レイパパレ(2017.1.28)-第65回大阪杯(GI)の勝ち馬-

Result

レイパパレ 牝 鹿毛 2017.1.28生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・高野友和厩舎

レイパパレ(2017.1.28)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.50【14】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
シェルズレイ
芦毛 2003.5.23
仔受胎時活性値:1.25【13】
クロフネ
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:1.00【4】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
Deputy Minister 1979.5.17
Mitterand 1981.2.19
ブルーアヴェニュー
芦毛 1990.4.18
Classic Go Go 1978.2.11
Eliza Blue 1983.4.11
オイスターチケット
鹿毛 1998.3.27
仔受胎時活性値:1.00【4】
ウイニングチケット
黒鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:1.75【7】
トニービン 1983.4.7
パワフルレデイ 1981.5.27
ナムラピアリス
栗毛 1984.4.28
仔受胎時活性値:1.25【13】
トウシヨウボーイ
鹿毛 1973.4.15
種付け時活性値:0.50【10】
ヤマニサクラ
鹿毛 1967.3.29
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【16】

<5代血統表内のクロス:なし>

レイパパレ(2017.1.28)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
クロフネ
(Deputy Minister系)
ウイニングチケット
(ゼダーン系)
トウシヨウボーイ
(Princely Gift系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ウイニングチケット
(シェルズレイ)
5.50 or 3.50 全兄シャイニングレイ
(No. 3-l フロリースカツプ系)
8番仔
(不受胎後)

*

2021年の第65回大阪杯(GI。阪神芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 8レイパパレ 牝4 55 川田 将雅 2:01.6  1-1-1-1 36.8 422
[-2]
高野 友和 4
2 1モズベッロ 牡5 57 池添 謙一 2:02.3 4 10-10-9-5 36.8 486
[+2]
森田 直行 6
3 7コントレイル 牡4 57 福永 祐一 2:02.5 3/4 9-9-6-2 37.4 472
[+16]
矢作 芳人 1
4 12グランアレグリア 牝5 55 C.ルメール 2:02.5 クビ 5-5-5-2 37.4 496
[-6]
藤沢 和雄 2
5 2サリオス 牡4 57 松山 弘平 2:02.7 1 1/4 3-3-2-2 37.7 538
[0]
堀 宣行 3

2021年の第65回大阪杯。雨中の重馬場で行われた春の中距離最強馬決定戦。13頭中最軽量の422kg、小柄な牝馬レイパパレ。発馬直後左にややヨレたものの、行き脚よく先頭に立ち1000m59秒8という重馬場にしては速い通過。3角から4角、迫るサリオス(2017.1.23)グランアレグリア(2016.1.24)、そしてコントレイル(2017.4.1)。そんなGI馬たちの「圧」にも臆せずレイパパレ。直線では馬場の良いところ、中央外側に進路を取ると、雨も重馬場もGI初挑戦もものかは、決勝点では追い込んだモズベッロ(2016.4.7)に4馬身差の圧勝。逃げた馬に最速の上がり3ハロン36秒8の脚を使われてしまっては、後続に為す術はありません。レイパパレ6戦6勝、無敗のGI初制覇を豪華メンバーの大阪杯で遂げました。

そうして見れば、レイパパレの牝系は小岩井の3号族l分枝系であるフロリースカップ(1904)系。フロリースカップ系のJRA・GI勝利を確認すると、ウオッカ(2004.4.4)による2009年のジャパンカップ(GI)以来、12年ぶりのこと。

ウオッカ(2004.4.4)
ウオツカ 牝 黒鹿毛 2004.4.4生~2019.4.1没 静内・カントリー牧場生産 馬主・谷水雄三氏 栗東・角居勝彦厩舎

気が付けば本日2021年4月4日は、ウオッカが存命であれば17回目の誕生日。レイパパレ、小岩井牝系の底力を、21世紀最初のディケイドで活躍したウオッカの誕生日に、改めて、まざまざと見せ付けてくれました。本当に良いものは褪せない。牝系を継承してくれているのがノーザンファーム、そして母と祖母の所有者が金子真人オーナーであったことに、畏敬の念を覚えます。

という訳で、以下にレイパパレのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

オイスターチケット 1998.3.27 2勝 すずらん賞(OP) ファンタジーS(GIII)3着
|ダブルティンパニー 2002.5.7 5勝
|シェルズレイ 2003.5.23 3勝 ローズS(GII)2着 チューリップ賞(GIII)2着
||シャイニングレイ 2012.5.22 4勝 ホープフルS(GII) CBC賞(GIII)ほか
||レイパパレ 2017.1.28 (本馬) 大阪杯(GI) チャレンジカップ(GIII)
|ブラックシェル 2005.1.31 2勝 NHKマイルカップ(JpnI)2着 東京優駿(JpnI)3着ほか
|アンコールプリュ 2015.4.17 現役 フィリーズレビュー(GII)2着

レイパパレの全兄シャイニングレイも高野友和厩舎の所属馬でした。シャイニングレイは2歳時にホープフルSを制した折にはクラシック候補と目されましたが、3歳の弥生賞(GII)7着の後に脚部不安と屈腱炎で長期離脱。ただそれで終わらなかったところが大したもので、5歳時には安土城S(OP)とCBC賞と短距離レースで連勝を見せてくれました。また母シェルズレイはアドマイヤキッス(2003.2.8)を苦しめた、中京芝2000mで開催されたローズS2着が印象に残っています。まま、チューリップ賞でもアドマイヤキッスの2着だったのですが^^;。そしてまた叔父ブラックシェルも懐かしい。弥生賞2着、NHKマイルカップ2着、東京優駿3着、神戸新聞杯(JpnII)2着。ディープスカイ(2005.4.24)が立ちはだかりましたが、東京優駿では1角でステーブルメイトから不利を受けてしまったのが痛かった。むぅ、振り返ればレイパパレの近親馬にも思い出がたくさんあったもの。思えば、祖母オイスターチケットが2001年の牝馬クラシックを走っていた時も、ウイニングチケットの仔のオープン特別勝ち馬は気になっていたものです。オイスターチケットが桜花賞(GI)を走った時には阪神競馬場の現地で見ていました。あれから20年。星霜は流れ、血は巡り、馬は変わらず駆けて行きます。

  

無敗のまま古馬GIを突破したレイパパレ。小柄な馬体に愛らしい顔をした鹿毛の牝馬の、この後に向かう進路が気になりますが、今は激戦の疲れを癒やしてください。本当にお疲れ様でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。