナサツシユ 1979.3.16 | |||
センブラフェ(ARG) 鹿毛 2007.8.28 仔受胎時活性値:1.125【4.5】 | Manipulator(USA) 鹿毛 2001.5.22 種付け時活性値:1.375【5.5】 | Unbridled 1987.3.5 | |
Inside Information 1991.5.23 | |||
Siembra Pasion(ARG) 黒鹿毛 1998.9.4 仔受胎時活性値:2.00【8】 | El Sembrador(ARG) 栗毛 1991.9.10 種付け時活性値:1.50【6】 | ||
Larga Pasion(ARG) 鹿毛 1992.7.10 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
<5代血統表内のクロス:なし>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ヘニーヒューズ (Storm Cat系) | ステイゴールド (サンデーサイレンス系) | Manipulator (Mr. Prospector系) | El Sembrador (Nearco系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ヘニーヒューズ | 5.375 | 祖母が亜GI2勝 (No. 10-a) | 初仔 |
*
着 順 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 斤 量 | 騎手 | 走破 時計 | 着差 | 通過 順位 | 上り 3F | 馬体重 [増減] | 調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | アランバローズ | 牡2 | 55 | 左海誠二 | 1:40.7 | 1-1-1-1 | 39.4 | 434 [-3] | 林正人 | 2 | |
2 | 10 | ランリョウオー | 牡2 | 55 | 本橋孝太 | 1:41.8 | 5 | 2-2-2-2 | 40.1 | 445 [-10] | 小久保智 | 6 |
3 | 6 | ルーチェドーロ | 牡2 | 55 | 戸崎圭太 | 1:42.5 | 3 | 3-3-3-4 | 40.5 | 496 [-4] | 高橋裕 | 8 |
4 | 4 | タイセイアゲイン | 牡2 | 55 | 福永祐一 | 1:42.6 | クビ | 7-7-7-5 | 39.9 | 479 [+7] | 松下武士 | 4 |
5 | 13 | バクシン | 牡2 | 55 | 斉藤新 | 1:42.7 | 1/2 | 6-5-5-6 | 40.3 | 488 [0] | 斉藤誠 | 3 |
2020年の第71回全日本2歳優駿。戦前まで4戦4勝だった船橋のアランバローズ。

デュアリスト(2018.5.15)&アランバローズ(2018.2.8)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.9)-
デュアリスト 牡 栗毛 2018.5.15生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・安田隆行厩舎 アランバローズ 牡 鹿毛 2018.2.8生 新冠・大狩部牧場生産 馬主・猪熊広次氏 船橋・林正人厩舎
5連勝目は透徹した逃げによって果たされました。逃げた馬にメンバー最速の上がり脚を使われてしまっては、後続は為す術がありません。さながら「逃げて差す」。懐かしのサイレンススズカ(1994.5.1)を思い出すところですが、橙の帽子に「白、緑一本輪、白袖」をまとった左海誠二騎手に操られたアランバローズ、ただただ見事な逃げ切り勝ちでした。
アランバローズの父であり0の理論的には最優性先祖であるヘニーヒューズ。
クリックして12_henny-hughes.pdfにアクセス
優駿スタリオンステーションの筆頭種牡馬として大人気の同馬は現役時代に6勝を挙げ、その主な勝ち鞍にヴォスバーグS(米GI)、キングズビショップS(米GI)、サラトガスペシャルS(米GII)、ジャージーショアBCS(米GIII)と米グレードレース4勝。ヴォスバーグSはベルモントパーク・ダート6Fを1分8秒13のステークスレコード勝ちを収めるなど、スピード自慢の快足馬でした。
そんなヘニーヒューズの代表産駒を確認しておきますと、
- Beholder(2010.5.9)
→ブリーダーズカップ・ディスタフ(米GI)2回、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ(米GI)、パシフィッククラシック(米GI)、ゼニヤッタS(米GI)3回、サンタアニタオークス(米GI)、ラスヴァージネスS(米GI)、ヴァニティマイルS(米GI)、クレメントLハーシュS(米GI)ほか - アジアエクスプレス(2011.2.9)
→朝日杯フューチュリティS(GI)、レパードS(GIII)ほか - モーニン(2012.4.14)
→フェブラリーS(GI)、根岸S(GIII)、コリアスプリントほか - Academic(2012.4.30)
→ウッドバインオークス、カナディアンダービー(加GIII)、ブリティッシュコロンビアダービー(加GIII)ほか - ワイドファラオ(2016.4.3)
→かしわ記念(JpnI)、ニュージーランドT(GII)、ユニコーンS(GIII)ほか - アランバローズ(2018.2.8)
→全日本2歳優駿(JpnI)ほか。本稿の主役
米GI11勝の名牝Beholder、芝ダート兼用のアジアエクスプレス&ワイドファラオ、日本国内のみならず韓国でも頑張ったモーニンなど記事にしている馬の多さからも、種牡馬能力の確かさが伺えます。そんなヘニーヒューズの代表産駒に名を連ねたアランバローズ。伸び行く若駒の2021年の活躍を期待しています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。